昨日前倒しでTCMBは政策金利発表を行い、1%の利下げで9.75%。エルドアンの目標であった一桁台の金利へ到達した。 発表後は一時的にリラは売られ6.5手前で切り返し現在は6.4台で推移している状況を踏まえて、個人的な今後3ヶ月程度のリラ円の展望を書いてゆきたい。 コロナウイルスがトリガーとなり世界的に金融市場の動揺が続く状況でTCMBが利下げを行ったのは、大義名分があったにせよ各国と結果的に協調して利下げを行ったことは正しいと判断している。トルコ国の失業率の悪化や、今後の世界的な経済状況の展望を踏まえると金利が高い状況はファンダ的に悪影響を及ぼすのは必須である。 重ねてTCMBはリラ通貨防衛策として継続してドル売りリラ買い介入を実施してきた。TCMBの腹心は財政的に厳しい状況であり、利払いを増やす高金利は現状大きな負担...
25日エンベロープの2%付近を往来している印象のトルコリラ。 夜半に18.15円付近までの下押しがあり現在は18.23円あたりを推移しているが、まだ油断を許す状況ではないものの一旦株式市場もプラ転していることから、売り一辺倒での取引は少々気をつけたい。問題は来週の上海がどのような動きになるか。WHOの緊急宣言をきっかけに戻すのかそれとも、深い窓開けになるのかが気になる。個人的にはパンデミックリスクは暫く続くと見ており、市場全体の相場としては上値が重いレンジ方向へのシナリオを意識している。 しかし中期的には移動平均は下方向であり、トルコ国内の金融政策、周辺の地政学的要素を考えると今後19円を目指すのかは怪しいところ。 特にサポートであった18.50円を下回ってからは18.00-18.50円のレンジへと移行した可能性が高く、来...
nCoVのパンデミック継続だが、アップルの決算がある程度良かったのでダウ買い戻しでドル円は109円台へ復活。 トルコリラもドル円の上げのおこぼれを貰い18.40を付けるも、その後だらっと下がり10時現在は18.37付近で仲値を終えての値かな。 2月上旬、TCMBの政策金利発表前までシナリオ的には緩やかな円高をイメージしながら18円前後の着地するかと見ている。 これ以上の利下げをするなら17円半ば程度の下げ、ぐらい。しかし今まで散々ミニも含めてクラッシュしてるので、その教訓がリラプレーヤーがある間はそれ程下がることもないんじゃないかとも思う。 今の市場は感染症がテーマとなっているので、私の取引で言えばリスクは取らず様子見だね。
いちお、ジリ下げでのレンジ相場的に今週のリラは考えていた。 チャートは1/21に予想した2時間足の予想値と実際の動きだけど、これだけ当たればいい?ダメ?笑 評価はおまかせします。 今週もお疲れさまでした。来週は新興感染症がまだメインテーマで右往左往されるか?とも思えないし、結局レンジかな−なんてね。
おはよ。 昨日の値動きを見てたけど、今日からは見通しをショートから中立へと移行し今週節目の18.50円を終値で超えられなければ、18-18.50円のレンジで推移すると見ることにした。リラは18.60円を下回ってくると18-18.50円ゾーンに移行する確率がかなり高いというのが分かったので、ダラダラ感満載でレンジ相場かな〜ってね。 だから売り持ちもマイナススワップ大きいから、当面の投資戦略は「急落時の押し目買い」に焦点を当てるつもり。 利下げしTCMBのリラターゲットも6.0を超えてきてるだけに、通貨安政策を継続して輸出を上げる方針に当面は変更はないんじゃないかな。なので中長期で20円を超えるような場面はしばらくは難しいよ。ドル円も持ち合い離れするか微妙だし。上げることもあるかもしれないけどね。。 といっても逆に一気に1...
緑のベルト帯は18.60円付近から18.80円付近までのバンドを指しており、赤のゾーンは18.60を切った後の値動き。 今年の相場を振り返ると過去4回、18.60を切った後の相場は18円付近まで下落している。どうなるか分からないけどトルコを取り巻く環境は決して楽観は出来ないかなって思ってるので、取り敢えず注意喚起的に出しておきます。「何事も投資は防御」ってね。 因みに僕の方は18.50円ゾーンに到達したので昨日で相場は降りています。今月はテクニカルを眺めながら次のチャンスを待とう。
トルコ円は先週の18.85円を上値とし今週はその調整相場へと移行したか、それとも下落トレンドの再開なのか。 1月の上旬にレジスタンスとしていた18.60を超えてから上昇が加速した経緯を振り返ると、現時点でのサポートは18.60円付近とし切れてしまうと18.50円まで下げが加速する可能性がある。 もし下げた場合のチャートをイメージしてみたがこんな感じ。もしや行って来いになるんじゃないかという予想かな。 ドル円の上昇でトルコ円にレートが反映されにくいけど、ドルリラが既に5.9突破してるのでドル円の110円割れを意識しながら1月下旬相場を見てゆきたい。まだまだ気が抜けないね。
久し振りの寄稿で恐縮ですが、当面のトルコリラのポイントはメモ的に書いてゆこうと思う。かしこまった事を書くスタイルではなく今年は楽な感じで寄稿予定。よろしくです。 【ポイント】 ・去る1/15にTCMBが発表した政策金利は12%→11.25% 0.75%の利下げ ・発表後は18.85円付近まで上昇、しかしその後週クローズにかけて下げが始まり18.70円付近で終了 ・CPIから政策金利を引いた実質金利は▲0.59% ・WTIは先週高値をつけた65.70付近から反落し、今日時点では58.78ドルで終了 ・18.80円付近からは過去戻り売り相場へと転換しているケースが多く、ポイントは18.80円を明確に超えられるか ・トレンドは一旦終了、今後は下げも限定的だがドル円と原油価格がリラの動きを決める。 今週のチャートの動きとしては政...
ドルリラはレジスタンスゾーンの5.8を超えてから一気に相場が持ち上がる形となっている。 米国の国防承認法の可決にトランプが署名したことにより、6.0を一気に超えるのではないかとも予想していたが現時点では5.94-5.95付近で推移しており保ち合いで上がるか、それとも年末にかけてリラが若干買われ5.9付近で落ち着くか。 現時点では6.0以上での売りも見られないことから引き続きドル買いメインの傾向が強い形のため、安易なトルコリラ買いは控えたい。 ちなみに緑のラインは2018年から揉み合いで推移した部分を表示した。 もし逆張り的に打診購入を行いたいのであれば日足のトレンドが収束し、ボリンジャーバンド内にチャートが入り込んでからが望ましい。トルコ/円も同様でドルリラ主体の相場展開のため、ドルリラをよく吟味してからのエントリーが...
【概況】 各国の金融政策や選挙など重要なイベントが多い週となった。 ・FOMC:金利変更なし、来年以降の金利引下げは現在様子見 ・TCMB年内最後の政策金利発表で予想外の1.5%引き下げで12.0%へ ・英総選挙で保守党の過半数議席獲得でEU離脱賛成派が多数 など、これだけ多くのイベントがある週というのはかなり久し振りだったのではないか。 ドル円もポンドの強い上げで109円後半まで持ち上がったがニューヨークタイムになるとトランプ大統領の弾劾裁判の可決や、日中通商交渉の第一段階の内容などの不透明感から夜間にかけてドル円は下げ幅を強め、トルコリラ/円も巻き込まれる形で18.96円付近から18.84円で取引が終了となった。 来週は12月15日からスタートする米中関税問題を中心に通商交渉の見極めとなるかと考えているが、12月中...
【今週の相場転換ポイント】 ①12/11(水)米国 FOMC ②12/12(木)英国総選挙に伴うボラティリティの拡大 ③12/12(木)トルコ中銀政策金利...
トレンドが出始めたので久しぶりに投稿します。 今週のTCMBの発表を控え市場は大幅な利下げを警戒したのか、金曜日の市場は米国の雇用統計発表後からトルコリラ/円は値を下げ始めて一時18.73円付近まで売られました。ドルリラも5.76を超え始めており今後警戒するドルリラの水準は5.8付近、去年の暴落水準からの抵抗線を超える可能性が出てきたのでリラは売り目線に切り替えています。 4時間足では14日ADX,26日標準偏差ボラティリティが立ち上がり、既にリラ売トレンドが出ているのですが日足までADX,STDEVが立ち上がると、今回は大きなトレンドになる可能性があります。トルコリラ/円トレーダーは今後のドルリラの動き注視する必要があるかもしれません。
ジリジリと、牛歩のごとく下値を切り上げているトルコ/円ですがまれに見る低ボラで投稿するのも億劫なほど。 ただこの相場、個人的には打診買いを続けておりジリジリと上げる相場は強さが有る。という視点から18.90付近から購入を続けています。 トレンドは出ていませんがチャート的には上方向への動きを呈しており、下方向へのケアを意識しながらの取引を行う分には悪くない のではないでしょうか。ちょっと面白くなってきました。 19.10円付近には週足の一目均衡表の雲の下限や、21ボリンジャーバンド+1σの上限など複数のテクニカルが交差していますが これを明確に抜けるのであれば、現時点の19円前半の価格は今後ある程度のサポートして機能するのではないかと考えています。
ダウは最高値更新が続いていますが私個人的には、今後訪れる暴落に備え「いつ相場から降りようか?」という想いに満たされている状況が続いてます。 私はテクニカルの上級者でもなんでもなく、むしろ使うツールも少なくそのツールが自身との相場観に合致しない場合はエントリーをしないスタンスなので、臆病者な人間であることは疑う余地はありません。 このTradingviewの方で投稿を定期的に行っていますが、様々ツールを活用してエントリーをしている方には日々脱帽という言葉しか浮かばないんですね。 しかしトルコリラ。全くもって下値は固く上値も重いという状況が続いていますが、懸念しているのはこれだけ株式市場は活況を示しているにも関わらず上昇が限定的。極めて憂慮すべき状況であると考えています。 現在トレンドレスですが12月相場は19円を明確に超...
先週から18.80円〜19.00円の狭いレンジを上下しているトルコ/円。11/13にはトランプ・エルドアン大統領との会談を控え、動きの力を溜めている相場にも見えます。 週足、月足の相場を見れば上方向へと言ってもおかしくないような相場ですが、トルコリラの過去の相場を振り返ると期待とは間逆な動きをすることも多々あり全く油断ができません。 全てはドルリラの水準で右往左往するような展開であるだけに18.80円を明確に下回り、18.70円を切ってくると下方向への方向が強まる可能性があります。トレンドも現在低位置に有ることから 今後一方向に進み始めた場合は大きめの相場になることが予想されますので、ストップロスおいた逆張り戦略。またはエントリー価格で相場にエントリーするのではなくトレンドの値を評価して 望むのも有効かと思われます。 い...
今日はトルコ国内の経済指標も無いのですが、トルコリラ/円の相場は本日もドルリラ主導の相場展開が予想されます。 ドル円は一旦は109円を付けたので今後はダウの調整を意識しながらの相場展開になるだろうと考えていますが、ドル独歩高が落ち着けばドルリラも大きくリラ安にはならないと見ています。 しかし現在ドルリラは5.74付近に推移、再びリラが5.8-5.9あたりを目指すとなると19円定着は難しくなり当面の相場の天井として市場は捉える可能性もあります。 テクニカル的には4時間の三角持ち合い相場が煮詰まってきていますが、持ち合いを離れても下のADX、STDEVが立ち上がらなければ大きなトレンドになること無くレンジ内での推移として 狭いレンジ相場が続くものと予想します。 私個人が現在保有しているポジションは下落方向で向かうのであれば、...
週足のトルコリラ。現在約180日程度図で示した値幅でのレンジ相場を形成しています。 「レンジ相場は退屈」「スワップ入るだけだからレンジは楽でいい」 と思うトルコリラプレーヤーがいるのであれば、そろそろその考えは改めたほういい。 上方向か、下方向か。いづれかしか相場というのは動かないですが、テクニカル的には近い内大きめの相場が来る 可能性があると考えています。どの方向でも壊滅的な被害に合わないように、ストップだけは置いてゆく事だけは 心得たい所です。
11月相場に入りました。今月も集中力を維持して収益を上げたいですね。 過去のチャートを振り返ると以前にも紹介したことが有るのですが、移動平均リボン上限でリラは弾かれる傾向にあるようです。 矢印の部分は過去のチャートで弾かれた部分を引き合いに出しましたが、バンド上限でほぼ押し戻されていることがわかるかと思います。 さて今回の上昇相場は弾かれて下に行くか、それともエネルギーを貯めて上方向か。。短期的な相場上昇のエネルギーはドル円と同じく一旦終了な印象ですので ロングから中立の方へ投資戦略を切り替えます。当方は当面スワップ稼ぎでポジション維持です。