DXY(ドルインデックス)2025年1月 第二週

2024年のドル円はレンジ(ブルーボックス)を抜けて引けましたが、今年このまま上昇が引き続き継続するかが焦点だと思います。
トランプ政権下でのFRBの動向や金利に大きく影響されると思いますが、ファンダメンタルズを見てもインフレ上昇による金利上昇でのドル高、トランプ政権によるドル安誘導派の意見と双方の意見を聞いているとどちらも納得いくもので正直なところ動いて見ないとわからないと言ったところでしょうか?

チャートを見る限りは、2022年以降の動きとしては、個人的にはまだ修正波の中で価格が横向きに移動していると見ております。
ブルーのレンジ部分は突破いたしましたが、このレンジ部分を複合修正波の(X)フラット波として
まずは見てますので、(Y)ジグザグ波として下落がチャネルライン底程度までのドル売りが進むのではないかという見立てを第一に考えております。

ただ、ボックス内部に右肩下がりの切り下げラインとしてサポートラインが走っていますが、このラインで反発して再上昇となり、再びボックスレンジを上抜けするような動きを見せた場合はドル買い方向(上昇)へ目線をシフトする考えです。

現在の上昇波(2024年10月〜)は日足や4時間足で見るともう間も無くインパルス波形として5波動が完了するような形に見てますので、上がるにしても下がるにしても一旦は修正波として、下落をする段階が近いと見てます。その場合に、ボックスレンジ内に価格が食い込んで来ると考えてますが、上昇継続の場合は先ほど述べたように斜めの切り下げラインからの反発、もしこの切り下げラインを下回る動きならば、(W)(X)(Y)ダブルジグザグ(Y)ジグザグ波として、ドル売りの目線と考えてます。

●直近4時間足チャート

スナップショット

上昇波インパルスが完了の場合、最低でも38.2%までの下落は第一に考えたいところです。
よって、年明けはドル売り方向への戦略をまずは考えてますが、主要ドルストレートを見てもまだドル買い方向の動きが継続しているので、サインが揃い次第ドル売りのポジションを各ペアで仕込んでいけたらと考えてます。
ノート
訂正:冒頭で『2024年のドル円』と記載してますが、正しくは、『2024年のDXY』です。
失礼しました。
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