トレンドの有無を確認する!(4063)信越化学工業 日足
今回はHLバンド(ドンチャンチャネルとも言います)について見ていきましょう。
HLバンドとは非常にシンプルなインジケーターです。
ある期間の高値を結ぶ。ある期間の安値を結ぶものです。
チャートには緑と青のHLバンドがあります。
緑は20日間(1か月)のHLバンドとなっています。
つまり、20日間の高値どうし、安値どうしを結んでいます。
ハイバンドは、高値更新したら右肩上がりになり、高値更新しなければ横ばいになります。
20日間以上高値更新しないと、右肩下がりになります。
ローバンドは、安値更新したら右肩下がり、安値更新しなければ横ばいになります。
20日以上安値更新しないと、右肩上がりになります。
青は100日間(1か月の5倍)、つまり、週足のHLバンドになっています。(考え方は同じです。)
この信越化学工業の直近相場を見ると、「ハイバンド20」が右肩上がりになったとに、「ハイバンド100」も右肩上がりになってきました。
しかし、その後、「ローバンド20」が右肩下がりになりました。
ということは、週足の上昇トレンドが発生してきたが、そのトレンドが終わった可能性が出てきたという事です。
HLバンドを見ると、トレンドの有無がわかります。
上昇トレンドが発生すると、ハイバンドが右肩上がりになり、トレンドが一休みになると横ばいになります。
上昇トレンドが終わると、今度はローバンドが右肩下がりになります。
こうして、現状を分析することができますので、是非とも、HLバンドを活用してみましょう!
SHECFのトレードアイデア
【4063】信越化学工業 ついてる仙人の49なるchart(よくなるチャート)週足のトレンドを見てみましょう。
高値 4964-5935(未確定) 切り上げ
安値 3797-4190 切り上げ
高値切り上げ安値切り上げの上昇トレンド。
波動の向きは上昇波動
上昇トレンドの上昇波動でトレンド方向への動き。
株価はすべての移動平均線の上限にあります。
移動平均線の順番を見ると上から
4MA・9MA・19MA・49MA・94MA・249MAとなっていて最強の並びです。
株価は最強の並びの移動平均線の上限という強い動きになっています。
上有利であり買いを考えていけるチャートです。
日足のトレンドも見てみましょう。
高値 5289-5935 切り上げ
安値 4198-4875 切り上げ
高値切り上げ安値切り上げの上昇トレンド。
波動の向きは下落波動
上昇トレンドの下落波動。
上昇トレンドの下落波動は調整の動きです。
移動平均線の並びを見ると上から
9MA・4MA・19MA・49MA・94MA・249MAとなっています。
5935円の時点では移動平均線の並びは最強の並びでした。
5935円からの下落で4MAが9MAを割り込み、19MAまで下落し、上向きにかわってきそうです。
4MAと19MAがキスしている状態であり、ここから4MAが上に動くと9MAを上抜き最強の並びに戻ってきます。
9MAは下向きになっていますが、角度はゆるやかな下落で、株価が上昇すれば上向きになってきます。
そうなると上向きの9MAを4MAが上抜く形になり、スペシャルゴールデンクロスとなります。
ここからの上昇は買ってもいいチャートということになりますね。
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【4063】信越化学工業 ついてる仙人の49なるchart(よくなるチャート)週足のトレンドを見てみましょう。
高値 4299-4964(未確定) 切り上げ
安値 3158-3797 切り上げ
高値切り上げ安値切り上げの上昇トレンド。
株価は4MA・9MAの下にあります。
日足のトレンドも見てみましょう。
高値 4749-4720 切り下げ
安値 4492-4477 切り下げ
高値切り下げ安値切り下げの下降トレンド。
株価は修練した4本の移動平均線の下にあります。
週足は上昇トレンドの上昇波動です。
上昇波動ですが、強い動きではありません。
4964円の高値をつけた後は調整の動きになっています。
まだ下落波動にはなっていませんが、下向きの4MAに沿った動きであり、このまま19MAを割り込む可能性があります。
調整ですが買うのはちょっと待ちたいチャートです。
日足は下降トレンドの下落波動です。
この動きはトレンド方向への動きということになりますが、さほど弱いという感じではありません。
下降トレンドですが、売るのはリスクが高いですね。
この動きは様子見にするのが良さそうです。
総合的に考えてトレンドレスでありトレードには適していないチャートです。
様子見にするのがいいでしょう。
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トレンド転換を読み解く!(4063)信越化学工業 週足
上昇トレンドが続くときは、上昇局面と、調整局面の二つで構成されます。
上昇トレンドが続くわけですから、基本は上昇する時間が多いのですが、どういった調整をするかによって時間は変わってきます。
チャート上には3つの調整局面が表示されています。
2018年のときはやや時間をかけて調整をしています。
2020年の時は時間は短く価格が一気に下がって調整しました。
2021年後半から2022年の調整はどうでしょうか?
時間も長く価格も大きく調整しているようです。
200週EMAでサポートされて反発してきました。
一先ず、高値から引いたトレンドラインは上抜けてきました。
上昇トレンド継続となるには条件が要ります。
それは、高値を更新するということです。
高値を更新して初めて上昇トレンド継続となるのです。
ということは、今回はトレンドラインを上抜けたわけですが、上昇トレンド再開かどうかはまだ未定であるということです。
ここがポイントです。
反発してきましたので、目線は買い目線ではあるものの、実は、下降トレンドが始まっていてその一時的な戻しということもあるのです。
高値更新(黒の水平線)を上抜けるまでは両方の可能性があるということを意識しながら見ていきましょう。