レイアウト、チャート、描画、インジケーター、および各機能の相互関係
レイアウト
一つのレイアウトの中にはチャート/チャート設定/描画ツール/インジケーターが含まれています。それぞれのレイアウトには、そのレイアウトを特定できる一意のURLが与えられています。

ウォッチリストとアラートはレイアウトの中に保存されません。レイアウトの一覧についてはレイアウトのウィンドウから見ることができます。

この一覧からお好みのレイアウトを読み込むことができます。また、お気に入りに追加したり、レイアウトを削除することも可能です。

レイアウトの削除時には確認のダイアログが表示され、削除しようとしているレイアウトにどんなデータが含まれているかが示されます。

レイアウトの削除には注意を要します。 必要なレイアウトを誤って削除しないように、レイアウトごとに異なる名前を付けておくことをお勧めします。
誤ってレイアウトを削除してしまうと、元に戻すことはできません。
チャート
チャートはレイアウトを構成する要素です。1つのチャートは言わば1つの画像からなる箱であり、この中で1つのデータ系列(シンボル)が表示されます。これに加えて、スケール(価格と時間)、データ系列上に重ね合わされるインジケーター、独立したペイン内のインジケーター、各種描画ツールも表示されます。
一つのレイアウト内で1~16個のチャートを表示させることができます。レイアウト内で表示できるチャートの数の上限はプランによって異なります。

チャート設定: 背景色、ライン、ローソク足など
レイアウト内の各チャートごとに異なる設定が可能です。
これらの設定はレイアウト間で同期されません。複数のタブで1つのレイアウトを操作して、1つのチャートに対して異なる設定を行った場合は最新の変更のみが保存されます。
チャート設定の「すべてに適用」ボタンをクリックすると、そのチャートで行った設定内容をレイアウト内の他のチャートすべてに適用できます。

インジケーター
インジケーターはレイアウト間やそのレイアウト内に存在するチャート間では同期されません。しかし、インジケーターのコンテキストメニューから「このインジケーターをレイアウト全体に追加」をクリックすれば、そのインジケーターをレイアウト内のチャートすべてに適用することができます。

または、チャートのコンテキストメニューから「これらのインジケーターをレイアウト全体に適用」をクリックすることで、現在のチャート上に存在するすべてのインジケーターを他のチャートすべてに適用することができます。

現在のチャート上で使用しているインジケーターの設定をひとまとめにして、テンプレートとして保存することができます。

テンプレートを適用すると、現在のチャート上で表示されているインジケーターやペイン内で表示されているインジケーターが削除され、テンプレート内のインジケーターがチャート上に追加されます。
なお、インジケーターテンプレートでは描画オブジェクトは保存されないため、テンプレートを使用して新しく表示したインジケーターの画面からは描画オブジェクトが削除されます。これは、以前に描画オブジェクトを作成した時と同一のインジケーターをそのテンプレートが含んでいたとしても同様です。
誤ってインジケーターテンプレートを適用して、インジケーターを含む画面から描画オブジェクトを削除してしまった場合は、すぐに「キャンセル」をクリックしてください。そうしないと、描画オブジェクトを元に戻すことはできません。
描画ツールと同期
描画ツールは選択モードに応じて、レイアウト内のチャート間のみで、あるいはグローバルに同期させることができます。

「同期しない」を選択している場合、描画オブジェクトはそれを描画したのと同じレイアウトのそのチャートにだけ保存されます。「レイアウト内で同期」を選択している場合、現在のシンボル上の描画が現在のレイアウト内のチャートすべてで同期されます。このとき描画オブジェクトの同期を無効にすると、他のチャートからそのオブジェクトが削除されます。
「グローバルに同期」を選択した場合、描画オブジェクトはすべてのチャートとレイアウトで同期され、新規に作成したレイアウト内でも表示されます。描画オブジェクトのグローバル同期モードをオフにすると、他のすべてのレイアウトからそのオブジェクトが削除されます。

レイアウトの自動保存が有効になっている場合に限り、オブジェクトは異なるウィンドウ/タブ/デバイス間でリアルタイムにグローバル同期されます。自動保存が無効の場合、オブジェクトは手動で保存した後にのみ同期されます。
描画オブジェクトのメニューでの操作には注意が必要です。現在チャート上で開いていないシンボルの描画オブジェクトを削除した場合、「元に戻す」コマンドを使っても描画オブジェクトは復元されません。

間違ってシンボルから描画オブジェクトを削除すると、それらを元に戻すことはできません。
自動保存
レイアウト内に未保存の変更がある場合、画面上部のパネルにあるレイアウト名の下に青色で「保存」の文字が表示されます。

このメッセージが表示されたら、ページを閉じる前にレイアウトを保存して、最新の変更内容を失わないようにしてください。
自動保存を有効にすると作成した描画オブジェクトとその変更が即座に保存されます。また、他のタブで同一のレイアウトとシンボルを開いているときに描画オブジェクトの変更を保存すると、その変更内容が他のタブでもその時点で反映されます。