FX:GBPUSD   ポンド/米ドル
世界的なインフレ圧力が強まる中、イギリスの中央銀行、イングランド銀行は政策金利を0.25%に引き上げ ることを決め、金融の引き締めにかじを切りました。これにより一時的に上昇する局面も見られましたが、イギリスでは 現在コロナ新規感染者数が再び増加していることから、なかなか積極的な買いも入りにくい状況で持続的 な上昇にはつながっていない。GBP のポジション動向を見ると 1.3238 で取組高は減少しており、小口、大口、レバレ ッジファンド共にロング減少、ショートも減少。大口とレバレッジファンドはショート減少でロングを大幅に縮小させており、ネットポジションは小口と大口はネットショート増加。 ショートを積み増ししているわけでないが、ショートを大量に保有しているためショートへバイアスをかけてい るようにも見える。但し、先週に引き続き小口と大口のネットポジションがショートに偏りすぎとなっていることから 買戻しが起こると上昇しやすいようにも見える状況。

また、原油のポジション動向を見てもそろそろ反発があってもおかしくないので、ブレント原油が上昇するのであれば GBP も買われやすくなるので注意が必要。

投機筋がショートを大量保有していることから、どちらかと言えば戻り売りを優先的に考えるべきで現段階では再び 1.3287~1.3372 まで戻すよう展 開があれば売りを検討。1.3116~1.3015 まで下落して下値が固いようであれば短期押し目買いの検討も想したい。

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