10/27-29 ユーロドル 下落基調へ

アップデート済
ユーロドルは、10月13日に年初来安値を更新した後、それまで上値の抵抗線だった
5日移動平均線を一気に上に抜けて支持線とし上昇基調に転じました。


しかし、10月19日、21日、25日と3度連続で、9月高値と10月安値の間38.2%である
1.1670を越えることが出来ず、その後25日と26日のNY時間に大きく下落しました。
現在、5日移動平均線を大きく外れ、大きく戻すことも出来ずにいる状態です。
このようにチャートからは下落に転じるだろうと予測できます。


27日NYカット期限の大きめのオプションが1.1600にあります。
このために26日の下落後も1.1600まで戻されたように見えます。
このオプションが無くなると動きも軽くなるのではと考えます。


短期 (2年債) 金利が大きく上昇しています。これは昨日26日の下落に織り込まれた
とも見えますが、金利が落ち着いた昨年4月以降の最高値を更新して来ています。
高止まりすればドル高の要因になると考えます。


以上より、本日より下降基調を想定しますが、次の2点が発生した時点で中立とします。
先ずチャートの動きで5日移動平均線にサポートされる値まで上昇した場合、
そして、金利が急低下した場合になります。


また、予想通り下落した場合でも、年初来安値1.1524を下に更新出来なかった場合、
3度目のトライ失敗になるので、ショート利確と新規ロング、そしてショート損切りを
巻き込んでショートスクイーズする可能性もあるので、注意すべきと考えます。
トレード終了: 利益確定目標に到達
「年初来安値1.1524を下に更新出来なかった場合」ではなく、
ECB総裁の発言でショートスクイーズしましたね。
ここ数ヶ月見ないような上昇でした。

しかし、次の日にはそれを越える範囲で下降、
上昇前にあった抵抗線も抜け1.1535まで下落しました。

上昇時に取ったショートも含めポジション全体を決済。
今月は前半と後半に大きな下落が2回あり、
運のよい利益を出しやすい月でした。
EURUSDTrend Analysis

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