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市場の注目はFOMCからECBの緩和へ!9月12日に向けてEUの経済統計は要チェック!!【EURの相場観】
欧州は非常に複雑な国々で、強みも景気もバラバラな国々が集まっているにも関わらず、同じ金融政策を行うことになる。
景気が悪い国があって金融緩和を必要といている国もあれば、景気が良い国があったりする。
そのためECBは世界でもっとも慎重に判断せざるを得ない中央銀行なのです。
その欧州がいま、製造業を中心に景気が悪くなっている。
金融緩和は必要不可欠な状況ですがドラギ現総裁は退任し、11月にラガルド新総裁に変わります。
この状況で9月と10月に会合が開かれるのですが、そこで緩和を決めるのかどうかが市場の注目点です。
しかし、これはある程度織り込みが進んでいるテーマであるため
この1~2か月で更に下がるかどうかは少し怪しい部分。
(たぶん下がるはず)
出来れば余裕を持ったポジションを作るために戻り売りを狙いたい。
【EURUSDのトレードアイデア】
7月31日のFOMC後のドル買いによりEURUSDは直近のサポートライン1.11を割ってしまった。
そのため戻り売りのラインを1.11近辺として考えたい。
織込みが進んでいるテーマであるため、複数回に分けて売りあがることでリスクを大きく抑えることが出来る。
1.08から1.04あたりを一旦利食いのターゲットにしたい。
次回ECBまでは一ヶ月以上あるため、今後のファンダメンタルを見ながらトレードアイデアを柔軟に変えていきたい。
【PelicanFXの新理論FX】ユーロドル予測はらみ足が続いている状況なので、動きが読みづらいことを前提に考えていく。
上昇じは1.1147付近がレジスタンスとなるか注目している。
もしここで反転するとなれば下に行きやすいと見るべきだ。
しかし勢いよく下落するかどうかは別の話になる。
もみ合いになることを前提に考えておくと良い。
下落してくるならば、1.1133付近を最初のポイントと見ている。
ここで反発するようなら上にいく可能性が高まってくる。
しかし抜けてくるようだと1.1123付近を目指してくることになるだろう。
もしそれ以上の下落になった場合は週足のポイント1.1088付近をターゲットにしてきそうだ。