標準偏差ボラティリティ、ADXが凪状態。しかしボリンジャーバンド(21)の1σ上限に達しており、1σを超えてゆく相場になれば それなりの相場になる可能性が出てきました。 条件的には下のオシレーター系(STDEV,ADX)が双方立ち上がり始めるとトレンド発生の号砲となり、注目したいところです。 突発的なリスクオフを意識しながら基本押し目は買ってゆく相場展開を当面予想していますが、明日からは11月。 シーズナルイベントへの警戒の手綱は緩めずに取引したいところです。
今週も取引が始まりました、宜しくお願いします。 先週はトルコとロシアとの協議でクルド人掃討作戦の一旦の停戦、TCMBの政策金利発表などトルコにとって大きなイベントが重なりました。 昨日の夜にはIS指導者のバクダディ氏が自爆したニュースが報じられ、月曜オープン時の相場を気にしていましたが大きな変動もなく現在は...
現在月足で見るトルコリラ/円ですが、6月以降レンジ相場を形成し相場の方向を伺うチャート形状となっています。 しかし徐々にですが21ボリンジャーバンドの−1σの内側に入り込む形状となり、今後ですが上方向への可能性も出てきました。 仮に上方向へリラが動く条件があるのであれば ・ USD/TRYが単独でリラ買いトレンドが発生する ・EUR/TRYでもリラ買いトレンド...
クルド人掃討作戦についてはロシアとの協議で恒久的な停戦、という形で決着となりました。 チャート的には買いで反応し、18.90円付近でクローズ。今朝は同水準での取引で開始となっています。 短期的な上昇のポイントですが、矢印に示す移動平均リボンのバンド上限で日足の方は弾かれる傾向があり今後上昇余地があるとするならば 明確に19.03円付近を越えてくるかが焦点となりそうです。 本日はTCMBの金融政策決定が控えており20時の発表時間までは概ね価格は同水準での推移し、発表以降の状況で上下にボラティリティば大きくなる可能性が あります。利下げ幅の市場コンセンサスは−1.0%を予定しており、市場の予想の利下げ幅であれば19円台が見えてくるかと考えています。 短期的には上記ポイントは上記のレートを意識しつつ、下値のケアは上昇に弾みが...
クルド問題についてトルコはロシアと協議し、共同での安全地帯の確保を行うことで一旦は今回の問題は山場を迎えたような印象を受けます。 チャートは日足ですが21日ボリンジャーバンドの21MAを超えて終了。今日は18.70円付近を伺う形のチャートとなっています。 ADX、標準偏差ボラティリティが下がり始めてきておりボリンジャーのバンド内で当面は動く形を予想。下値は今回の侵攻が落ち着いたのを 境目に徐々に固くなりつつ有るのではないでしょうか。 今週木曜日にTCMBの金融政策決定会合が控えているため、今日は大きな動きはないかと見てますが市場との対話がうまくいくようであれば金融政策発表後は徐々にではありますが上目線でのチャートを意識してます。
午前2時頃から米国上院のトルコ制裁決議案の採択で一時18.35円付近まで値を下げ、今度は「120時間限定でシリアへの攻撃を停止」という停戦合意で 再びリラは18.60まで値がジャンプ。リラ円投資家としてはなんとも頭を抱える相場に翻弄されながら14時20分現在、トルコリラ/円は18.65円付近での取引が続いています。 今回のトルコリラの下げでは大きなサポートラインであった18.55円付近を割り込み、18.20円付近を至現したため相場予想としては18円は割り込むことは必須と考えていました。 しかしTCMBの暴落を防ぐための流動性供給の制限が功を奏したか、シリア侵攻といいう大きな出来事にも関わらず18円は割り込まずにショートカバーで押し戻されることが多く、今回の戻り相場で一旦は円高圧力は終了したのでは。と解釈しています。 今後...
米国は本日10/15より銀行が保有する短期米国債を月600億ドルを購入するという、実質的な量的緩和がスタートしました。 NY時間に入りドル円は109円にタッチするような場面がありましたが、現在は押し戻されて108後半で本日はクローズになる予定です。 トルコリラ/円もドル円の動きに連動し一時18.55円付近までの上昇を示現。中国との貿易交渉よりも今日は短期米国債市場の盛り上がりが、結果的にドル円の上昇に繋がったと見ています。 量的緩和では教科書的には通貨の価値は下がる傾向にあるのですが、今回は株価上昇と連動してのドル円の上げという、イメージしたものとは異なったため感情的に違和感を感じる次第。しかし理屈では説明がつかないのが相場であり謙虚さを持って取引を行うには偏見を持たず、ひたすらチャートとの対話という部分に集中したいところ...
先週まではクルド勢力との戦い。しかし今週に入りクルド側がシリアとの協調を取る形となり、今後はシリアVSトルコという最悪のシナリオになるのでは?という重苦しい印象を拭いきれずには火曜日を迎えています。 ファンダメンタル的には上記の内容の通り、現状では個人的に「トルコリラに投資のチャンス」というムードには全くならない環境です。 テクニカル的な視点で見ると引き続き日足は売り目線、4時間足のチャートではボリンジャー-1σの内側にやや入り込む形状となっており、レンジに移行するような印象です。 しかし日足のトレンドは継続して発生しており、今後のポイントとしては18.20円を下回ると売りが加速しやすく、18.50円を明確に越えてくるようであれば中立。 というシナリオを考えています。週初でコアレンジで18.20-18.50円としています...
9日に始まったシリア北東部のトルコ側部隊によるクルド人勢力への攻撃は拡大を見せています。 14日時点で民間人の死者は60名以上、トルコ側は更に勢力を拡大していますが米国サイドは先程シリア北部に駐留している米兵1000人に対して撤収を指示したようです。 今回トランプが指示した撤収については、Daishへの掃討作戦に貢献したクルド人を見殺しにした。と米国サイドでは相当な批判を受けており、対してクルド人勢力は今回のアメリカの対応に業を煮やしシリアへの支援要請を行ったようです。 シリアとトルコとの戦い、という構図になれば一気に紛争ではなく戦争という厳しいシナリオを想定する必要があり、トルコリラ市場も現状ではリラは買う余地はない。と考えています。 テクニカル的にもドルリラではSTDEV&ADX双方が下方向から立ち上がり強めのトレ...
今週のドル円の上限は107.50円付近まで。と予想していましたが週半ばから米中貿易協議の進展というニュースが流れ市場全体がリスクオン。 結局ドル円も予想に反し108.40円付近でクローズとなりそうです。週間の予想としては大きく乖離してしまいました。 トルコ/円は18.60円付近までの上昇を見たものの、長期のサポートがレジスタンスとなり18.50-60に来ると押し戻される傾向にありました。 ドルリラは5.89に到達。難民の緩和地帯を作るという大義名分で始まったシリア侵攻は、今後リラにとっては試練の時間となり再び6.0台の値も現実となるかもしれません。 個人的な取引を振り返ると今回のポジションは18.30円でリラ売りを仕掛け、結果18.50円でストップがかかるという取引結果でしたがショートカバーを意識していなかった。 という...
先日の下落トレンドで18.30円付近からリラショートでエントリーしていましたが、ドル円の持ち上がりに連動してリラ/円も持ち上がる形となり結局ストップロスで終了となりました。 早朝にリラは18.55円付近まで上昇したのですがその後押し戻されクローズ。今朝は18.45円付近からのスタートとなっています。 地政学的リスクは何も解消しておらず、現状偶発的なリスクを抱えたまま週末のポジションを持つことは禁物でしょう。テクニカル的には引き続き売りサインは継続、緩やかな下落トレンドと見ていますが一旦は資金のアラートが点灯したので今週は様子見を決めるつもりです。 引き続きリラは 来週以降も18.00円〜18.50円レンジ での動きで当面は推移すると考えています。
先日の下落トレンドで18.30円付近からリラショートでエントリーしていましたが、ドル円の持ち上がりに連動してリラ/円も持ち上がる形となり結局ストップロスで終了となりました。 早朝にリラは18.55円付近まで上昇したのですがその後押し戻されクローズ。今朝は18.45円付近からのスタートとなっています。 地政学的リスクは何も解消しておらず、現状偶発的なリスクを抱えたまま週末のポジションを持つことは禁物でしょう。テクニカル的には引き続き売りサインは継続しているため、緩やかな下落トレンドを継続と見ていますが一旦は資金のアラートが点灯したので様子見で今週は過ごすつもりです。 引き続きリラは 来週以降も18.00円〜18.50円レンジ での動きで当面は推移すると考えています。
欧州時間に入り、トルコがシリアへの侵攻を行ったというヘッドラインが流れトルコ/円は18.26円付近まで値を下げる展開になりました。 シリアへの侵攻が現在どの程度か、規模は?など情報が日本国内に入るのはまだ先の話だと思いますが財政赤字が膨らむ中での防衛費の捻出は果たして容認できるのか。 その答えはここ数日のトルコ/円の動きに素直に反応した方に結論が出るのかもしれません。しかし今は逆張りよりも順張りの売買するほうが、安全な取引ができる可能性が高いと考えています。 現在ボラティリティが大きいので1時間足での取引を行っており18.33円付近から円買いで参戦しています。 ボリンジャーの-1σから出たこと、標準偏差ボラティリティ(26)+ADX(14)を組み合わせた条件でやや立ち上がる傾向が出てきたこと。 以上3つのテクニカルのみで...
先日、「下げの加速に要警戒」という記事を投稿いたしましたが現在はシリアへの攻撃という展開にトルコリラは円買いが加速している状況です。明確にサポートラインを抜けてきたので、今後は18円ちょうどあたりを付ける可能性が出てきました。 今はジリジリと上値を下げが継続している状況なので、当面シリア問題が見えてくるまで購入は手控える予定です。
先日から、もみ合いからのサポートラインを切ってくる懸念を記事として書いてきました。 現在トルコの方では米国のシリア撤退に関連してクルド系組織への侵攻が懸念されている中、相場は円買いに反応している状況です。 欧州時間に入りリラ円は18.55円付近を付けて戻りも鈍い状況が続いていることから、長期サポートの18.55円付近を明確に切ってくると下げが加速する可能性があります。 トルコリラの場合、逆張りを行うプレーヤーも多いのですが過去のリラ円は逆張りが機能しないことも多々あり、素直にトレンドを追いかけるほうが扱いやすいと感じています。引き続きSTDEV&ADXを見つつ今後の円高が加速するか注視したいところです。
10月に入り晩秋の円安期待がある中ですが、トルコ国内のニュースを眺めると決して一筋縄には行かない状況が山積しています。 しかし今後のトルコ/円の動きに際してへ上に行くか下に行くか方向感が見出しづらい中、確実に相場変動の動きは蓄積されつつあります。 日足ベースでチャートから値動きの考察ですが、移動平均リボンとトレンドライン、そして標準偏差ボラティリティの3つの機能で 10月-12月まで...
雇用統計は大きな数値のブレもなく、ダウは上昇。トルコ/円の動きはほぼ横ばいで推移し週終値では18.76-80円付近でクローズとなりそうです。 雇用統計の値を市場がどのように受け止めたかは、翌週以降の動きで考えるほうがエントリー的にも落ち着いて取引ができます。 したがって、テクニカル的ににも来週の状況を見てエントリーする予定です。 トルコ/円は18.70-18.85円付近での動きとなり相場の膠着感を感じる時間帯となりました。 見通しは変更することなく18.50-18.70円のもみ合いを下抜けた場合、下げが加速する可能性がありますが10月末相場の円安のアノマリーを意識しながら チャートを見るようにしています。現在使用しているテクニカルのツールも変更なく、引き続き以下のチャートの設定を使用します。 ...
10/3にトルコの政策金利を占うビック指標、CPIが発表となりましたが数値は以下の通り。 9月消費者物価指数(CPI)(前月比)△0.99% 9月消費者物価指数(CPI)(前年同月比)△9.26% と前回の二桁台からの数値からは大幅な改善が見られています。しかし結果を考察するとTCMBの金融政策や国内のインフラ事業が功を奏したというわけではなく、世界経済全体が景気減速を示す現在の環境に連動した数値として考えています。したがって今後...