EUR/AUD 日足

ユーロ/豪ドル(EUR/AUD)の相場分析です。

EUR/AUDは昨年のコロナショック以降、下落相場が長らく続いていましたが、今年2月後半の急上昇をきっかけに、日足レベルでの上昇トレンドを形成し、現在も継続中です。

画像の緑の斜めのラインは、中期で引いた上昇の平行チャネルです。
1つ、上昇チャネル上限をはみ出している部分が見えると思いますが、行き過ぎ相場によるオーバーシュートと捉えて市場参加者にはあまり意識されない価格帯と考え、個人的には無視をしてより多く反応している角度を採用することにしました。

短期的には、オーバーシュートが起きた後から下降トレンドになってはいましたが、急上昇の起点になる価格帯まで落ち、中期の上昇平行チャネルの下限で反発しました。

さて、今後の展望ですが、下落も一段落つき、下降のトレンドラインも上抜けた状態で、短期的には方向感が無い状態です。

ここで個人的に注目しているのが、4時間足の200MAです。(画像では4時間足200MAを日足表示にしています。)
昨年の12月から見ていただけたらわかりやすいと思いますが、多くの押し目や反転時に反応しています。直近でも上昇に対して綺麗に反発していて、多くの市場参加者が見ている線であることが分かります。
上昇トレンド中はサポート機能の役割が多かったのに対し、今回はレジスタンスとして機能しているので、少し注意が必要かなと思います。

今後は4時間足200MA上抜けや上昇チャネル下限、水色の1.5900付近の水平線での買い目線は維持しつつも、1.5900を下抜かれたら目線を変える事を考えています。

EUR/AUDはボラティリティが非常に大きいので、トレードする際にはロット数や損切位置などに注意する必要があると考えています。
Moving AveragesMultiple Time Frame AnalysisParallel Channel

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