ダブルボトムとは、同じ水準に連続して2回つけられた安値(多少の数値の差は許容範囲とします)と、その間にある高値によって形成される反転パターンのことです。価格が再び最初の安値の水準に達した後に、反転して中間に位置する高値の水準を上回ると、安値から高値の差とほぼ同じ値幅分の価格の上昇が予想されます。
このインジケーターは過去600本のバー上からパターンを検索します。パターンは値動きを示す線 (Price Line) とネックライン (Neck Line) で構成されています。ネックラインは、中間に位置している高値を通るように引かれた水平線です。最後のポイント5を除いて、各プライスラインの始点と終点は5/5ピボットに位置しています。ポイント5は、直近のプライスラインとネックラインとの交点に位置しています。In Progressのモードでは、すでに形成されたパターンだけでなく、出現しつつあるパターンも探します。このようなパターンでは2回目の底がピボットにない場合があり、形成中のプライスラインが点線で表示されます。
2回目の底が出現した後、価格(終値)がネックラインを上回るとパターンが形成されたと判断されます。Targetのラベルが付けられた点線の水平線が表示されますが、これはパターン形成後に到達すると予想される価格水準を示しています。新しいバーが出現すると、この線は右方向へ直近のバーまで延長され、パターンの状態がAwatingから変化するまで続きます。ラベルのツールチップには、価格とパターンの現在のステータスが表示されます。ステータスが変わると、ラベルの色も変化します。全部で以下3つのステータスがあります:
2つのパターンが交錯している場合は "Awating" のパターンが優先されます。交錯しているパターンのステータスが ”Failed" または "Reached" になっている場合、あるいは両方が "Awating" の場合、底となっている価格の値が最も近いものがパターンとしてチャートに表示されます。つまり、より的確な値を使用してパターンが表示されるようになっています。
パラメーター: