mikan-ya-EURUSD

日経225:23000円をしっかり上抜けると相当なリスクオン状態になるかも

FX:JPN225   日経225
~日経225~

11:12 2018/07/28記載

   月足を見ると、バンドの5つのラインが上を向いた上昇トレンドで、さらには若干ヒゲが伸びていますが、月足+1σ(現在22252円)~+2σ(現在24318円)のラリーになっているように見えます。まだ上目線は継続かと考えられます。完全に上目線から転換するには、緑の一番下のライン(21000円付近)をしっかり下抜けることかと考えていますが、月足+1σを下抜けると、ラリーが崩れるのか、いつも通りヒゲになるのかを見極める必要から上目線中断になると考えています。

   週足を見ると、バンドの形が収縮からヨコヨコの動きに変わりつつあるように思いました。値動きが乏しくなっていますが、これから発散して大きく動き出すためのエネルギーをためているように見えます。5月14・21日の週足、6月11日の週足、7月16日の週足と23000円は相当堅い壁になっているように見えます。この23000円をしっかり上抜けるか否かが今後の大きなカギになっているようです。ただ、上抜けたとしても週足+2σ(23282円)がその上に位置していることから、+2σをしっかり上抜けるまでは上抜けと判断するのは時期尚早と考えています。今後につながるポイントと考えているので、焦らずに様子を見たいと思いました。

   日足を見ると、バンドはヨコヨコであまり方向性は見られません。7月5日日足が日足-2σではね返されていることから、日足+2σが目標となり、その付近の反応に注目しています。自分は今回注目したのが、週足レベルの23000円付近の水平線と、5月29日日足安値を起点としたオレンジのラインによるbroadening formation patternが形成されているように見えたことです。今回のパターンはright angled and descending typeで、上昇トレンドで発生すると、上昇の小休止のサインと考えられます。今回に当てはめると、23000円の水平線を上抜けると考えられます。今回、23000円の水平線付近にヨコヨコバンドの日足+2σ(23015円)が位置していることから、23000円をしっかり上抜けることで、日足バンドウォーク状態につながり、さらには週足レベルのバンドウォークにもつながることから、大きな上昇の可能性は否定できません。23000円はとても注目しておいたほうがよさそうです。

   もし、23000円をしっかり上抜け、先ほど言ったようなシナリオ通りになるのであれば、相当なリスクオン状態になると考えられます。そうなると、ドル円にとっても下値が堅くなるような相場になるのでは?と考えています。

・月足+1σ~+2σのラリーか
・週足バンドの形はヨコヨコ
・23000円付近に大きな壁がありそう
・23000円を上抜けたとしてもその上に週足+2σが位置している
・日足バンドの形はヨコヨコ
・日足でbroadening formation patternが形成
・セオリーでは上昇の小休止サインか?
・23000円をしっかり上抜けると相当なリスクオン状態になるかも

免責事項

これらの情報および投稿は、TradingViewが提供または保証する金融、投資、取引、またはその他の種類のアドバイスや推奨を意図したものではなく、またそのようなものでもありません。詳しくは利用規約をご覧ください。