■先週の振り返り
先週はリスクオン。
ドル安・強い円安が継続し資源国通過(豪ドル・NZドル・CADドル)が強く買われる動き。
資源国通貨に対してドルが買われたがEUR・GBPはその中で弱い動きとはなる。(戦争リスクの不透明感からか?)
各国短期・長期金利は上昇した中で株は強い。
日経・米3指数ともに上昇したがユーロ・ストックス50は下落。
FOMCがタカ派にシフトし金利も上昇している中の上昇。株にとってマイナスな条件が出てきている中、高値を更新していく上昇になるかは注意しながら監視する必要あり。
原油価格も一時よりは落ち着いた値動きとはなっているが高値水準には変わりなし。

●POINT
・円安
・資源国通貨の動き
・ユーロの動き

・円安
3月に入りここ3週間はかなり円安が進みどこまでこの流れが継続するのかは正直わからない。
原因としては各国と日本の長期金利差が理由か?
クロス円のボラティリティーも非常に高く目立った押し目も作らない上昇。テクニカルだけで判断すると痛手を負いそうな状態。
クロス円はしばらく様子見になると思われる。

・資源国通貨の動き
先週の動きの中でかなり強い上昇を見せテクニカル的に重要な水準のブレイク・到達をしている。

・ユーロの動き
やはり戦争が意識された中での値動きで中々一方向への動きが見られない。
戦争の値動きはすでに織り込まれてきている中ではあるもののロングをしていくのはまだ難しいか?
来週も戦争関係のニュースには注目。

●各通貨の動き
EUR/USD 4H足
https://www.tradingview.com/x/GAIYblt7/

ダウ
週足 下
日足 下
4H 下(中立)

テクニカル的には下を見ていく相場の中で4Hで上昇の流れもあったものの大きな値動きとはならず様子見の展開が続くか。

GBP/USD 4H足
https://www.tradingview.com/x/yuBsszBj/

ダウ
週足 下
日足 下
4H 上

週足・日足の調整直面で上昇の動きを見せているものの強い上昇には繋がっていない。
4Hトレンドラインもブレイクしている中でユーロ同様様子見の展開になりそう。

AUD/USD 4H足
https://www.tradingview.com/x/CZ3Gb4Bc/

ダウ
週足 上
日足 上
4H 上

先週の動きの中で週足のチャンネルライン(赤)を明確にブレイクし上昇。
黄色のゾーンまで下落してくればロングを検討、タイミングがあえばリスクを制限した上で調子の下落をとっていきたい。

NZD/USD 4H足
https://www.tradingview.com/x/ddtwTyNb/

ダウ 
週足 上
日足 上
4H 上

豪ドル同様強い動きは見せているものの週足チャンネルライン(赤)のブレイクは確認できず。
ここでの一端の反発、調整局面も視野に入れ立ち回れれば良い。

クロス円
クロス円はファンダメンタルズ的な側面が強い動きのため、動きには注意し狙える動きがあればトレードを考えていきたい。






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