昨日のドル円は高値を追う場面もあったが、111円付近まで押し戻され、方向感の鈍い推移が続いている。 時間足チャートを見ると、110.90-111.40のレンジ推移となっており、方向感が読みにくい状況が続いている。 本日はこのレンジを上は少し前のレジスタンスとなった111.50、下は少し前に揉み合いとなった110.80付近まで広めに考え、110.80-111.50のレンジをどちらかに抜け出し、方向感が出てくるまでは様子を見たいところである。 OANDA:USDJPY
ユーロドルの1時間足を見ると高値、安値を切り上げる綺麗な上昇トレンドが続いており、本日も底堅い推移となる可能性が高そうである。 ただし、以前もご案内した通り、RSIやMACDではダイバージェンス気味の動きとなっており、上昇の力が徐々に弱まっているようにも考えられるため、調整売りが強まるというシナリオも考えられそうである。直近では伸びきっている感もあるため、買いで攻めるのであればできるだけ引きつけて買いたいところである。 サポートの候補としては、直近でレジスタンスとして活躍した1.165付近や安値を結んだトレンドライン付近と考えられる。その付近までで反発に転じるようであれば、上昇基調継続の可能性が高まり、その水準を割り込むような動きとなると、上昇基調が終焉を迎え、下落基調に転じる可能性が高まるといえるため注意したい。
昨日のドル円は110円台では買いが入り、111円台に押し戻すような動きが続くものの、上値も111.20手前で失速するような動きが続いた。本日はまず、このレンジ(110.90-111.20)をいずれに抜けるかで方向感を見出したいところである。 ただし、下に抜けた110.75-110.90の水準は少し前に揉み合った水準であるということを考えると、この水準もサポート候補となりそうであるため、本格的に崩れて下落基調が強まるのは110.75を割り込むような動きとなった後のようにも思える。昨日111円を割り込んだところで構築された買いポジションもそこまで下押しすると苦しくなり、損切りが増えそうである。 逆に上は111.20を上抜けると、抵抗は少ないようにも見える。 いずれにせよ、どちらに抜けるかをしっかりと見守りたい。
ドル円の1時間足チャートを見ると111.15-111.50の狭いレンジ内での推移が続いている。安値、高値を切り上げる上昇基調が続いてはいるものの、RSIやMACDの動きを見ると、上昇の勢いは少し衰えているようにも見え、流れが変わるというシナリオも考えておきたい。 いずれにせよ、本日は111.15-111.50のいずれに抜けていくかで短期的な方向感が見えてくるように思える。出来高プロファイルを見ると、111.15を割り込んだところでは出来高が急低下しており、割り込んだところでは短期的に下落が勢いづく可能性があるので注意したい。
EURUSDの時間足チャートではRSIやMACDでダイバージェンス発生後、調整が入っている。大きな流れでは上昇中の調整の領域であるが、もう一段下値を探りに行く可能性がある。 今週は終盤にかけ、高値を切り下げる動きとなっており、直近では十字線が出現し、上値詰まり感が出てきており、下値を探りに行く可能性が浮上しているように見える。 下値の目処としては、直近の安値を結んだラインや過去にもみ合いとなり、出来高プロファイルを見ても出来高が比較的多い1.1515-1.153付近が下値の目安として意識されそうな水準と考えられそうである。