ECB6月利下げ期待でユーロドルは下落方向か

チャートは4時間足です。

白で引いたあたり、1.08ドル付近はフィボナッチが3本重なっているクラスターポイントとなります。
月足~1時間足のSMA・EMAは全て現在地よりも上側で推移しており、下落トレンドは継続と見ています。

今月ECBがありましたが、徐々にECBメンバーによる6月利下げをほのめかす発言が出てきました。あくまでデータ次第とのことですが、アメリカが先に利下げが来ると市場が織り込んでいたものが後退していき、ユーロの利下げが早まるかもしれないことがユーロ売り、ドル買いの直近の下落相場を形成する一因になっていると考えられます。
また、近隣国であるスイス中銀が今月サプライズ利下げし、ユーロもつられて大きく下落しました。

トレード戦略としては、目先はやはり1.08ドルのプライスアクションを見て動くことになりますが、しっかり割り込むようであればショートを打っていきたいと思います。
1.084あたりも戻り売り出来そうなポイントなので、もし1.08ドルを上昇反発した場合は待ちたいところです。
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