ユーロドル 目先は下落なのか

チャートは4時間足です。

先に断っておきますが、筆者は個人的に年内のトレードを終了したので、方向感の予想はこれから書いていきますが、
エントリーはしないと思うので、こういう相場観なんだと認識頂ければと思います。

ユーロドルは1.07ミドルの上値抵抗を意識されて反落、レンジ形成となっています。
ここからの動きですが、中長期的にはかわらず上方向を見ています。
ユーロとアメリカでインフレ率が既に3%ほど乖離しており、アメリカはピークアウトしてきていますが、
ユーロはまだまだ10%前後でピークアウトしたとは言えないと思っています。

アメリカは今後もう少し利上げは進みますが、一定のところで現状維持を続けたのちに来年後半ではリセッションに対応するために利下げに転換すると考えられます。ただ、ユーロはもっとインフレ率が下がらないと緩和政策が取れないので、金融スタンスを考えてユーロドルは上方向だと結論付けました。

ただ目先に関しては、アメリカもまだまだインフレ率は高いので12月のFOMCでもタカ派な姿勢を強調しています。
しかしECBも強気でしたので、少し拮抗しながらジリ上げをイメージしています。
ここから1.075ドルを目指す展開もあると思いますが、1.058ドル付近のサポートが割れれば、1.04~1.045付近までの下押しも想定しています。
ここあたりはクラスターポイントにもなるので、押し目として意識されやすいかと思います。
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