2021年7月12日のFX為替相場予想

ドル円 110.09 上昇 (4時間足)↑
予想レンジ 109.80~110.65


前日の概要

NYダウは-259ドル安、日経平均株価も-177円安の27940円と下落しました。

ドル円は110円台へ上昇、クロス円も連れ高となっています。

前日の結果

・ダウ平均 34870.16(+448.23 +1.30%)
・日経平均 28550(+340 +1.19%)
・NY金先物 1810.60(+10.40 +0.58%)
・NY原油先物 74.56(+1.62 +2.22%)

経済指標
★★★
15:00 (英) 5月月次国内総生産(GDP)(前月比)
前回:2.3% 予想:1.5% 結果:0.8%
★★★
15:00 (英) 5月鉱工業生産指数(前月比)
前回:-1.3% 予想:1.5% 結果:0.8%
★★★
15:00 (英) 5月鉱工業生産指数(前年同月比)
前回:27.5% 予想:21.6% 結果:20.6%
★★★
15:00 (英) 5月製造業生産指数(前月比)
前回:-0.3% 予想:1.0% 結果:-0.1%
★★★★★
19:00 (英) ベイリー英中銀(BOE)総裁、発言


明日の戦略

★━ ポイント ━━━━━━━━━━━
△強気材料:欧米株の急反発
▽弱気材料:なし
◆ドル円は110円台へ上昇
◆クロス円も連れ高
◆米10年債利回りは1.361%へ上昇
◆ドルストレートは全体的に買われる
◆円ショートが減少し円高圧力
◆ユーロと豪ドルのロングが減少
◆ポンドのロングが増加
◆NYダウが史上最高値を更新
◆欧州株は1%超上昇
◆原油は+2%高
◆金は+10ドル高
◆重要な経済指標発表は特になし
◆サンデーダウは-12ドル安
◆日経平均先物は+550円高の28491円
☆円安株高の地合いと予想
━━━━━━━━━━━━━━━━━━


米国株は急反発

先週末のNYダウは+448ドル高と急反発、史上最高値を更新しました。ナスダック、S&Pとも、史上最高値付近へ戻しています。

原油の反発や、今週から本格化する米主要企業決算への期待感で、大きく買われました。

火曜日以降、米主要企業決算発表が本格化するので、結果と今後の見通しに注目。まずは、米金融機関や非鉄金属アルコアなどが発表予定となっています。


米主要企業決算発表予定

7/13(火)
JPモルガンチェース
ゴールドマンサックス
ペプシコ

7/14(水)
バンクオブアメリカ
ウェルズファーゴ
シティグループ

7/15(木)
ユナイテッドヘルスグループ
モルガンスタンレー
アルコア


各通貨とも買われる

ドル円は109円台半ばから110円台へ上昇、110円台を維持したまま週末を迎えました。

米10年債利回りは1.361%へ上昇、一時付けた1.200%台から急速に反発しており、上昇継続に期待。

クロス円も連れ高となり、+1%近く買戻しが入っています。

通貨別にはポンド買いが強く、再び早期利上げ期待が出てきた様子。ただ、直近の英経済指標はまちまちの結果なので、上値追いにはさらなる材料が必要でしょう。


円ショートが減少し円高圧力に

IMM通貨先物ポジションは、円ショートが減少し円高圧力となりました。ユーロと豪ドルのロングが減少した一方、ポンドのロングが増加。

その後、週末にかけ各通貨とも買われており、買いの勢いは強まったと思われます。

米利回りが低迷していることでドルはまだそれほど伸びておらず、クロス円中心での上昇と予想します。


ドル円注文状況とサンデーダウ

日経平均先物は、時間外で+550円高の28491円と急反発しました。

欧米株ともすでに買戻しが入っていて、日本株は出遅れ感があるため、現物株は急速に買われると予想します。

サンデーダウは、-12ドル安と小幅に下落。この程度の下落であれば、週明けの相場に影響はないでしょう。


経済指標
特になし

fxTechnical IndicatorssignalsTrend Analysis

他のメディア:

免責事項