今年が始まってもう1ヵ月が経とうとしている所ですね。 今週で週足及び月足が確定します。 ドル円は現在、月足レベルでは陰線になっていますが、ここ数週間は暫くレンジが続いています。 日足チャートを見てみると、作年末から続く156.~158.8間の僅かな右上がり上段のレンジから、日足20SMAを下抜けしたドル円は一段下まで下落し、現在は凡そ156.7~154.7間での下段のBOXレンジを形成中です。 先週の金曜日に行われた日銀金融政策決定会合では0.5bpの利上げが発表されました。 同日、ドル円は一時円高方向へ推移していましたが、15時の植田総裁の会見後からは夜にかけて円が売られ、下落幅を全戻しする動きとなり、更に深夜帯にかけては再度半値以上の下押し、そして最後はまた買い戻しという荒い動きとなって、日足では長い下髭を付けたピンバー...
ドル円先週の週足は陽線のクロス。 ローソク足実体が先週の始値辺りとほぼ並ぶ位置で確定し、一時は到達していた158円台から戻ってきてしまった事により一目均衡表の遅行スパン線がギリローソク足の中に留まる形になりました。 先月末辺りから転換線は基準線を上抜け交差してきていましたが、158円手前で上値を抑えられる期間が長引いてきた事によって基準線が今度は下を向き始めたようです。 価格は雲の上を推移していますが、先週のうちに3役好転になり切れなかった週足チャートのこれまでの一連の流れを見てみると、160円を手前に一度押してくる可能性が出て来たのかなと意識せざるをえません。 アメリカの新大統領トランプ就任を目前とし、先週バイデン政権最後の米雇用統計発表では予想値より強い数値となり一時大きくドル高円安となりドル円は上昇しましたが、その後全...
ドル円相場で戦うFXトレーダーの皆様、今年一年の総利益が確定する迄残すところもう半月となりました! 今トータルで勝っている方も、まだ...という方も、FXで出せる1年間の総利益が確定=次の税金が確定するとも言えるそんな大事な時期ですw まぁそれはさておき、今月に入って現在のドル円は11月の下げ分を怒涛の巻き返しで上昇してきている最中なわけですが・・・まぁいきなり結論から言うと、今後ドル円は恐らく下げてきます! 今からその解析を、テクニカル的視点で、私個人の見解として説明していきたいと思います。 では、先ずトップの週足チャートですが、12月に入ってから、初めは11月最終週の大陰線に引き続き一度は安値を更新して一時は148.644の安値を見せました。 そこから巻き返すようにドル円は上昇し、今週12/13付までは7月から9月中頃...
気がつけば今年も残すところあと1ヵ月となりました! 相場の1年というのも、経ってみれば早いものですね。 トップに飾るチャート画面は1ヵ月足ですが、こうしてみると今年は上下共に大きな値動きが有りましたね👀 10月は一時下抜けていた月足20SMAを一気に上抜け、先月11月も前半はその流れを引き継ぎ、一時は156円を突破!そのまま160円を目指すのかと思う位の上昇も見せましたが、後半からは折り返して下落に転換。月足では上髭の長い陰線で確定しました。 初めて152円が意識された基準となる2022年10月の高値(凡そ152円)の意識ラインは、10月、11月共にこの時間軸のローソク足を見ても分かるように、足実体での上抜けが無く、髭での上抜けとなった事が現在は152円の「上抜け騙し」と思えるようなローソク足プライスアクションが見て取れます...
ドル円は先週末大きめの下落で終りました。 週足では長い上髭(ローソク足実体よりも髭が長いので、一応ピンバーという認識)が出来上がりましたね。 先々週まで髭のみが上抜けていたショート目線の最終防衛ラインとも言えるフィボナッチライン0.618(153.404)を週足確定で上抜けで確定している為、限りなく現在の目線は長期でも上に傾きつつありますがやはり15日の下落でできた上髭は無視できません。 先週書いたドル円展望でも話していましたが、現在上昇中であるドル円が下降転換し再度今年の安値を目指す勢いで逆行していく為には現在の上昇トレンドの下降転換(日足レベルでの転換)が必要になります。 勿論、日足レベルの上昇トレンドが終了するには、たった1日だけで起きた調整レベルの下落程度では事足りませんが、それは単に下落幅だけの話では無く、やはりそ...
皆さん先週は米大統領選挙、お疲れ様でした!2週連続で窓開けからスタートし、終わってみれば往って来いな相場でしたね💦 でもそれってもしかして、テクニカル的に見ればここ数週間続いていた日足レベルの上昇トレンドの、終盤を示唆する動きだったのでは?なんて思っているのは私だけでしょうか。 それはあくまでも一つの推測に過ぎませんが、、、 そもそも【トレンドの終わり】というのはそのトレンドが発生している時間軸内に、「短期間に大きく値が上下」する事が増えてきて、そして今迄続いていたトレンドが、「崩れていく」まで流れを表してくる事が多いですよね。 更にいうなら、トレンドが終わる時の流れというのは、『短期足から順に上位足が相場転換して行くプライスアクション』が起きている流れの時の事だと思います。 そして、またこれは別に、【トレンドがなくなる時】...
先週は週開けに大きな窓開けが起こり、その動きがテクニカルでは予想困難だった💦という事でドル円展望をお休みしていましたが、今週からはまた再開します! 私は分からない事は分からないとハッキリ言えるタイプなのでw では先ずは先週までの値動きについておさらいします。 上の画面はドル円日足チャートになります。 衆議院選明けの結果を受けた影響で週明けは大きく上窓開け後154円直前まで値を伸ばすも、そこからは伸び悩み暫く153円台を推移していたドル円は、木曜の日銀金利政策発表後に一時152円を割り、空いた窓を全て閉じ、151.9円台まで下落。 その後は反発や下落を繰り返し、金曜日の雇用統計では結果が悪く再度安値に並んだが、151円台後半からの買い支えにより下落がストップ。 同日のISM製造業景況指数の発表後には何故か少し遅れましたが反応が...
10月は大きな陽線で決まりましたね! 2022年の10月の高値ラインから2年間、意識され続けている151.946(凡そ152円)のラインとほぼ並んだ位置で確定しています。 厳密に言えば終値が152.042となっており、僅かにラインを超えて確定していますが私は10月の確定足でこれを明確に超えたという見方は敢えてしていません。誤差の範囲だと思うので。。。 ただし、月足では20SMAを一度下抜けてきた後、再度上昇しその20SMAを大きく上抜けして確定している事も有り、髭もほぼ無い状態。 と見ると、まだ20SMAがサポートとして効いていそうな感じもしますが、よく見ると暫く機能していた上昇トレンドラインは上抜けせず交差して髭となりその下で留まっています。 これらの状況を総合的にみたら、あくまでも私の見解ですが… ①今は上昇トレンド中の...
今月に入って序盤は大きく上昇してきていたドル円の動きも、先週から随分その勢いは収縮し小幅な動きへと変わってきました。 先週は17日木曜日、一時150.32ほどまで上昇してきており、翌日18日金曜日の陰線で日足が包み込む形となりました。 確定位置は日足200EMA(白)と前回までの戻り高値ライン149.4にタッチした後少し戻して149.533で確定しています。 200EMA及び戻り高値ラインを明確に上抜けしてきた後のロールリバースとも見て取れる動きではありますが、全体から見れば小さいものの「 包み足...
ドル円週足は、先々週に引き続きの陽線でしたが、中身は 小幅な動きのレンジ相場 となりました。 レンジの要因となったと考えられる主な原因が、 先週発表の失業保険申請件数が、ハリケーンの影響を受けて増加した事...
先週の大陽線の長さは週足チャートで見てもここ一番の動きでしたね! 1週間分の変動幅は凡そ7.36円と、実はここ十年位の間でも中々見ることが無いかなりの大陽線でした。 まぁそれはただの数字として見てくれればいいだけの事なんですが、 私の経験上ではその時間軸でローソク足1本の動きが比較的以前よりも大きくなってきたとき、そしてそれが更に、上下に同じように頻発してきたとき、そろそろ相場の転換!?の合図となる場合が多いと感じています。 これは皆さんもよく見るであろう〇時間足レベルなんかでは本当に良く表れています。 上位足であればあるほど、その形成や転換の頻度は少なくなる為あまり見かけなくはなりますが、それでも必ずいつか転換は起こります。 今回はそれが週足っていう時間軸での規模になったものだと考えてみてほしいのですが、 そもそも、ローソ...
ドル円は週明け30日、9月末日とも重なりあらゆる値動きが予想されます。 私自身、この記事を書いてて途中で分からなくなる位どれも予想が困難なものばかりです。 その中でもありそうなものを2つだけピックアップしておきました。 一つはロングシナリオで、もう一つはショートシナリオです。 あくまでも短期目線で、それゆえ直ぐにシナリオ展開の修正も必要になりうる可能性は高く、正直30日は、短期でもよほどの自信が無ければノートレで迎えたい。 そんな気持ちになりつつ、私はSNS上で見かける必ず勝てるかのような解説で煽り散らかす胡散臭い先出しトレーダーとは違い、可能性はあるけどハイリスクだよって事を事前に説明したうえで出来たらやって欲しくないとまで思うシナリオを描いていこうと思いますw では【4時間足チャート】 こちらのチャートでは、画面上に書...
皆さんお元気ですか?先週は 石破ショック とかで為替も株も色々と大変でしたよね💦 私は大損することなく何とか過ごせましたが...持ってた含み益の合ったドル円のポジションは全て決済されてしまい、現在はノーポジです!! 実は、皆さんももしかしたら経験あるかもしれませんが、こういう大暴落等の大きな値動きの後の、何のポジションにも縛られてもいない時が結構危ないんですよね😅 まぁこういう時にありがちな心理的状態には、大きく分けて2つあると思います。 その大きな値動きで 負けて悔しい時 と、 勝って嬉しい時...
皆さん三連休はどうお過ごしですか? 私は普通に仕事ですが...まぁ休める方はどうぞゆっくり休んでくださいね🍵 どっちにしろ土日の相場は休みなので、週明けの展望でも書いていこうと思います。 先週のFOMCでは利下げ、日銀では現状維持、それぞれの大イベントも終わり、来週からどうなっていくのか?まだ先の事は分かりませんね。 私はファンダメンタルについてあまり深くは言及しませんので、やはりどちらかと言うと得意な方のテクニカル分野において分析していこうと思います。 さて挨拶はこれくらいにして 【日足チャート】 ドル円は今月2回目の日足20SMAの上まで上昇し確定。 チャート内には日足の下降トレンドのなかの直近の下落波に対してフィボナッチリトレースメントを引いていますが、一つの目安と見た場合丁度61.8%に刺さった後止まって見えます...
今回は、ドル円の長期目線週足から、短期目線4時間足までの展望を書いていきたいと思います。 トップの画像は9/20現在のドル円週足です。 2023年3月末からカウントしている週足レベルで続いていたドル円のエリオット(上昇の)推進波がいよいよ終わりました。 以前に投稿していた記事でも説明している様に、エリオット推進5波が終了する条件である「(上昇)推進2波と4波の安値を繋いだ白いラインを下抜けて確定した事」が今月9月に入って整ったことにより分かります。 そして同時に、推進5波終了の始まりとなる今年7月上旬に161.950円の最高値をつけていた所からの下落が、現在のエリオット修正波の「A波」であると断定できますね。 現在はまだ、そのA波の最中であります。 一目均衡表を見ても、先週時点で雲を下抜けし、三役逆転となっている状況から、ド...
2024年も半年が過ぎ、6月で年初来高値を更新したドル円はついに170円台が視野に入ってきました。 今年入った円買い介入も、気づけば 押し目となってしまう結果 となりました。 先日、神田財務官が後任と報道され、その 残された任期は7月一杯までとなった事 が明らかになりました。 このヘッドラインが出たタイミングでもドル円は大きく円安方向に動いていましたが、発表が月末だった事も有ってなのか、その要因は様々な理由が考えられましたが、その後大きく下落する場面も有りました。 結局、 残された任期の1ヵ月月間は神田財務官の監視下で今の円安相場が推移していく事 となり、やはり市場も神田さんが 残りの任期中に再度為替介入を実行するのでは ?との 思惑...
今月も残り1週間となりました。 ドル円は今年行われた為替介入前の高値160円を目前とした位置まで上昇して来たようです。 特に先週はずっと日足で陽線続きで、後半に来るにしたがって上昇幅も次第に大きくなってきています。 週足としては大陽線となり、短期足では浅めではありましたが時折押し目も作りながら先週の引け迄ずっと上げ続けてきました。 そして、158円を超える辺りからは更に介入警戒感も高まる中、結局先週は介入が有りませんでした。 ドル円が下落する可能性のあるファンダ要素でもあるフランスのEU離脱問題も現在はなぜか沈静化していますが、結局まだ何も終わっていませんし、アメリカの経済指標悪化からくるドル安の動きもまだ健在です。(ドル安は現在の円安程では有りませんが、今の円安程一辺倒な動きでは有りませんので今後もアメリカの各データ次第で...
2か月振りの投稿となりますね。 相場の皆さまお久しぶりです! さて、先週金曜日に発表された雇用統計では、結果自体は予想を上回り上昇。 同日に直前まで下落基調だった分もあってか、1円以上大きく値を伸ばしました。 私は指標の予想等はあまり得意では無いので、実際どちらに行くのか等は分かりませんでしたが、市場の予想では下に向かっていくと考えていた人も多かっただけにある意味サプライズな動きになったのかもしれませんね💦 今回の結果に対して界隈では色々と異論があるようですが、私にはそれぞれの意見にも甲乙付け難く、ましてやそれに対して特に意見することはありません。まぁつまり、「正直よく分からない」とだけ言っておきましょう。 そんな私ですが、私の中でファンダメンタルは重要な事とは重々理解しているつもりでも、私のテクニカル主体のトレードの...