毎年のことながら、感謝祭前ですので、今週は動きません。 しかしながら、今月を振り返っても特に動いておらず、過去最低レンジの相場で今年は終えそうです。 ドル円もこのまま今年の安値あるいは高値を超えなければ、7円レンジとなりまして歴史的な閑散相場となりそうです。 ドル円は個人的にもショート目線でいるのですが、トレンドラインを右に抜けてもしぶとくじっくりと上昇し、崩れる様子がありません。 ドル円日足・三角保ち合い形成に向かうのか ...
ブルームバーグより、米中合意が第一段階をクリアできそうと楽観的な報道があったため、本日日経平均が急騰しました。 このようなニュースで相場が上がる材料は到底あるとは思えませんが、市場参加者は薄いのでしょう。とっくに織り込んでいた材料なだけに、このリスクオンは過剰反応だと思われます。株市場で好反応は限定的でしょう。 ドル円は若干の反応を見せるものの、依然として108.50円を挟んだ展開です。 本日より、水星逆行期間が終了します。レンジ相場は終焉を迎えて走り出すと思われます。 これまでリスクオフ材料が多く出てきましたが、市場は反応をしませんでした。リスクオンで躍起になっている感じが出てますが、ならばこれが長く続くかというとそうではありません。 ...
今週の21日の日付が変わったあたりから、水星逆行が順次終了していきます。 水星逆行後からの為替は円高に触れやすいアノマリーがあるため、ドル円やクロス円のショートポジションを取っていこうと思います。 ポジションを作っていくなら明日から明後日にかけてでしょう。ドル円も現在108.80円付近と悪くない水準です。 直近高値の109.50までは伸ばしにくいかもしれませんが、まだ2日あるので、109.20ぐらいまで上値を伸ばしてくれていると、非常に売りやすくなってくるのではないでしょうか。 先週は月曜日から木曜日まで円高がつづき、1円程度の下落を示現し、金曜日は比較的大きな陽線となりまして、週明け月曜日に至ります。 ...
今朝、ニュージーランドの政策金利発表があり、市場予想0.75%に対して、中央銀行は利下げに踏み切らず、1.00%の据え置きとなりました。 今週はオーストラリアが引き下げ1.00%にしていましたが、これを受けて、AUD/NZは大きく下落しました。 これは狙っても取れる値動きではないので追いかけませんが、ちょっとしたサプライズとなっております。 その他、中国の鉱工業生産の経済指標は予想5.4%のところ、結果4.7%と大幅に悪化した数字となりました。 また全体的にリスクオフ相場に戻りつつあるように思えます。 次にリスクオンで上昇したタイミングから売りを入れていくと大きく収益をあげられるかもしれません。 NZJPYは天井圏でレンジ相場を形成中 ...
株高、円安、債券安、各国の経済指標は奮いませんが、金融市場のリスクオンの反応は大きなものがあります。 これからの金融緩和を先取り+景気が再浮上するという思惑からか、かなり自信をもったリスクオンの買いがこの2ヶ月、散見されました。 正直、浮かれすぎか先取りし過ぎだと思われます。 過度な先取りはそれ相応の逆流を起こします。 思った以上にリスクオンの進みが早いため、もしかしたら、11月下旬にちょっと大きめに下落があるのかもしれないとさえ感じます。 ここ数年、1月に急落相場が来ることが恒例のようになっておりますので、もう少し早まるかもしれません。 11月下旬からバランスを崩して、米中貿易問題にある程度合意にまとまりをつけたら、これが「セル・ザ・ファクト」の引き金となり、大きく崩れているようなイメージを個人的には持ち始めました。...
12月に予定されていた米中会談のScheduleがリスケされそうです。 ポジティブに捉えられていたファンダメンタルズなだけに、少し市場はがっかりしたようでドル円やクロス円が落ちてきております。 先日、ラジオ日経にて報道させて頂きましたが、直近の目安は20日〜21日にかけて、水星逆行終了、フィボナッチエクステンションが1.618とタイミングが一致しておりましてので、アノマリーも計算にいれると、この日付あたりでドル円やクロス円が上昇してますと、高確率で下落する可能性がありそうです。 そう考えると、この下落が最後の押し目となり、短期的なトレンドの最後の上昇に移行するPHASEかもしれません。 価格をどのあたりまで上値を伸ばしているかはまだ定かではありませんが、ドル円に関して言えば、110.50と109.66付近ではないかと思慮...
FOMC,雇用統計を終え、ドルストレートは全体的にドル安で推移をはじめました。 先週末から引き継いでいるドル安は、ISMの結果を受けてだと思われます。 ISM製造業景況指数は景気判断の分かれ目として基準とされている50を割り込み、市場予想48.9→結果48.3という状態でした。 前回も47.8という結果でもあり、これで3ヶ月連続で50を割り込む状況となりました。 製造業は最も雇用を生む職種であり、米経済を支えております。 今年は特に欧州からはじまり、中国と製造業の経済指標が軒並み悪化の状態が続いており、来年は世界的な経済状況悪化のリスクは増大しつつあるでしょう。 常に景気後退サイクルは、製造業(生産者物価指数含む)→労働者賃金悪化→失業率→小売指標やGDPの悪化といったサイクルでリセッションに陥り、経済のバランスを崩します...
ドル円は思った以上下落しておりません。 そして米株もそこまで上昇をしませんでした。 FOMCは利下げは予想通り、12月の利下げには言及せず、経済指標が悪化すれば、利下げする、インフレ率の上昇基調が定着しない限り利上げはない、といったうまいぐらいのコメントだったと思われます。 しかしながら声明文だけからは、今年は最後の利下げといったニュアンスがあり、少しタカ派という意見もあれば、思ったよりハト派と受け取った投資家もいるようです。 個人的には少しハト派よりかな?っと少し考えておりますがどうでしょうか。 ...
140円を前後で膠着相場の様相が出始めております。 英国の離脱は正式に1月末へと延期となり、これもかなり織り込み済みでしたので、売りも買いも大きく出るようなことはなく、じり高の展開です。 今回の詳細は、例えば、11月中に離脱内容にケリがつけば、翌月1日に晴れて離脱という流れとなるそうです。 11月中ということはあまりないかもしれませんが、離脱が合意した場合の細かいフローも決まってきたようですね。 ドル円も下がることなくじり高の展開です。 109円や110円以上では結構ストップロスが溜まっていると思われますので、ポンド円には恩恵がありそうです。 ポンド円日足RCIは良好な形状 ...
合意なき離脱については限りなく可能性が低くなりました。 あとはいつ、どのタイミングでソフトブレグジットなるか、それを織り込みにいくような格好です。 結局はソフトブレグジットを見込んだ現在の買いが入ってきているため、急落はところどころするものの値段が回復する格好です。 レジスタンスラインやサポートラインを見極めながらの展開がつづきそうです。 ...
ブレグジットが今月中に実現するかどうかは別にして、ほぼハードブレグジット案が消滅しております。 今日明日にでもEU離脱協定法案の提出が英議会で提出される見込みです。 最も問題が起こる可能性としては、2度目の国民投票でしょう。離脱の修正案に対して、この是非を問う国民投票にまで発展する場合を除いては、ポンドは堅調な地合いが続くと考えております。 英国の修正案がまとまり次第、EU議会が判断をするようで、今週中にはそれがまとまる可能性も出てきました。EU離脱交渉期間の延長の場合は期間によっては、短い場合(1ヶ月や2ヶ月)はポンドもまだポジティブでいられるでしょう。 ゴールドマン・サックスもポンド円やポンドドルのターゲットを引き上げてきており、ポンド円は148円、ポンドドルは1.35ドルとしているようです。 個人的にはどちらもロン...
昨晩140円に到達したポンドですが、今は短期的に調整に入りそうな形状をしております。 BBCの報道から、17日中に合意はないと報道をされて1円ほど下落しました。 しばし、高値圏で揉み合いを続けそうです。 セルザファクトするようなレートでもないと考えておりますので、ソフトブレグジットで決定的な場合は、まだ10円ぐらい上値を伸ばすように感じます。 GBPJPY押し目はなく明日の晩を迎えるのか? ...
先日positionを取ったAUDUSDですが、本日positionを閉じました。 ドル円クロス円も少し失速してきまして、自分の投資判断に迷いが生じました。 Imageとしては0.6850ぐらいはすんなりと上値を伸ばすImageを持っていたのですが、高値は0.68超え程度まで。 しっかりと乗せきれないため、利切りという形にしました。 ...
米中貿易通商があるにも関わらず、相場はリスクオンで動き始めております。 ダウ先物指数も今週は下ヒゲをつけて陽線に切り替わった感じです。 個人的には、今回の貿易通商の議論は先送りとなり、相場は都合の良いところだけに反応してリスクオンで上昇するように考えております。 豪ドルやポンドは大きく上昇をはじめるのではないでしょうか。 英国はアイルランド問題は解決しそうな方向で進んでいるようです。 ブレグジットに最も難題だった課題が一つ解決できそうだということは、ポンドには非常にポジティブでしょう。 アイルランドのバラッカー首相は、10月末までにブレグジットの合意について可能性が高いと発言したことから、ソフトブレグジットでおおよそまとまったと市場は認識をしておりそうです。 今後、ポンドはさらに高値を更新していく可能性があります。 ...
先日ご紹介したコラム通り、少しリスクオン方向で相場を見始めております。 リスクオンといってもドル安からくるクロス通貨の上昇です。 ドルと円は安くなるイメージを持っており、ドルストレートのドル売りか、クロス円の買いを前提にイメージをしております。 米中貿易通商協議は10日から始まります。10月15日に米国は関税を25%→30%の引き上げが事前に決まっており、この内容がどの程度変化があるのかが注目です。 特に変更がなければ、リスクオフ相場に戻ると思いますが、ほぼ既定路線であり織り込み済みであると考えているので、そこまで相場は動かないように感じます。 しかしながら、少なからずの妥協案が出てきたり、関税引き上げ時期を後送りとなれば、米株はあがりますし、リスクオフ相場は先延ばしになるでしょうし、この賭け引きを望んでいないのかもしれま...
米中貿易戦争問題や中国経済悪化からくる豪ドル安相場がながらくつづきましたが、欧州経済も疲弊をはじめております。 今年に入り、ドイツの製造業の指数は悪化の一途をたどり、低迷が続いております。 中国経済悪化だけの理由だけでは済まされなくなってきている状況です。 先月のECBでは市場予想に対して、ハト派な一面とタカ派な一面があり、理事たちはうまくコントロールしたのかと思われました。 しかしながら会見を聞いていると、理事たちの意見の食い違いもあり、ユーロをより緩和的に持っていくことが難しい現状に直面しているようです。 ECB理事会を終えた後日、各欧州の国々の経済指標は予想以上に悪化しているものが多かったです。 次回のECBでは、考えを改めた理事も増加するでしょう。さらなるユーロ安に向かう可能性が出てきました。 ユーロ円やユーロ...
ちょうど建国70周年ということもあり、今年は長らく休みを取る中国の友人は、僕の周りで多いです。 この期間では悪材料は出にくいと考えておりますが、10月中旬から関税が25%→30%に引き上げられ、先送りされたハイテク系物資などの関税は12月に引き上げ予定となっております。 しかしながら、残り2ヶ月というところまで来ており、さらなる景気の冷え込みは加速するのではないでしょうか。 先日のコラム執筆後、ユーロ円は100pipsほど上昇しました。 ■前回のコラム参考: それから下げてます。ちょうどよい売り場でしたが、見逃してしまいました。 今週も再度ユーロ円をコツコツ売っていこうと考えております。 ...
先日更新したコラムからユーロ円をホールドしておりました。 150pipsほどの利益確定となります。 日足です。 陰線が8本も連続で現れるのは非常に珍しい現象です 9本連続というものはめったにありませんので、来週月曜日以降は陽線になるかもしれません。 または、今晩のロンドンフィキシングは月末の金曜のため、ユーロ買いの大きなフローが出て陽線になってしまうかもしれませんからここらで手仕舞いをしたいと考えました。 フィボナッチリトレースメントでは61.8%押しできれいに止まってます。 RCI7と9がボトム圏に突っ込んでから数日経過をしておりますので、そろそろこの下落に見合った戻しがありそうです。 ...