ストラテジーアラート

ストラテジーアラートを作成する方法は?

ストラテジーアラートは以下の方法で作成する事ができます:

  • 「ストラテジーテスター」パネルの「アラートを追加」ボタンを使用する方法:
  • ストラテジーのドロップダウンメニューを使用する方法:
  • アラート作成のダイアログからストラテジーを選択する方法:

ストラテジーアラートはどの様に動作しますか?

ストラテジーにアラートを作成すると、ストラテジーのコピーがサーバー上に作成されます。その後このコピーは、ご利用のブラウザのチャートのストラテジーとは独立して実行され、チャートのストラテジーを変更してもサーバー上で実行されているコピーの操作には影響しません。チャートのストラテジーの設定を変更してアラートの動作に反映させるには、対象の既存のアラートを削除して、新規にアラートを作成する必要があります。

サーバー上でストラテジーはどの様に実行されますか?

ストラテジーは、過去のヒストリーデータで計算された後、リアルタイムでの計算に移ります。ストラテジーで置かれた注文がブローカーエミュレーターで実行されると、アラートがトリガーされます。アラートが有効期限になるまで、注文が実行される度に通知が送信されます。

ヒストリカルバーでの注文には通知は送信されません。リアルタイムで実行された注文のみアラートはトリガーされます。

同じバーで複数の通知を送信できますが、前述のように3分間に15回を超えてトリガーされるとアラートは停止します。

プレースホルダーを使用してアラートの通知メッセージを作成する事が可能です。アラートがトリガーされた時に、プレースホルダーはそれぞれの対応する値に置き換えられます。プレースホルーダーは以下のキーワードを2つの波括弧で囲む事で定義されます。例.{{strategy.position_size}}:

  • strategy.position_size - Pineの同じキーワードの値を返します。つまり現在のポジションサイズです。
  • strategy.order.action - 実行された注文の文字列 “buy” または “sell” を返します。
  • strategy.order.contracts - 実行された注文の取引数を返します。
  • strategy.order.price - 注文が実行された価格を返します。
  • strategy.order.id - 実行された注文のIDを返します(注文を生成するいずれかの関数 - strategy.entry, strategy.exit または strategy.order - の呼び出しで最初のパラメーターとして用いられている文字列)。
  • strategy.order.comment - 実行された注文のコメントを返します(注文を生成するいずれかの関数 - strategy.entry, strategy.exit または strategy.order - の呼び出しの際にコメントパラメーターで用いられている文字列)。コメントの指定が無い場合には、strategy.order.id の値が利用されます。
  • strategy.order.alert_message - 発注に用いられるいずれかの関数 - strategy.entry, strategy.exit または strategy.order - が呼び出される際にストラテジーのPineコードで用いられるアラートメッセージパラメーターの値を返します。この機能は、Pine v4以降でのみサポートされます。
  • strategy.market_position - ストラテジーの現在のポジションを文字列の形式 - “long”, “flat” または “short” - で返します。
  • strategy.market_position_size - 現在のポジションサイズを絶対値で、つまり正の数で返します。
  • strategy.prev_market_position - ストラテジーの前のポジションを文字列の形式 - “long”, “flat” または “short” - で返します。
  • strategy.prev_market_position_size - 前のポジションサイズを絶対値で、つまり正の数で返します。

プレースホルダーの詳細についてはこちらをご確認ください。