米国株居面の変化(再投稿)

スナップショット
マクロ:
 ■金利
    米国長短金利とも11月頭をピークにして横ばいあるいは下落傾向にある。景気後退局面に入る際の傾向。

 ■先物
    ・CRB先物指数においては6月に年度の最高値をつけた後、低下傾向にある。これも景気後退局面に入る際現れる傾向。
    ・エネルギーはロシア・ウクライナ情勢の関する供給不安が剥がれており、プライスキャップも来年から本格的に履行される。
     それに加えて世界的な景気後退に入るとするなら今年のような値動きは考えにくい。
 
 ■経済指標
    ・住宅、製造業、サービスなど経済関連指標の多くが鈍化しているように見える
    ・雇用関連指標については鈍化していると言い切れない
     人手不足なこともありなかなか鈍化しにくいと思われる
    ・インフレは低下傾向にあるが、家賃や外食料金などいったん上昇すると下がりにくい
     粘着性の高い品目については実は今年9月から鈍化していない。
     家賃などは9か月程度遅れて反映されるので来年上半期も厳しいか。


 全体として、金利上昇局面から逆業績相場に入ったと思われ、
 金利とインフレ率を見ておけば勝てた2022年の傾向は終息しつつあると考える


テクニカル;
 トレンドラインをうわ抜けることに失敗し、下落していっている。
 2022年の値動きの傾向を見るに下落トレンドは70日間程度続き、下落幅は20%を超える。
 今年は下落トレンドいったんの終息が近づくとRSIのダイバージェンス(Bull)が発生しているようだ。
 来年も発生するとは限らないが注目してみるのはありだと思う。CURRENCYCOM:US100
Fundamental AnalysisTrend Analysis

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