ドル円の月足に、直線を引いて、三角形を描いてみました。
ほとんどの、チャートの動きは、三角形を作り、ブレイクし、新しい三角形の中を進むという動きを繰り返しています。
レジスタンスとサポートとなる、高値を結んだ線と、安値を結んだ線は、何回か引き直しが必要にはなりますが、機能することが、ほとんどです。
もちろん、一時的には、ボックスレンジ、つまり、長方形の動きであったり、平行、チャネルの動きであったり、逆三角形、拡大型トライアングルの動きもあります。
また、ウェッジと呼ばれる動きもありますが、私の中では、三角形のレジスタンスやサポートを、途中でブレイクした動きで、三角形の動きのひとつだと考えています。
以前、できるだけ、チャートをシンプルにしたくて、水平線だけで、チャート分析をしていました。
結果は、私には、水平線だけだと、難しかったです。
仮に、チャート分析に100の知識が必要だとすると、ひとつの分析方法やインジケーター、例えば、移動平均線を極めて100の知識量までもっていくという考えもできるし、移動平均線の知識を30とダウ理論の知識を40とエリオット波動の知識を30で合計100の知識にするという考えもあると思います。
一度、チヤートを引きで(縮小して)見てみてください。たくさんの三角形が見えてくると思います。