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東証株価指数、中東への警戒感を払拭し上昇

キーポイント:
  • 東証株価指数、0.7%上昇
  • エネルギー株が上昇を牽引
  • 東証株価指数、週間ではマイナス

イランがイスラエルによる攻撃を軽視したと報じられたことから、投資家が中東情勢への警戒感を後退させたため、カナダの主要株価指数は金曜日に上昇し、週明けの損失回復を目指した。

トロント証券取引所のS&P/TSX総合指数 TSXは、10:00 a.m. ET(14:00 GMT) 時点で、149.81ポイント(0.69%)高の21,858.25だった。

通信サービス株 (.GSPTTTS)は0.8%高、エネルギー株 TTENは原油価格の上昇を受けて1.0%高と上昇を主導した。

情報技術株 TTTTKは0.4%高、ウエートの重い金融株 (.SPTTFS)が0.7%高と続いた。

テヘランがイスラエルの攻撃((link))を軽視し、報復の計画がないことを示唆したため、東証株価指数は全面高となり、全セクターが上昇した。

SIAウェルス・マネジメントのチーフ・マーケット・ストラテジスト、コリン・シジンスキー氏は、「昨晩は、今日も大きな売りが出るかと思われたが、市場は夜通しで反発している」と述べた。

トレーダーは大きな売りが出た後、ディップを買っている可能性があるが、あまり積極的とは思えない、とシジンスキー氏。

同指数は水曜日に最近の連敗を止めたが、2週連続で損失を拡大することになりそうだ。

不動産セクター (.GSPTTRE)は今週、同セクターに遅れをとり、テクノロジー株は同セクターをアウトパフォームしそうだ。

国境を越えて、ダウ DJIとS&P500 SPXは横ばいで始まり、ネットフリックス (link) (.NFLX.O)の下落はナスダック IXICの重荷となった。

企業ニュースでは、暗号鉱山のハット・エイト HUTが1.6%、ビットファームズ BITFが0.4%それぞれ上昇し、ビットコイン BTCUSDの2.3%上昇に追随した。

今後1週間、投資家は米国の大型ハイテク決算に備え、カナダの企業決算もペースを上げるだろう。

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