さすがに小動きですね。
米大統領選にらみ、基本はレンジ継続です。
〇ドル円、ドル小高く「寄り付き安・大引け高」
〇週末大地震に見舞われたトルコの通貨リラ、対ドルで史上最安値更新
〇英ジョンソン首相、5日から約1か月の外出制限を表明
〇米国新型コロナ、10/30に一日の感染者数10万233人で世界最多更新
〇本日は米10月製造業PMI確報や同ISM製造業景況指数発表予定
先週末は、ブルームバーグによる「英EU通商交渉、英漁業水域での漁業権をEU側に割り当てる詳細をめぐり妥結案が浮上している」との報道が話題に。一方、米国では間近に迫った米大統領選をめぐる世論調査などをにらみ、一喜一憂する展開が続いています。
大地震に見舞われたトルコの通貨リラは災難続きですね。
以前買った時に、すぐ撤退しておいて良かったと安心してます。
材料的に注視されていたものは、「英国情勢」と「米国情勢」について。
前者は、材料的には大きく2つにわけられ、ひとつは前述した「EUとの通商交渉」になる。ブルームバーグが協議の進展を示唆するなか、ロイターも「自由貿易協定など将来関係をめぐり2日に協議を行い、週半ばごろまで続ける方針」だと報じていた。予断は許さないが、一筋の光明がうかがえはじめている気もしないではない。もうひとつは、「新型コロナ」をめぐる動きで、こちらはジョンソン首相が「5日から再び外出を制限する方針」を表明。期限はおよそ1ヵ月、12月2日とされるが、英紙タイムズは「来年まで延長される可能性もある」などと指摘している。
対して後者は、ロイターが、「米国の新型コロナウイルス感染者数が10月30日に累計900万人を突破」と報じたほか、一日の感染者も同じ10月30日に10万233人を記録し、「世界最多を更新した」ことが明らかになった。そうしたなか、米大統領選に関する報道がいくつも伝えられたが、なかでもアクシオスによる「トランプ氏、開票で先行している場合には、開票終了前に一方的に勝利宣言する可能性がある」などとした内容が思惑を呼んでいるので、その発言が出たときにチャート見ていたいなと思うところですが、何日間張り付いていれば良いのか?
と言うぐらい、郵便投票が多いので開票速度などのニュースとのにらめっこになりそうです。
3日の「米大統領選」そして「米議会選」が注視されている。
決定前後からはやや荒っぽい変動をたどる可能性を否定出来ないかもしれない。
一方、それとは別に、先で取り上げた「英国情勢」についても要注意。「EUとの通商交渉」進展を期待させる報道は明るい材料だが、反面でコロナの感染再拡大を受けた「ロックダウン導入」宣言もあり、こちらはネガティブな要因だ。また、後者である「新型コロナ」については英国に限らず、欧州全体を通しても別に注意を払いたい。
材料的に見た場合、中長期的には「米中の対立」やそれだけにとどまらない「中国情勢」、「北朝鮮情勢」、「英国情勢」、「イラン情勢」、「新型コロナウイルス再拡大とワクチン開発」、「米大統領選」、「トルコ情勢」--などが注視されている。
米国やカナダは1日から冬時間に移行しており、経済指標の発表時間がこれまでより1時間繰り下がるのでそこも調子を合わせて行かないと行けない。