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遅行線から2つの雲を眺めてみる
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遅行線から2つの雲を眺めてみる
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2022年5月1日
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2022年5月1日
一目均衡表の遅行線は大事だとよく言われますが、いまいちその重要性がわかりづらいですよね。
たまにはローソク足を消してみるのもおもしろいかもしれない、という話です。
今日書きたいのは、
遅行線から見ると、2つの雲がみえる
、ということです。
遅行線は(今日を含めた)26日前に終値を描くものです。普通は遅行線とローソク足との
関係から短期的なトレンド転換を測るものです。
しかし、遅行線を本来の株価の歩みとして考えると、転換線と基準線で作られる雲と、
先行スパン1と先行スパン2で作られる雲の2つが見えてきます。
ここで、転換線と基準線でつくられる雲を現在雲、
先行スパン1と先行スパン2でつくられる雲を先行雲と呼ぶことにします。
ここではわかりやすさのために現在雲も色つけしています。
先行雲でよく知られているように、雲は抵抗帯として働きます。
これは雲が過去に売買が多く行われた価格帯を示し、雲のあたりで
損得が分かれる人が多いので、売買に動く人が多いからと言われています。
とすると、ローソク足から先行雲をみるのと同じように、遅行線から
現在雲をみてそれを抵抗帯として考えることもできます。
TradingViewはローソク足を簡単に消すことができるので便利ですね。
こうしてみると、日経平均の株価は現在この2つの雲にはさまれた格好になっています。
このまま進むと2つの雲が重なった部分にぶつかるので、値動きが激しくなることが
予想されます。そして上か下のどちらかに抜けていくと考えられます。
米国市場の荒れ方をみていると下抜けするようにも思いますが果たして。
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