ハイ・タイト・フラッグ(パワープレー)の解説【ハイ・タイト・フラッグ(パワープレー)条件】
・8週間以内に100%以上の上昇。値動きがある程度止まった期間が続いたあとに起きる。
・比較的狭い値幅で横ばい3〜6週間で20 〜 25%以上は調整しない。※わずか 12 日後に上昇する銘柄もある。
・値動きが非常に小さくて 10%以上は押さないか、VCP のパターンの特徴を示さなければならない。
出典:ミネルヴィ二の成長株投資法
平均線の収束から長い横ばいが続いていることが分かると思います。これはオーバーヘッドサプライの問題が薄いと考えています。短期間で大きく急騰後に利確売りの売り圧力を吸収するための横ばいが起こります。ここから買いポイントを探っていきます。
抵抗線ブレイクの買いポイントは二箇所あるように見えますが、今回は本の内容に沿って考えます。横ばいを上抜け後に、指数に追随し大きく下落しています。ですが、出来高が少ないことから機関投資家の売りの可能性は低いと考えます。次の日に前回高値を下回り上昇に転じる、ふるい落としが見られます。その後は指数が下落しているにも関わらず、高値をタイトに推移し、下落日の出来高から売り圧力が弱まっているのが読み取れます。
指数が上昇に転じているタイミングで、大きな出来高で抵抗線をブレイクしています。短期間で大きな利益ですが、再度指数に追随して下落しています。前回の買いポイントまでの下落はよく見られることです。高値で部分利確し、ポジションを少し残すことをお勧めします。