チョピネス・インデックス (CHOP) は、市場が不安定(レンジ相場)か、不安定でない(いずれかの方向のトレンド内で取引される)かを判断するために設計されたインジケーターです。チョピネスインデックスは、方向性が全くないインジケーターの例です。CHOPは将来の市場の方向を予測するものではなく、市場のトレンドを定義するためだけに使用される指標です。このインジケーターの基本的な理解は次のようになります: 値が高いほど不安定さが高く、値が低いほどトレンドが明確である事を示します。
チョピネス・インデックスは、オーストラリアの商品トレーダーであるE.W. ドレイスによって作成されました。
100 * LOG10( SUM(ATR(1), n) / ( MaxHi(n) - MinLo(n) ) ) / LOG10(n)
n = User defined period length.
LOG10(n) = base-10 LOG of n
ATR(1) = Average True Range (Period of 1)
SUM(ATR(1), n) = Sum of the Average True Range over past n bars MaxHi(n) = The highest high over past n bars
チョピネス・インデックスは、レンジであるかトレンドであるかを特定するのに役立つ興味深い指標です。アナリストが警戒すべき点は、レンジやトレンドがいつまで続く可能性があり、いつ反転する可能性が高いかの特定です。これを実現する為の最善の方法は、CHOPを追加のチャートツールや分析と組み合わせることです。例えば、トレンドラインや伝統的なチャートパターンと組み合わせてCHOPを使用します。
CHOPの計算に利用される期間(デフォルトは14)です。
この数を変更すると、CHOPの表示が現在の市場に対して前方または後方に移動します。デフォルトは0です。
CHOPの値を表示するラインの可視性を切り換える事ができます。CHOPのラインの色や太さ、ビジュアルスタイル(デフォルトはラインです)を選択する事も可能です。
アッパーバンドの可視性の切り替えと、アッパーバンドの値や色、線の太さ、線の種類を選択する事ができます。
ロワーバンドの可視性の切り替えと、ロワーバンドの値や色、線の太さ、線の種類を選択する事ができます。
バンド内の背景色の可視性を切り替えます。背景の色自体と不透明度の変更も可能です。
インジケーターの値を四捨五入して残す小数点以下の桁数を設定します。この数値が大きいほど、インジケーターの値の小数点以下の桁数が多くなります。