ポンドドル レンジの中間に 反転の可能性もありか

チャートは週足です。

少し大きい時間足ですが、目先1.290ドル付近に週足の200SMAがあります。
ここを大きく上昇ブレイクするか、反転するかが直近の注目ポイントかなと思います。

ポンドドルは2016年後半以降1.200~1.350ドル付近のレンジ内に収まることが多いことが分かります。そして現在その半ばあたりに位置し、テクニカルだけで見ればここからどちらに行ってもおかしくないように見えます。

今日イギリスのCPIが発表され、明日にはBOEの政策金利発表があります。
また、パウエルFRB議長の議会証言とポンドドルが動きそうな材料が控えています。

先週まではECBの政策金利発表で欧州通貨は買われ、ドルは売られました。
この流れでポンドドルは買い目線だったのですが、週足の200SMAもあって様子見していたらどんどん下がっていくので様子見に徹していました。
思いのほかイギリスのCPIではインフレの鈍化が見られず、経済状況も良くなく、利上げに対しても積極性がないためポンドは弱含んでしまいました。
明日のBOEではどのような声明が出てくるかは分かりませんが、ポジションを持たず静観しようと考えています。

ポンドドルロングは検討する場合は週足の200SMAを抜けてからでもいいかなと思っています。
ショートを考える場合は白いラインで引いた1.268ドルあたりのサポートをしっかりブレイクしてから乗っていった方が良いかなと考えています。
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