ここまでのハイライト 雇用統計は就業者数が 137.1 万人増とほぼ予想通りの結果となった一方、失業率は 9.8% の予想に対し 8.4%と改善。 加えて時間給賃金や週労働時間が改善したことを好感し米長期金利が上昇。 クドロー米国家経済会議(NEC)委員長が追加景気対策に否定的な発言を行ったほか、 ペンス米副大統領もトランプ政権と議会は追加経済対策を含めずに、政府機関の閉鎖を 避けるための暫定予算案を通すことで合意したと発言するなど追加景気対策への期待が 後退したことも重石となり、ダウは一時 628 ㌦安、ナスダックも 582Pts 安まで下げ幅を拡大。 これが調整の範囲なのか、明日以降の動きを見定める必要がありそうです。 10 日の ECB...
テクニカル分析メインでの解説となっていますが、是非ともご自身の相場観と比較してみてくださいね。 【金曜日までの流れ】 安倍首相の辞任を受けて、海外勢を中心にアベノミクスの巻き戻しとなる円買いが優勢となり、NY 市場序盤には 105 円 20 銭まで下落。 米 7 月米個人消費支出などのインフレ関連指標が予想を上回ったことを受けてドルを買い戻す動 きが強まり、ドル円は日足・基準線(105 円 62 銭)を上回る 105 円 73 銭まで反発。 NY 市場中盤以降、安倍政権の次の内閣がどうなるのか、誰が次期首相になるのか、先の見えない 不透明感も嫌気されドル円は 105 円 24 銭まで再度反落。 さらに、ムーディーズが安倍首相の辞任 について「アベノミクス目標達成の不確実性に繋がる」との見解を示したこともドル円の...