暗号界のダークホースと見られることも多いアルゴランドは、2019年に登場したプルーフ・オブ・ステーク型のブロックチェーンです。創設者のシルビオ・ミカリ(MIT教授)は、アルゴランドに「ブロックチェーンのトリレンマ」— ブロックチェーンは a.分散性、b.拡張性、c.セキュリティという3つの重要特性のうち2つしか提供できない、という仮説 — に取り組ませています。アルゴランドのシステムではALGOの所有者がブロック生成に参加でき、低コスト・高スループットが実現されています。そのためアルゴランドはDeFiやコンテンツ制作者に適しています。また環境にかなり配慮したチェーンであることや2022年のFIFAワールドカップの公式スポンサーになるなど、アルゴランドは今の時代にマッチした多くの事例に関与しています。