【波動分析】バブル最高値更新間近か?リップル(XRP)の長期エリオット波動分析

仮想通貨の中でも日本人に人気の高いリップル(XRP)の長期時間軸(月足·週足)でのエリオット波動分析です。

現在は米国SECとの裁判が進行中であり、先行きの見通しに暗雲が立ち込めている状況ですが、波動の進行具合の観点ではどのようなステージにあるのかを考察してみたいと思います。

※チャートは全てログスケール表示にしています。
他の仮想通貨同様に価格変動が大きいため、通常スケールでは波のうねりやリズムが読み取りにくいためです。


月足
2017年の仮想通貨バブルの高値を目指す形の3段上げのリズムが確認できます。
この上昇の形に沿ってⅠーⅤ波をプロットしています。
目下の目標はバブルでつけた最高値を超えられるかどうかでしょう。

スナップショット


週足
2017年バブル以降の動きに焦点を当てた週足です。

スナップショット


バブル崩壊以降は長らく下降トレンドが継続していたわけですが(白のチャネル)、コロナショックで底を打ち、コロナショック前の高値を更新して再び上昇トレンドにあります。
コロナショックを大きな波の転換点(Ⅳ)として捉えて良さそうです。

コロナショック前の高値をブレイクした波を1波(①)と捉えると、今年2021年4月の高値が1波のフィボナッチ2.618の水準となっています。そこから深い押しを形成して今再び上昇してきているという流れを考えると、4月の高値が週足の3波(③)と捉えられそうです。

現在はパープルのチャネルに沿った上昇波が推進しており、週足のパープル⑤波目が進行中と見ています。
この5波が失速することなく伸びていけば2017年バブル最高値更新も十分に考えられます。
バブル高値まで到達してブレイクできるか、または手前で失速してしまうのかが波のサイクルの観点からも大きな分岐点となりそうです。


日足
週足波動を構成する日足波動の様子です。
現在地は、週足⑤波を構成する日足3波(オレンジ(3))と見ることができます。

スナップショット

当面のマイルストーンは2021年4月につけた高値1.19を超えられるかどうか。
ここをクリアできれば2017年バブル高値更新の機運は高まっていくと考えられます。
ビットコインをはじめとする仮想通貨業界全体の温度感、訴訟の進展とともに要注目です。
Elliott WaveTrend AnalysisWave Analysisxrp

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