USDJPY(ドル円)分析と来週トレード方針 2023.11.04

【 EBBX概要 】

EBBXでは、指数重みボリンジャーバンド(EBB)の±1σ、±2σが灰色で描かれ、EBBの0σと指数重み1次近似による推定値(e1p)のあいだに色が塗られています。その色分けは0σとe1pの上下関係とe1pが上昇中かどうかにより、赤(上昇トレンド)、青(下降トレンド)、灰(レンジ)です。

EBBXの基本パラメータτは、指数重みの重心です。
上のチャート右下には、τが1M(1ヶ月)で、barの数に換算して252本、続いてσの値幅が2.301円であることが表示されています。

EBBXの性質です。(0σは指数重み0次推定値なのでe0pとも呼んでます。)
1. e1p-e0pは近似直線の傾き(τあたりの値幅)
2. (e1p-e0p)/σは時間とpriceの相関係数
3. priceが+1σ超なら、σ(分散)増加
4. priceがe1p超なら、e1p-e0p(傾き)増加
5. priceが(e0p+e1p)/2超なら、e1p(1次推定値)増加
6. priceがe0p超なら、e0p(0次推定値)増加

【 上チャートの分析 τ=1M(1ヶ月)】

・この3τ強、帯の赤が継続。買い
・(e0p+e1p)/2(≒149.9)以下をしばらく続けるだけで帯の色が灰色になる。レンジ感
・今週もe1pも1σも直近高値も超えたが、e1pよりもe0pに近いことが増えた。レンジ感

【 下チャートの分析 τ=1W(1週間)】

・この14τのあいだ、帯は赤と灰で赤が多い
・直近1τ、振れ幅が更に増加し±2σ両方の外まで行った
・この16τのあいだ、下値も上値も切り上げと言いたいが、週単位では下値切り下げ感がある
・τのあいだに2σの逆行が普通にある。0.13(≒0.672*2)円くらいの逆行があっても余裕で耐える必要がある
・日内の細かい変動は0.3σ以下から1σまで色々(今週は日内のトレンドが大きかった)
(過去も参照できるように細かいチャートにしましたが、拡大したほうが見やすいと思います。)

【 USDJPYの来週の方針 】

-1σより上の反発を待ってからの買いで取れたとはいえ、今週はτ=1Wで4σ往復と振り回されました。
今週同様の相場なら上下見逃すことになりますが、τ=1Wの±1σのあいだのレンジを想定して買いで参入です。
(τ=6hで1日何回か投稿するのはやめときます。)

・-1σ(149.5)まではレンジ相場を狙い、反発を待ってから買い
・-1σより下では買い増しなし
・上昇0.5σ(0.34円≒0.672/2)で1/3清算(-0.5σで買ったポジションでも、一度-1.5σになったら-1σで清算)
・-2σ(148.8)で損切
Technical IndicatorsTrend Analysis

ここほれ!わんわん
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