コルゲート・パルモリーブ、好調な第1四半期決算を受けて売上高成長率目標を上方修正

歯磨き粉メーカーのコルゲート・パルモリーブ CLは金曜日、高価格帯のセルフケア製品やペット用栄養製品の需要が堅調であるとして、年間売上高成長率の見通しを上方修正した。

パーソナルケアやペットフードを含むコルゲート・パルモリーブ製品への需要は、消費者が日常必需品に費やす予算を引き伸ばす中、堅調に推移した。

今月初めには、同業大手のプロクター・アンド・ギャンブル (link) PGとキンバリー・クラーク (link) KMBも、消費者の強い需要のおかげで売上が増加した。

コルゲート・パルモリーブでは、通年の既存事業売上高成長率を、従来予想の3％から5％増に対し、5％から7％増と予想している。

コルゲート・パルモリーブ社のマージンは、値上げと原材料・包装資材のコスト削減により、310bp拡大し60％となった。

パルモリーブ・シャワージェル・メーカーの価格は第1四半期に8.5％上昇し、既存製品の販売量は1.3％増と、昨年の2％減から改善した。

LSEGのデータによると、3月31日に終了した四半期の純売上高は50.7億ドルで、アナリストの平均予想49.6億ドルと比較した。

調整後の1株当たり利益は86セントで、アナリスト予想の81セントを上回った。

家庭用品・消費財メーカーの株価は、今年に入ってから12％上昇し、プレマーケット取引で3％上昇した。