【EURUSD】相場分析20210104 ユーロドルどこまで伸びるか?週足・日足波動から直近の上昇目処考察

【サマリ】
年末も上昇を続け、2020年の高値を更新して終えたユーロドル。
年末には一時1.23をつけ、2018年1月につけた高値1.25が射程圏内に入ってきました。
この投稿では週足と日足の波動を見ながら、今の上昇の終点目処を考察します。

【環境認識】
週足
スナップショット

冒頭述べた2018年1月の高値がちょうどパープルの帯で示した部分。
2018年年初の週足を見てもこのゾーンでは上ヒゲが多発しており、売り圧力が高そうな気配です。
波動の観点では、週足レベルの波動を同じくパープルの波動イメージで示した通り。
現在は下降5波に対する調整3波のC波を形成中と捉えています(仮置き;これから上昇5波になっていく可能性も当然あり)。
現在の上昇つまりC波がどこまで伸びる可能性があるかですが、一つ目の可能性として見ておきたいのが、
(1)A波のFR1.272水準と上記パープルゾーンの重なり
この領域での一旦の反落は想定しておきたいところです。

別途ドルインデックスのチャートを見ても、まもなく2018年2月の安値水準に到達するかという場面であり、ドルインデックスが2018年2月水準に到達するタイミングで、ユーロドルは(1)のポイントへ到達。そこからはプライスアクション次第ですが、反落の可能性も見ておきたいところ。(ドルインデックスの詳細については下記のリンク参照)

<ドルインデックス日足>
スナップショット

もう一つの可能性としては、
(2)A波のFR1.618水準(1.28超え)
が考えられますが、さすがにこの価格帯を目指す過程では下降調整が挟まるでしょう。そのことは日足の波動を分析することからも想定ができます。

日足
スナップショット

オレンジの波動が2020年11月からの続く直近の上昇波動です。すでに5波目を形成中であり、オシレーターもダイバージェンスを示していることから上昇の勢いは弱まってきています。
日足5波の上昇目処としては1波のFR2.618から1.24ラインがパープルゾーンと一致しており、このあたりで直近の上昇が一服する可能性は見ておきたいと思っています。

Elliott WaveEURUSDTrend Analysis

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