リップル(XRP)は揉み合い相場に、今後の価格はどうなるのか?-11月30日チャート分析

11月20日に高値を形成した仮想通貨リップル(XRP)はその後揉み合い相場へ切り替わっています。方向感の無い値動きを継続させる中、リップルは11月25日以降の下値を下回る値動きをみせており、チャートは徐々に下落方向への動きが強まっています。今後リップルは再び上昇することができるのでしょうか?チャートを確認していきます。

レンジ相場の仮想通貨リップル(XRP)はサポートラインブレイクにより下落チャートを形成しつつある
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XRP/BTCの2時間足チャートをみていきます。11月20日につけた0.00010BTC台を高値としたXRPは揉み合い相場へ移行しました。そんな中XRPは11月25日からのサポートラインである0.000089BTCを割る値動きをみせており、揉み合い相場は徐々に下落相場へと切り替わっています。サポートライン割れを起こしたXRPではありますが、11月に入り、複数の転換ラインとなっている0.000087BTC台で支えられ、大きな下落には至っていません。新たなサポートラインの中で値動きをみせているXRPではありますが、前回のサポートラインである0.000089BTC台が今度は上昇への値動きを押さえ込む形をみせており、レジスタンスラインへ切り替わっていることがわかります。

緩やかな下落チャートを形成している仮想通貨リップル(XRP)だが、現在のサポートラインは絶好の反発ポイント、上昇を果たせるのか?
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次にXRP/BTCの日足チャートをみていきます。11月20日までの上昇以降、緩やかな下落チャートへ切り替わっているXRP、MACDでは既にシグナルをデッドクロスしており、20日移動平均線も下回る勢いをみせています。

しかし10月12日以降のチャートに対してフィボナッチリトレースメントを引いた場合、現在のサポートラインは丁度フィボナッチラインにあたります。また11月4日からの急騰からのフィボナッチリトレースメントでも現在のサポートラインはフィボナッチラインと一致しており、今後上昇を目指すためのXRPにとって反落するベストのタイミングとも言えるでしょう。

そのため現在のサポートラインから反発し、上昇の値動きをみせた場合、XRPは今後も長期的な上昇チャートを形成する可能性が高まるでしょう。しかし現在のサポートラインをブレイクする場合、一つの反転ポイントを過ぎたXRPは上昇チャートへ戻ることが少し困難になってくることになります。
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