年初から株価の調整が続いています。
FRBが早ければ3月には利上げを開始することが市場コンセンサスとなってきています。
現在の調整は、人類史上例のない超低金利時代から正常な金利が付く時代へと移行する過程での変動です。
一旦利上げが実行されれば市場は落ち着きを取り戻すのではないかと思います。
コロナショック以後の金融相場から業績相場への移行でもあります。
現在はその過渡期なのでしょう。
では、その調整がどのくらい進んでいるかを
週足の対数チャートで確認してみましょう。
対数チャートなので、同じ変化率は同じ幅で描かれます。
なので、現在の調整の幅をコロナショック以後にあった調整の大きさと簡単に比較できます。
前回の最高値からの下落幅で言えば
-5% よくある調整
-10% 少し大きめの調整
-15% 大きめの調整 弱気相場入りの可能性
-20% 暴落相場 弱気相場へ
-30% コロナショッククラスの大暴落
となります。
ちなみにTwitterにも書きましたが、
-30%以上の暴落は過去100年間でたったの8回しかありません。
1980年以降では4回だけです
ブラックマンデー、ドットコムバブル崩壊、リーマンショック、コロナショック
現在、利上げに備えた調整中ですが、利上げは昨年から予想されていることなので、
今後、-30%に暴落することがあるとすれば、
よほど予想外のこと(大きな天災、新たなパンデミクス、大きめの国際紛争や戦争)
が起きた場合でしょう(起きない可能性は0%ではありません)
ナスダック100はそろそろ-10%に近づいてきました。
S&Pは-5%に近づいていきました。
私はこれまでの方針通り、-10%から買い増ししていきたいと思います。
*米国株については毎週水曜日に投稿しています。