【USDCAD】相場分析20200421 トライアングル抜けで上昇の気配

しばらく三角保ち合い(ディセンディングトライアングル)が続いていたドルカナダですが、上抜けして上昇の気配が出てきました。

長期足の環境認識から今後の展開を考察します。

<長期足>
週足
長らくレジスタンスとして機能していた赤の水平線を上にブレイクして上昇した後、しばらくもみ合いが続いていました。

スナップショット

<中期足>
日足
週足のもみ合い部分を日足で確認すると、チャートに示したオレンジの三角のようにディセンディングトライアングルを形成していたことがわかります。
そして直近でこの三角を上に抜けてきたところです。

スナップショット

4時間足(最上部チャート)
4時間足に降りて確認します。
日足で見たディセンディングトライアングルに重なる形で赤の下降チャネルを引くことができます。
これを上抜けして、下降チャネル上限がサポートに転換していることがわかります。
そして下降チャネルの上抜けに重なるような形でやはり緑の上昇チャネルを引くことができます。
緑のチャネルは比較的最近できた新しいチャネルですが、上限がサポートからレジスタンスに転換している様子や下限がサポートラインとして働いていることがよくわかります。
さらに2016年2月につけた高値のラインも再度ローソク足の実体ベースで上に抜けてきており上昇の気配が伺えます。

<今後のシナリオ>
上昇トレンドへ転換を想定し、チャネル下限での押し目買いを狙います。

現在のローソク足は緑チャネルの中央線付近に位置しているので、今すぐにロングエントリーをするのはお勧めできません。
ここから価格が下限に戻ってきたタイミングで、かつ意識ラインである青の水平線とチャネル下限がクロスするポイントでのエントリーがより優位性のあるポイントです。
損切りはチャネル下限を抜け、かつ前回安値の付近まで落ちたポイントに設定します。

Chart PatternsTrend AnalysisUSDCAD

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