チャートはどう見るかで見え方が全く違う ~自動抽出のマジック~(BDI)バルチック海運指数 週足
昨年の11月にもバルチック海運指数を取り上げました。
そのときのチャートが下記の「関連するアイデアへリンクする」のところにあります。
下のチャートは2018年からの直近のチャートになり、下記のように見るともみ合い相場だが、それなりに動いているように見えます。
ところが、今回はもっと過去からを表示してみました。
皆さんの印象はいかがでしょうか。
こうやって見ると、リーマンショック以降のバルチック海運指数の動きが如何に小さいかが分かります。
そして、ポイントは上か下かに現状のもみ合いを抜けたときに直近のチャートを見ている人は随分大きく動いたと感じるのです。
例えば、上放れると随分高くなったとか、下放れると随分安くなったというように。
ところが、本質は違っていて、大きな流れにおいて膠着していた相場が動き出したのだということなんです。
だから、動き出したわけだから、天井を打つか、底を打つまでは、その方向に動くということを理解しましょう。
もみ合いを放れたときは、「高くなった」、「安くなった」ではなく、「やっと動き始めた」という感覚を持ちましょう。
私は、この感覚がトレードにおいては大事だと思っています。
バルチック海運指数については下記の記事の中で書いているのでご参照ください。