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ハンガリー中央銀行、アップル社の不具合で金融機関に顧客への返済を指示

ハンガリーの中央銀行は土曜日、地元の金融業者に対し、今週初めにアップルの電子決済サービスによって行われた誤請求について、ハンガリー国内の数十万口座に関わる顧客への払い戻しを直ちに開始するよう指示した。

中央銀行によると、水曜日の夕方、合計20億フォリント((543万ドル))以上に相当する約78万件の誤請求があった。

ハンガリー国立銀行の声明は、問題の規模を初めて公式に示した。この声明では、アップル社の銀行カード提携先の名前は挙げられていない。

金融部門の規制を担当する中央銀行は、この問題はサイバー攻撃の結果ではないと述べた。

「NBHは現在の手続きのペースに満足しておらず、金融サービス提供者に対し、顧客への払い戻しを直ちに開始するよう求めている。

また、ハンガリーの銀行による足の引っ張り合いは「まったく容認できない」とし、まだ補償を申請していない顧客への補償を開始するよう金融業者に求めた。

アップル AAPLからのコメントは得られていない。

中央銀行は、事件後のハンガリーの銀行の苦情と弁済の取り扱いが既存の規制に沿ったものであったかどうか、詳細な調査を開始すると述べた。

(1ドル=368.58フォリント)

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