長期安定上昇 ~道中の中間波動をどう対応するか~(9882)イエローハット 週足
振り返ると大きな上昇トレンドだった、ということがあります。
ところが、その道中に出てくる中間波動(調整局面)に惑わされて大きな利益を獲ることができない。
そんな経験をされた方は多いと思います。
その点を解消するために、トレンドラインを引いたり、200EMAを入れるといった
大局の流れを確認する作業が必要になりますね。
その作業が入ることで、大局に変化が出たのか、出ていないのかを見極めることができるようになります。
200EMAを一時的に割り込んでも切り返す動きを見せていますが、ここのところは実際のトレードにおいては非常に難しいところですよね。
中間波動を攻略するには、波動の習性を理解することと、トレンドラインや移動平均線大循環分析でのチャートの変化をいち早く察知する必要があります。
それを繰り返していくうちに中間波動の変化に対応できるようになっていきます。
何事も訓練が必要ですね。
今回は高値と高値を結んだ線も引きました。
チャートの勢いが徐々に拡大しながら上昇しているのが分かります。
この拡大型のトラアングルがどの程度意識されるかは分かりませんが、
上抜けや下抜けの時にはヒントの一つになるかもしれません。
また、抵抗線や支持線として機能するかもしれません。
チャート上に浮かび上がるヒントを一つでも多く探し出すことが成果へと結びついていきます。
小さなヒントをコツコツと探していきましょう。