TradingViewでの予測もショートが圧倒的に多く、戻りも弱く下落続行に見えますが、
ある程度は上昇すると予想します。
大きな流れでは下であるとは思いますが、以下の理由でそれなりの上昇が来ると考えています。
ただし、ロングを入れる場合は短期トレードを心掛けることが肝要です。
1. 戻りが弱いのはドルが強いわけではなくユーロが弱い
ユーロクロスは先週軒並み弱かったため、ユーロの巻き返しが出ると予想します。
とはいえ、それほど強い通貨ではないため、ドルの動きをすべて消すということは無いでしょう。
2. 金利が下がっている
先週中頃に10年債・2年債それぞれの利回りで節目を超えて急上昇しました。
これは金利上昇のドル高と、株価下落を誘発しリスクオフのドル買いでドルの上昇を促しましたが、
現在はそれぞれ節目でサポートされずに下回っている状況です。
3. リスクオンのドル売り
先週は米株価3指数がすべて大きく落ちましたが、週末に大きく戻して来て持ち直しそうな様相です。
まだまだ株価に影響するリスクイベントが多く、今週どうなるかはまだわかりませんが、
このまま戻せばリスクオンのドル売りになる可能性が高いと思います。
戻しの目安としては、9月高値と安値間の38.2%付近で節目の1.700、23.6%付近の1.1650、そして、
現在既に抵抗線となっている1.1600の3つを想定しています。
10/8金曜日の雇用統計までは、上を何度かトライする状況が続くと思いますが、
結局1.1600を抵抗線としてこのまま先週木曜日の安値を越えるようであれば、
本予想は否定されたと考えます。
また、上記の通り、大きな流れとしては下方向と思いますので、
上に動いたら流れに付いていき、節目毎にショートも入れていくことも有益かと考えています。