株ブロガー・さなさえ：【注目株のお話】都知事選のニューカマー達にスタンドは熱狂と化すか【FISCOソーシャルレポーター】

2024年6月29日08:00 UTC

以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「さなさえ」氏（ブログ：『さなさえの麗しき投資ライフ』）が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。

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※2024年6月25日20時に執筆

皆様、おはこんばんちは。今年も驚異的なペースでスタンドに白球を放り込む大谷翔平選手に、スタンドは大喝采です。昭和、平成と生き抜いてきた女子として、「ノモやイチロー、マツイもかくや…いな…」と、ほれぼれしちゃっています。次にこれを日本の子供達に見せる若者達を、我々大人がちゃんと育て、守っていく仕組み作りが本当に大切ですね。先日始まった都知事選を見守りながら、久しぶりに両親に電話をした、さなさえです。

夕刊フジ主催・株1GPグランドチャンピオン大会・準優勝（21年度）のアラフォー女性投資家が綴る当記事の連載も2年目…はや76回目です。今回も表題のコラムと共に、最近の注目株をご紹介していきます。

＜都知事選！都知事選関連株とは？＞

全国民が注目する都知事選が始まりました。現職が圧倒的有利とのアノマリーがある東京都知事戦ではありますが、その当落次第では現総理大臣及び国会・与党内部にまで激震が走るのではとも言われております。つまりは永田町に渦巻く魑魅魍魎達が固唾を飲んで見守るこの頂上決戦こそが、目先の秋の衆院選の結果を色濃く占うイベントであり、首都・東京を通じて日本をも動かしてしまうほどの「御政（おんまつりごと）」なのです。これまでは50％程度にしか至らぬ投票率ではありましたが、国の行く末さえも動かす今期であります。傍観者達のみならず、スタンド全体が熱く動く事を願ってやみません。

と、古舘伊知郎さんをイメージした格闘技的な煽り文句を添えてみましたが、その現職女帝・緑のたぬきこと小池百合子都知事の対抗馬を見てみると、元クラリオンガールなどでもお馴染み美しき仕分け人・蓮舫さん。そして安芸高田市長として古参議員達を4年間に渡りSNSにさらし続けたドS・Youtuberの石丸伸二さん。どうやら今回のメインステージはこちらの三つ巴となりそうです。イチ株式投資家としては、やはり「正真正銘の京大卒の日本人」であり、元・三菱UFJ銀行の超絶エリートの方の政策の方が、やはりわかりやすく注目していますが…まぁ、あの方も都知事選においてはニューカマーの一人ゆえに、果たしてどうなるかはわかりません(笑)。

さて、今回はそんな東京都知事選にちなんだ株、そしてニューカマーにちなんで直近の話題株やIPOなどをご紹介していきます。

＜少子化・防災・ふるさと納税関連が注目テーマか＞

まずは3候補者が共通している少子化対策関連株からは綿半ホールディングス33199をご紹介します。長野地盤のホームセンターを展開しており本業が好調です。グループ企業では自然由来の不妊治療薬の原料や注射剤となる原薬の製造を手掛けており、関連株としても見る事ができますね。続いて都政の要でもある防災関連から、火災報知器や消火設備などで実績のある能美防災66744や新コスモス電機66824をピックアップします。近頃の群発地震からもやはり重要項目となるでしょう。

そして今週、総務省が仲介サイトへのポイント付与禁止へと動いた事もあって、事前にその総務省の見解に沿った運営をしてきたふるさと納税関連であるチェンジHD3962が動いてきましたね。また同関連からはふるさと納税代行業も手掛けるサイネックス22376、飲食店プロデュースとあわせて地域創生にも注力するバルニバービ33418も注目します。さらに都政デジタル化の要の一つでもあるAI関連から、企業向けにChatGPTをカスタム開発などを手掛けるヘッドウォータース44011、そして国内シェアNo.1のAIチャットボットを手掛けるPKSHA Technology33993も挙げます。特に後者は都知事選立候補者として一部で注目される安野たかひろ氏がその子会社「株式会社BEDORE」の代表であった事でも知られていますね。

最後は直近で注目している話題株から、SB623「アクーゴ」を巡って乱高下するサンバイオ4592、そして再編への期待がかかる中でecboとの資本・業務提携を発表して急騰したティーガイア33738をピックアップ。またIPOからはPostPrime<198A>ですね。著名投資家・Youtuberであり、代表取締役でもある高橋ダニエル圭（高橋ダン）氏の人気をしっかり見せてもらいましたね。個人達の人気でどこまでいけるかと見ています。あとは介護DXサポート事業の本格的な展開を開始すると発表したアズパートナーズ<160A>、都知事選の焦点にもなる地方創生でも思惑のあるM&A関連からインテグループ<192A>、高卒就職採用支援サービスで競合と差をつけるジンジブ<142A>もピックアップさせて頂きます。