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日経VI:小幅に上昇、株価の下値堅く警戒感の広がりは限定的

日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は4日、前日比+0.13(上昇率0.76%)の17.15と上昇した。なお、高値は17.47、安値は16.99。昨日の米株式市場でダウ平均が下落した流れを受け、今日の東京市場は売りが先行し、日経225先物は下落、日経VIは上昇して始まった。取引開始後、午前の中頃からは日経225先物は下値が堅くなり、ボラティリティーの高まりを警戒するムードは大きくは広がらなかった。さらにその後、日経225先物が下げ渋ると、投資家心理は改善し、日経VIは低下に転じる場面もあった。

【日経平均VIとは】

日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。

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