チャートは日足です。 日米金利差が直近下落しており、ドル円が追いかけるように下落していることが分かります。 トランプ大統領による追加関税政策が一服したことにより、インフレ再燃懸念が後退し、巻き戻しで米国債の利回りが下落していると考えられます。 その結果、日米金利差が下落しています。 最近はドル円との相関性が高く、現状の日米金利差から見たドル円の推定値は149円付近となっております。 必ずそうなるという指標ではありませんが、ドル円のトレード材料の一つとして参考になるかもしれません。
チャートは日足です。 ローソク足がドル円、オレンジの折れ線グラフが日米10年債の金利差となっています。 去年の8月以降から相関関係が確認できます。 去年の12月以降はトランプ政権の追加関税の実施の思惑などからインフレが懸念され長期金利が上昇していました。 ただ現在はトランプ大統領による中国への追加関税も避ける意向を示すなど、当初ほどの懸念は後退し、長期金利も落ち着いてきました。 また、日本の政策金利の引き上げも影響してここ半月ほどは日米金利差は縮小傾向にあります。 オレンジの日米金利差のラインは2023年以降高値が切り下がり下落トレンドとなっています。 ただ直近はこの下落のトレンドラインをサポートしており、ドル円の今後の値動きがどうなるのか、この日米金利差との相関性からも注目して見ていきたいと思います。
チャートは4時間足です。 現在ドルフランは上昇トレンド中で下がっているところです。 0.902フラン付近がフィボナッチが2本重なっており、200SMA・200EMAが重なるクラスターポイントです。ここはダウ理論からしても下抜けると4時間足での目線は下方向に変わるポイントです。 なので、最後の深い押し目として買いから入りたいと考えています。 ターゲットは直近高値の0.92フランあたりです。 もしクラスターポイントを割れたら損切りしてドテンショートに切り替えたいところです。
チャートは4時間足です。 12月半ば以降156~158円のレンジにあったのがついに下にブレイクしてきました。 きっかけは水曜日に発表された米CPIと、1月の日銀会合で利上げを示唆する内容の記事が出てきたことです。 米CPIは、結果予想よりもかなり低い結果出なかったにもかかわらずドル円は下落。 市場ではインフレ懸念があったがそこまで上振れしなかったことや、買いのポジションが狩られたことが下落に拍車がかかったと考えています。 そして本日、ブルームバーグから日銀が来週の会合で利上げする公算が大きいとの観測記事が上がりました。 この記事をがきっかけとなりドル円はついに156円のレンジの下限をブレイク。 昨日の植田日銀総裁も、利上げを行うか判断するとの発言もありましたが、より日銀の利上げ確度が高まりました。 20日のトランプ氏...
チャートは日足です。 表示している左側の高値はコロナ以降の10年債利回りの高値です。 今年は9月ごろまでは下落基調にありましたが、そこから反転して上昇し200SMAを上抜けました。 ちょうどドル円が139円台から転換したところでもあります。 9月にFRBは2段階利下げを行いましたがその後の材料出尽くしや、10月の雇用統計も堅調、さらにトランプ氏の大統領当選も現実味を帯びました。 それらの結果、今後のFRBによる利下げは少なくなると示唆されたことが主な要因として、利回りは上昇したと考えられます。 さらに12月には200SMAにサポートされて上昇しています。 これはアメリカの経済・雇用の堅調さやパウエルFRB議長のタカ派姿勢と、FOMCでも利下げは行ったものの経済見通しなどタカ派な内容となったのが主な要因です。 さて、ここ...
チャートは日足です。 2022年11月ごろから緑のレンジ内でずっと上下してきましたが、最近ようやく上にブレイクしてきました。 次のターゲットは109ドル付近となりそうです。 2022年11月ごろと言えば、ユーロドルがパリティ(1.0ドル)割れをしていたころですが、また同じ水準に戻りそうな展開に見えます。 12月のFOMCでは、、利下げを行ったものの経済見通しが上方修正され、パウエルFRB議長は経済は底堅く、慎重に金利を調整していくと述べ、利回りは上昇し米ドルも上昇しました。 来年の利下げは1~2回となる見込みで、米ドルの堅調さはまだ続くと考えられます。 よって、ドルストレート(特に対ユーロや対ポンド)の下落トレンドはまだ続くのではないでしょうか。
チャートは4時間足です。 ポンドドルは白の200SMAに抑えられる形で下落しています。 200SMAより下でチャートは推移し、もう少し引きで見てみると高値と安値が切り下げているので、下落トレンドはまだ続いていると考えます。 1.273ドル付近を明確に上抜けると、上記の根拠が崩れるため目線が切り替わるポイントと言えるでしょう。 現在1.248ドル付近の安値がサポートとなっており、ここを下抜けられるか試す展開となりそうです。 1.26ドル付近はフィボナッチが三本重なるクラスターポイントなので、戻り売りポイントとして適していると思います。 ターゲットは1.248ドル付近の安値、そこをさらに下げていく場合は1.23ドル付近までは下げるのではないかと思っています。
チャートは4時間足です。 ポンドドルは4時間足の200SMAと200EMAがレジスタンスになり、その近辺でもみ合いましたがそのもみ合いを下に抜けました。 次のサポートとなる1.27ドル付近を下抜けたローソク足はそのサポートで終値で引けました。 ここからは反発する場合は1.273ドル付近のもみ合いの下限、下抜ける場合は1.261ドル付近までの下落をイメージしています。 ただ、4時間足は200SMAがレジスタンスになり下落トレンドが再開したとみて、ここからは下落基調で見るのが良いかと思いますので、下目線でトレードしていきたいと考えております。
チャートは4時間足です。 緑の枠は2022年11月末ごろから続いているレンジです。 現在そのレンジの上限付近に位置し、4時間足での200SMAがサポートされさらなる上昇が続くかというところです。107ドル付近を上抜ければ、前回の高値である108ドルが見えてきます。 逆に反転してしまう場合は、105.7ドル付近の200SMAのサポートあたりまで戻ってくるのかなとイメージしています。 そういったことを考えつつ、目線としては200SMAはサポートされ上昇していますし、上昇トレンド継続は継続する方向で戦略を考えたいと思っています。 ユーロドルやポンドドルなどのドルストレートは下目線でトレードに臨みたいと考えております。
チャートは4時間足です。 このところドル円は弱く下落してきていますが、これについて米10年債利回りに着目したい。 トランプ氏が当選後は先のインフレ懸念材料からトランプトレードとしてドル円は堅調でした。しかし今は12月のFOMCの金融政策、そして来年以降のアメリカのインフレ動向、そして金融政策についての思惑でドル円は下落していると考えています。 先週金曜日にトランプ氏はベッセント氏を次期財務長官に指名しました。 ベッセント氏は三つの矢として、①財政赤字をGDP比3%に削減②日量300万バレルの原油増産 ③GDP成長率3%の実現を掲げています。 特に②日量300万バレルの原油増産は原油の輸入コストを引き下げるので、インフレ抑制政策となります。 ベッセント氏の次期財務長官指名あたりからは、懸念していたインフレ再燃やそれによ...
チャートは4時間足です。 金曜日につけた安値付近である154円付近は、フィボナッチとレジサポラインで意識されるポイントで、月曜日からはそこから反発して上昇しています。 4時間足のチャートは上昇トレンド継続とみて、ドル円は上昇方向で見ています。 ダウ理論に沿って下落トレンドに目線を変えるポイントは、152円ミドル付近です。 ここは4時間足の200SMA・200EMAと、日足の200SMAのサポートになるところです。 そのため明確に下抜けすれば150円方向に下落すると見ています。 なので、今のところは上昇トレンドで見ていますが、152円ミドル付近はある意味最後の押し目ポイントでもあるため、上昇トレンドでもそこまで押し目を付ける可能性もあるわけです。 ロングポジションを持つ際のリスクリワードには気を付けたいところです。
チャートは4時間足です。 重要なレジスタンスが1.06ドル付近でここをしっかりと上抜けない限りは下落トレンド継続と見ています。 ターゲットは丸で囲んだ前回安値です。 ただ目先は1.05ドル付近で反発しているので、そこを割れるかがポイントとなりそうです。 もし1.05ドルを下抜けるとパリティ(1.0ドル)が見えてきます。 結論現在は1.06ドルを背に下目線でターゲットは1.05ドル以下、1.06ドルを上抜ければ短期的な上昇に目線を切り替えると、そういったイメージを持っています。
チャートは4時間足です。 200SMAと200EMAのある163.5円あたりのクラスターポイントをサポートされ、ユーロ円は上昇しています。 次の強いレジスタンスは165円付近でここを超えられるかが次のトレンドを見る上でのポイントとなりそうです。 165円をサポートとして上昇した場合は、ひとまず高値の166円台まで上昇を見込んでいます。 ただ、抜け切れずに163.5円付近のサポートを下に割り込んだ場合は、162円までの下落を見込んでいます。 現状163.5円あたりでロングを仕込んでおり、月曜日の高値付近で一部決済しています。 オレンジのフィボナッチの50%のサポートを見て、上昇の勢いを見たいところなので、そこを割り込んでしまった場合は全決済して、163.5円付近のサポートのプライスアクションを見たいと思っております。
チャートは日足です。 今回はテクニカル面のみで分析をしてみます。 1.28前半付近は、日足の200SMA・EMAそして複数のフィボナッチが重なり、また週足の200SMA・EMAのサポートにもなっています。 複数のテクニカルが重なるためここは強力なサポートとなり反発しています。 このサポートを起点にトレンド転換する可能性はあるのかなと考えています。 一旦のターゲットは1.30ドルミドルと見ています。 そこをさらに上抜ける場合は、次のターゲットは1.31ドルミドルでしょう。 逆に1.28前半付近のサポートを下抜けると日足と週足のSMA・EMAを割り込むので本格的な下落トレンドなるかもしれません。 ただ、現在サポートされているうちはトレンドとしては底堅いのかなと見ています。
チャートは日足です。 ドル円は週初から4円も上昇して現在1円ほど戻している状況です。 今回の上昇要因をまとめたいと思います。 ①まずは月初のアメリカの雇用などの数字の改善です。 これまでアメリカの雇用が予想を下振れることもあり、景気後退不安がありドル安傾向でした。 しかしこのところ数字が驚くほど強く、年内の利下げ織り込み回数の減少でドル高トレンドに切り替わりました。 ②そして日本の政治不安による円売りです。 週末に衆議院議員選挙の投開票がありますが、自公の過半数割れの思惑が浮上し、日本の政治不安から円売りとなっております。 ③そして来週に迫った日銀会合では金利維持がコンセンサスとなっています。 石破首相や植田日銀総裁も利上げは慎重な姿勢から今回は利上げが見送りとなる可能性がいでしょう。 ④そういった円買い材料がない...
チャートは4時間足です。 ユーロドルは下落トレンドにあり、次の到達ポイントは8月月初の安値である1.078ドルあたりまではこのまま下げるだろうと見ています。 また、そのサポートを割り込めば6月安値の1.067ドルあたりまでの下げも視野に入れています。 しかし、次のターゲットの1.078ドル付近で切り替えして上昇した場合は、1.087ドルあたりかさらに上の1.095ドル付近がレジスタンスとして固いかなと考えています。 ただトレンドが出ているときに下手に逆張ると狩られてしまうので、素直に順張りしていきたいところです。
チャートは4時間足です。 現在綺麗なダブルトップの三尊形成後下落しており、さらに4時間足の200SMA・200EMAも下向きになってきていますので、この先下落トレンドと見ています。 目先のレジスタンスは1.09ドルミドルですが、その上の1.1ドルあたりのクラスターポイントまで戻り売りポイントとして見ています。 ターゲットはひとまず、次のクラスターポイントの1.088ドル付近、その先は1.078ドル付近まで見ています。 挙げたレートは全てフィボナッチが複数重なり、レジサポラインと重なっているクラスターポイントなので、現在の値動きで意識されるポイントです。
チャートは4時間足です。 金曜日の雇用統計の結果を受けてドル円は146円ミドルから149円付近まで上昇しました。 FedWatchを見ると、FEDの利上げは年内3回から2回に減少。 また、日銀による利上げ観測も後退していることから、ドル円は先週から大きく上昇してきました。 この上昇のターゲットですが、一旦意識されるのが149円ミドル付近です。 月曜日の動向次第ではありますが、この後は一旦下落し、緑で囲った145円ミドル~149円ミドルの間で推移するのではないかと思っています。 ただ、もしまだ上昇していく場合は次の節目は152円あたりを見ています。 ただ、そこまで上昇していくには追加の材料が必要かなと考えております。 そのため週明けは、上がったところはレジスタンスも近いので売りから入ってみたいと思っています。