FX:USDJPY   米ドル/円
このところ米雇用統計、小売売上高、PPI が市場予測よりもかなり強めな結果となり、 さらには CPI も市場予測よりも上回る結果となったことから利上げの長期化が懸念され、ドル買いのサポート要因となっ ています。その一方で、日銀の YCC 撤廃や利上げにも警戒されており、ドルが一方的には強くなりにくい環境です。 新任の植田総裁はデータ分析を得意としており、日本の現在のインフレ率を勘案すれば日本も近いうちに YCC 撤廃と利上げに向かうと見ています。日本は利上げに転じたとしても先進国対比で考えればハト派姿勢だろうと見ており、円高に振れたとしても 125 円前後でバランスをとってくるように見えます。
週足は上ヒゲを伴った大陽線となっていることから続伸が期待できますが、日足で見ると 134.77 近辺に対して陽線の2Bリバーサルが出現しているので上昇が継続するにしても一旦軽い調整を挟みそうです。 買いを検討するのであれば最低でも 133~133.65 に引き付けて買いを検討するのが良さそうで、どちらかといえば 131.55 ~132.80 に引き付けてたい。

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