サポレジ転換(7211)三菱自動車 週足
今回はサポレジ転換の仕組みについて解説していきます。
サポレジ転換とは、今までサポートされていたところが、レジスタンスに切り替わり、その役割を果たすことをいい、トレンド転換が成功するかどうかのカギを握っている動きのことです。
このチャートでいえば、2017年から2018年にかけて、価格が200本EMAを上抜けています。
その時の200本EMAの役割を確認すると、上抜けるまではレジスタンスラインとなっていました。
一方で、200本EMAを突破して時点で、レジスタンスがサポートに役割が切り替わったのですが、直ぐに200本EMAを割り込んでサポレジ転換が失敗に終わりました。
結果的にトレンド転換は失敗に終わりました。
直近の動きを見てみましょう。
200本EMAを上抜けたことで、レジスタンスがサポートに切り替わりました。
その後、価格が反落してきても、200本EMAでサポートされて反発しました。
サポレジ転換が成功した瞬間です。
そして、そこから上昇トレンドが再開して高値更新となっています。
このように、移動平均線や主な高値(安値)を突破したから流れが変わると判断するのではなく、その後のサポレジ転換を確認することでより、流れの変化を捉えることができるようになります。