BTCJPY2時間足 テクニカルの基本、移動平均線を表示してみては?暴落しても移動平均線できっちり止まる 100日線が活躍移動平均線こそが聖杯かもしれません 単純明快で、ほとんどの取引所や証券会社でも移動平均線機能が標準で搭載されてあるからです
大勢が使っているからこそ、意識されやすく、移動平均線下抜けで売り、移動平均線上抜けで買いという手法を使えます
移動平均線の100日線が~ 200日線が~といえば話が通じます
証券取引所は基本的に週休2日制ですので
株や為替の世界では
100日線は約半年間の移動平均線、
200日線が1年間の移動平均線として使われます
(20日線は約一ヶ月間の移動平均線)
ビットコインでも100期間移動平均線や200期間移動平均線がよく効くのは株、為替由来なんですね
IDOUHEIKINSEN SET (GMMA KUMO SAR MTF EMA SMA)では20日線、100日線、200日線をどの時間足でも表示できるようにしています(SMA&EMA)
旧作『25-50-75-100-200-EMA+ichimoku+TripleBB (12EMA+3SMA+kumo+3BB+SAR+GMMA+ATR ver7.2 )』
新型 『IDOUHEIKINSEN STT (20EMA+6SMA+SAR+kumo+6GMMA ver8.1)』
移動平均線は
トレンド系インジケーター、オシレーター系インジケーターの始祖とも言えます。余計な計算によるノイズは一切入っていません
現物ビットコインチャート bitFlyer:BTCJPY
移動平均線のみ
解説を表示
解説&インジケーター(makaizouRCI3lines soko ga soko)
インジケーターがなくても移動平均線だけでも一応トレードは出来ますね
タイミングを図るためだけにRCIの波を見ていてもOKです
単純移動平均線(SMA)
指数平滑移動平均線(EMA)私は両方表示しています
皆が平等に使えるものが移動平均線です
個人個人が勝手に線を引くライントレードは個性が出ますが、移動平均線は平等です
100日線や200日線を表示すると全員同じ場所に移動平均線が描画されます 差が出ません
100日線や200日線を割ったから売り、移動平均線が交差、下抜けたデッドクロスだから売り
100日線や200日線を上抜いたから買い、移動平均線が交差し、上抜けたゴールデンクロスだから買い、などができるわけです
取引所や証券会社の
チャートの初期設定でもすでに移動平均線が表示されていることが多いはずです
移動平均線3本などです
だいたい20 25 50 75 100 200のどれかは表示されているはずです 移動平均線上抜けは買い、下抜けは売り、使い方は簡単ですね
基本は
「移動平均線上抜けは買い」
「上抜けて支えられたら買い、買い増し」
「移動平均線下抜けは売り」
「下抜けてしまい、リバウンドしても上抜けられず復帰失敗するなら戻り売り、売り増し」です
現物ビットコイン bitFlyer BTCJPY 2時間足チャート
FXビットコイン bitFlyer Lightning FXBTCJPY 2時間足チャート
FXBTCJPYとBTCJPYチャートを比べてみると
現物ビットコインのチャートのほうが、
上ヒゲや下ヒゲがぴったり移動平均線接触で止まりますね
現物チャートを見ていたほうがいいかもしれません 私はBTCJPYチャートで分析することが多いです
ライントレード、平行チャネルトレードと呼ばれるものは
人により線の位置が全く違うということがよく起こります
BTCJPY 8時間足 平行チャネル(ライントレード)
TradingViewにはマグネットモードが有り、
始値 高値 安値 終値にぴったりとラインを合わせることができます(それでも個人差が出ます)
移動平均線は表示させておくと便利です
例としていくつか画像を載せておきます
金、ゴールドCFD(米ドル/オンス GOLD)チャートでも移動平均線が効いています
ドル円 USDJPY 2時間足チャートです GMMAの赤色のリボン帯の400EMA,500EMAが意外と効くんです
GMMAの紫色のリボン帯は200EMAです ユーロスイスフラン EURCHF ドル円と同じように下落していますね
チャートを振り返ってみると200EMA,400EMA接触で戻り売りしていれば良かったんですね
ユーロポンド EURGBP 2時間足チャート
指数平滑移動平均線100EMA,200EMAに沿って上昇し続け、今度は移動平均線を段々畑のように下っていっていますね
ポンド円 GBPJPY 6時間足チャート 流れるように下落していきますね
NZDAUD ニュージーランドドル/オーストラリアドル(豪ドル)
bitFlyer:FXBTCJPY FXビットコイン 4時間足チャート
マルチタイムフレームMTF移動平均線
1日足100SMA 1日足100EMA 1日足200EMA
1日足100SMAは100日線と呼ばれるものです
2019年8月に下抜けましたが復帰してちょうど2019年9月現在、サポートとして機能しましたね
現物ビットコイン 8時間足チャート
指数平滑移動平均線200EMAがレジスタンスラインとなっていましたが上抜けましたね 100日線を維持できるかどうかです
bitFlyer:BTCJPY 1日足チャート 100日線(100SMA)と100EMAが意識されていますね
指数平滑移動平均線200EMAは92万円 単純移動平均線200SMA(200日線)は84万円の位置にあります だいぶ下の位置にあります
平行チャネルとして見るとどうでしょうね 上抜けられないと難しいですね
JP225USD JAPAN225 (NI225 JPN225 NIKKEI225)
ちょうど1日足の単純移動平均線100SMA、つまり100日線に接触していますね
ビットコインも、日経平均株価も同時に100日線が意識されているって驚きですね!
BITSTAMPは2011年創業で歴史があります
TradingViewチャートでは最古かもしれませんのでここではBitstamp BTCUSDチャートを貼ります
1日足だと2011年8月18日から
3日足だと2011年8月17日から
週足だと2011年8月15日からチャートが始まっています
BITFINEXのBTCUSDは2013年3月31日から、
bitFlyerは2015年6月24日からチャートが始まっていて歴史が浅いです
やはり週足となると移動平均線を表示させるために歴史のある取引所の方が有利です
(BITSTAMPのチャートでは
200週目の2015年6月から200期間単純移動平均線が出現し、
うまい具合に、サポートとして効いて見事に2番底になりました 2015年8月下旬にトリプルボトム三番底でついにトレンド転換しました)
さて、そんなBitstampのBTCUSDチャートですが
200週目が2015年6月8日(週足)でちょうど始まり、大底となっています!
Bitstamp利用者が移動平均線200SMAが表示されはじめたことに気がついて、ここが底だと買い支えてくれたのでしょうか
2015年8月から上昇トレンドへ転換しました この上昇トレンドは丸々2年間も続き、第一次仮想通貨バブル崩壊の2017年12月まで続きます
バブルの天井はBTCJPYだと2017年12月8日です この日は出川組が誕生した日です
(ここから1ヶ月ほどアルトコインバブルが起きますが、ビットコイン自体はチャートを見て分かる通り、バブル崩壊で下落しました)
上がり止まったBTCをアルトコインや草コインに両替、換金していたからアルトコインバブルが起きたんですね
BTCJPY 2017年12月8日(Coincheck Web CM公開日、2017年12月8日が日本円建てでのバブルの天井となりました テレビCMは12月13日)
最高値は、現物BTCJPYチャートで231万円2100円
bitFlyer Lightning FXBTCJPY価格で最高値293万1424円
BTCUSDだとバブルの天井は2017年12月17日です この日はbitFlyerがSFDを導入を検討しているというツイートで大暴落開始しました
2017年12月17日 BITFINEX:BTCUSD史上最高値を記録 19891ドル 2万ドルに届かずバブル崩壊開始です
jp.tradingview.com
紫色の移動平均線が
単純移動平均線20SMAです
濃い緑色の指数平滑移動平均線が100EMA(オレンジ色の点線が単純移動平均線100SMA)
赤色の+状の点線が単純移動平均線が200SMA
重要な移動平均線は3本、4本しかありません
200EMAも意識されていましたね
2018年12月~2019年1月のダブルボトム(逆三尊?)時の
レジスタンスライン→サポートライン4000ドルで活躍しています
紫20SMA上抜けた途端4000ドルから5000ドルまで垂直爆上げ
赤色の単純移動平均線200SMAは2015年、2018年12月初旬、2019年1月末で見事にサポートラインになっています
・2017年11月9日
ハードフォーク(Segwit2x)ドタキャン大暴落
・2017年11月11日底打ち
・2017年11月14日(火)朝(午前4時頃)
BCH ビットコインキャッシュ ハードフォーク実施で爆上げ開始
・2017年12月8日(金)
Coincheck タレントの出川哲朗さんを起用した新CM
「兄さん知らないんだ」篇をWEBにて公開(テレビCM放送開始は12月13日)「出川組」誕生 日本円建てだと、この日がバブルの天井です
bitFlyerでの最高値、天井は2017年12月8日の1BTC=231万円(bitFlyer 1日足) 現物231万2100円
レバレッジ取引の最高値:2,931,424円 293万円
現物取引の最高値:2,312,100円 231万円 BITFINEXの最高値は12月8日ではなく12月17日の19891ドル
・2017年12月13日 仮想通貨取引所CoincheckのテレビCM放送開始(Web公開は12月8日)
このときの新規流入者は「出川組」と呼ばれる
2017年12月17日 227万8193円(bitFlyer現物)★★★BITFINEXで最高値を記録19891ドル★★★
2017年12月18日 221万9850円(bitFlyer現物)
■【2018年開始】
1月4日から銀行営業再開(仕事始め)
・2018年1月5日の最高値は200万8000円 (2017年も1月5日に上ヒゲをつけて落下)
(Coincheck本人確認はがき新年初回発送日:2018年1月5日)
・2018年1月5日、6日、7日で徐々に高値を切り下げ失速、1月6日から本格的に下落(6日教)
(ドイツ連邦銀行(中央銀行)のヨアヒム・ビュメルリング理事が
国際的な協力を通じた規制が効果的だと発言したためと推測)
・2018年2月6日に反発爆上げ★(6日教) 「VIXショック」
出川組が悲惨すぎますね CoincheckのテレビCMが始まってから買うと2018年1月10日に売らないと現物の含み益がなくなります
・2018年1月5日の最高値は200万8000円
(2017年も1月5日に上ヒゲをつけて落下)
(Coincheck本人確認はがき
新年初回発送日:2018年1月5日)
本人はがき発送日に現物買っても二度と
ちょうど三尊?の右肩のてっぺんでした coincheckのWEB CMやテレビCMを見てから買うと、かなりの天井つかみでしたね
かろうじてビットコインを買って含み益だったのは
WEB CM 初期出川組だと38日間(2017年12月8日~) テレビCM出川組だと28日間(2017年12月13日~2018年1月15日)だけでした
1ヶ月間も、2番天井227万円~3番天井ネックライン170万円でヨコヨコしていたんですね
でも上がると思って買っているのだから逃げ切れないですね
ちなみにCoincheck本人確認はがき、新年初回発送日2018年1月5日の高値で買った場合、一度も含み益になっていません(三尊の右肩の先端)
BTCJPY 2017年10月~2018年4月までの1日足チャート
BTCUSD週足 紫色の単純移動平均線20SMAを割ると
下降トレンドが始まる可能性があるとは先に書いておきます
大底として意識されるのは週足単純移動平均線200SMA
サポートは100SMA,100EMA
ビットコイン3日足チャート bitFlyer:BTCJPY
Bitmain Antminer S9i の場合 (1365W 14.5TH/S 6.5cent/KWh)
マイニング損益分岐点 67万円
bitFlyerは歴史が浅いので
3日足の500EMAが2019年07月17日から表示されていますね
2018年10月1日から400EMAが表示されるようになりました
bitFlyer:BTCJPY 3日足チャート ズームイン
2018年はかなり 指数平滑移動平均線200EMAが効いていました
68万円~70万円台で無限ヨコヨコして
ボラティリティがかなり小さくなってもなかなか割れずに粘っていたのは200EMAがサポートになっていたからです
単純移動平均線200SMA下抜けと 2018年11月16日(金)ビットコインキャッシュハードフォーク(BCHABC BCHSV)が
きっかけで70万円から35万円、一時は「半値」まで下落しました
今見たらテクニカルでも売りどきだったんですね
赤色の単純移動平均線200SMAを、下抜けて(横抜けしてしまったのですが)上抜けできずに弾き返されて下落
緑色の移動平均線が割れて下抜けたので売り、という
単純移動平均線20SMA(黒色)を表示してみました
20SMA下抜けは売り、上抜けは買い、でOKですね
現在ですが、20SMAに押さえつけられていますね 真横には一目雲、一目均衡表があります
2017年12月8日(金) 日本円建て最高値
1BTC=231万2100円(FX価格293万1424円)
bitFlyer CFD導入検討ツイートで急落開始
2017年12月17日(日) 227万8193円(bitFlyer現物)
BITFINEXで最高値を記録19891ドル
bitFlyerのSFD導入検討ツイートが天井となった
2017年12月30日、31日
リバウンド安値 150万円(149万円)ライン
2019年6月27日(木) 2019年最高値 149万5427円
2017年の高値、2018年1月1日の始値がレジスランスラインとして意識されてしまっていますね
レジスタンスラインは2017年12月31日の終値、2018年1月1日の始値の1万3871ドルです(約148万円、149万円、150万円)
月足(2019年6月、7月)で新しく生まれてしまったレジスタンスは1万755ドル(約114万円)
ボリンジャーバンドの中心線は7000ドル(約74万円)の位置
BTCJPY 4時間足チャート
平行チャネルトレード
移動平均線トレード
ファンダ、ニュースをたくさん書き込んでいますが、
チャートだけで十分です 普通に「移動平均線下抜けは売り」「移動平均線上抜けは買い」でOKです 難しく考える必要はありません
マグネットモードを使って、高値と高値、安値と安値を結んだ平行チャネルはよく効きますね 上ヒゲが出来ましたが引っ込みました
移動平均線は実際に表示させて使ってみると便利だと実感できます
手法は魔改造RCI3linesでも移動平均線でもMACDでもかまいません
感覚や勘に頼らず一定のルールをつくってそれを守るということさえできれば勝率は安定します
ボリンジャーバンドの中心線でもある単純移動平均線20SMAを見るのも良いでしょう
上抜けは買い、支えられたら買い、下抜けは売り、弾き返されたら売りです。簡単かつ単純明快ですね
bitFlyer:BTCJPY 現物ビットコインチャート 1日足
別にビットコイン以外にもチャートはあるわけです
例えば上の画像は原油のチャートです (WTICOUSD 原油価格/ドル)
ビットコインにこだわらず、
株、為替、商品(原油 ゴールド)など色んなものを見てみると面白いですよ
Gmma
アクビ式反省会:モナコイン暴騰?実は7月から始まっていた大暴落の序章かもしれません。(GMMA[グッピー]を使おう)こんにちは。アクビファクトリーです。
いつも、イイねで応援してくださり、ありがとうございます!
さて、モナコイン、ばりばり下落トレンドに入ってましたね。
あ〜あ〜。FXではない通貨なので、上昇トレンドが続く気になっておりました(言い訳( ´ ▽ ` )ノ
情けない限りです。
というわけで、詳しくはビデオをご覧ください。
皆さんのアイデアもお待ちしております。
それでは、また!
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アクビお気に入り7つテクニカル道具
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①RSI・MACDダイバージェンス理論
②アクビ・ウォルフ波動
③フィボナッチエクスパンション
④一目均衡表
⑤移動平均線(EMA/GMMA)
⑥Cフォーク
⑦チャートパターン
他にも:ギャンスクエア・水平線/トレンドライン・他
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覚えておくと便利な仮想通貨用語
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仮想通貨
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“仮想通貨(かそうつうか、英語: virtual currency)は、一般的にはネットワーク上で電子的な決済の手段として広く流通しているが、法定通貨(法貨)との比較において強制通用力を持たない、または特定の国家による裏付けのないものをいう。ただし、定義や分類は必ずしも一様ではなく複数存在する。”
“600種類を超える仮想通貨が存在し、それらの推定時価総額は2016年4月時点で約80億ドルである。” また、仮想通貨は時価総額トップのビットコイン(BTC)以外をアルトコイン(その他のコイン)と呼ぶことが多い。また、法定通貨をフィアットと呼ぶこともある。
以下、代表的な仮想通貨
・ビットコイン(BTC)世界で最初の仮想通貨と呼ばれている
・リップル(XRP)海外送金のためのブリッジ通貨としてすでに利用されている。
・イーサリアム(ETH)契約行為を組み込めるため不動産や信託などに使われている。
・ライトコイン(LTC)ビットコインから派生した暗号通貨。
・モナコイン(MONA)ライトコインから派生した日本発祥の暗号通貨。
・ネム(XEM)・オミセゴー(OMG)・ビットコインキャッシュ(BTC/BCC)
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ブロックチェーン
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“ブロックチェーン(英語: Blockchain、ブロックチェインとも)とは、分散型台帳技術、または、分散型ネットワークである。ビットコインの中核技術(サトシ・ナカモトが開発)を原型とするデータベースである。ブロックと呼ばれる順序付けられたレコードの連続的に増加するリストを持つ。各ブロックには、タイムスタンプと前のブロックへのリンクが含まれている。理論上、一度記録すると、ブロック内のデータを遡及的に変更することはできない。ブロックチェーンデータベースは、Peer to Peerネットワークと分散型タイムスタンプサーバーの使用により、自律的に管理される。フィンテックに応用されるケースでは独占や資金洗浄の危険が指摘されることもある。
日本ブロックチェーン協会は、独自に技術としてのブロックチェーンを定義している。
ブロックチェーンは以下の諸点でビットコインよりも一般化された概念である。
・管理者を置けるし、取引履歴も非公開の形で運用できる。
・採掘者(マイナー)や、暗号通貨ないしトークンは設計次第で必ずしも要しない。
・企業などによって運用されている既存の決済・ポイントサービスなどのシステムを、記録が非公開で運用されるブロックチェーンのシステムに代替することにより運用コストが削減され、決済手数料等が抑えられると期待されている。
同団体による狭義のブロックチェーンとは、「ビザンチン障害を含む不特定多数のノードを用い、時間の経過とともにその時点の合意が覆る確率が0へ収束するプロトコル、またはその実装」をさす。同団体による広義のブロックチェーンとは、「電子署名とハッシュポインタを使用し改竄検出が容易なデータ構造を持ち、且つ、当該データをネットワーク上に分散する多数のノードに保持させることで、高可用性及びデータ同一性等を実現する技術」をさす。”
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ビットコイン
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ビットコイン(英: bitcoin)は、公共トランザクションログを利用しているオープンソースプロトコルに基づくPeer to Peer型の決済網および暗号資産である。
ビットコインはサトシ・ナカモト(Satoshi Nakamoto) を名乗る人物によって投稿された論文に基づき、2009年に運用が開始された。
ビットコインシステムは、Peer to Peer型のコンピューターネットワークにより運営され、トランザクション(ビットコインの所有権移転: 取引)は仲介者なしでユーザ間で直接に行われる。このトランザクションはネットワークに参加しているノードによって検証され、ブロックチェーンと呼ばれる公開分散元帳に記録されていく。トランザクションでは通貨単位としてビットコイン が使用される。このシステムは中央格納サーバや単一の管理者を置かずに運営されるので、アメリカ合衆国財務省はビットコインを分散化された仮想通貨というカテゴリーに分類している。ビットコインは最初の暗号通貨とも言われるが、DigiCashやRippleといった先行システムが存在し、それを最初の分散化されたデジタル通貨として説明するのがより正確である。
ビットコインは、トランザクション処理作業に対する報酬という形で新規に発行され、ユーザ達が計算能力を提供することでトランザクションは検証され、公開元帳に記録される。このトランザクションの検証・記録作業はマイニング(採掘)と呼ばれ、マイナー(採掘者)はトランザクション手数料と新規発行ビットコインを報酬として受け取る。ビットコインはマイニングにより入手される一方で、他の通貨や商品・サービスの対価として受け取ったり、購入、交換ができる。ビットコインを送信するときに、ユーザはマイナーに任意の額のトランザクション手数料を払うことができる。
ビットコインは極めて低いコストでの決済(およびマイクロペイメント)を権力機関や特別な権限を持つ発行者無しで平均10分程度の待機によって可能にする。ノードから別のノードへの貨幣の移動は電子署名された取引で行われ、ピア・トゥー・ピア型ネットワーク内の全てのノードにブロードキャストされる。初期の通貨流通や、二重支払(英語版)の検知のためプルーフ・オブ・ワーク・システムが用いられている。
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イーサリアム
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イーサリアム(英: Ethereum)とは、分散型アプリケーション (DApps) やスマート・コントラクトを構築するためのプラットフォームの名称、及び関連するオープンソース・ソフトウェア・プロジェクトの総称である。イーサリアム・プロジェクトによって開発が進められている。
イーサリアムでは、イーサリアム・ネットワークと呼ばれるP2Pのネットワーク上でスマート・コントラクトの履行履歴をブロックチェーンに記録していく。またイーサリアムは、スマート・コントラクトを記述するチューリング完全なプログラミング言語を持ち、ネットワーク参加者はこのネットワーク上のブロックチェーンに任意のDAppsやスマート・コントラクトを記述しそれを実行することが可能になる。ネットワーク参加者が「Ether」と呼ばれるイーサリアム内部通貨の報酬を目当てに、採掘と呼ばれるブロックチェーンへのスマート・コントラクトの履行結果の記録を行うことで、その正統性を保証していく。このような仕組みにより特定の中央管理組織に依拠せず、P2P全体を実行環境としてプログラムの実行とその結果を共有することが可能になった。
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リップル
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XRPはリップル・ネットワークのネイティブな通貨である。XRPはドルやユーロとは違い、リップル内にのみ存在する生来の電子的な資産である。1000億XRPがリップル・レジャー内にプログラムされており、リップル・プロトコルのルールでそれ以上は発行されることがない。XRPはリップル内で唯一の資産となる通貨である。リップル内の他の全ての通貨は残高として存在しており、これはゲートウェイの負債であることを意味する。この資産と負債の違いが、数学に基づいた通貨の一つの革命的な性質である。なぜならXRPは負債ではなく資産であるため、ユーザーは第三者のカウンターパーティーリスクを負うことを承諾することなく、USD残高を送金する代わりにXRPで価値の交換を行うことができる。
ブリッジ通貨としてのXRP
XRPは、特定のタイミングで2通貨間の直接的な取引がない場合(例えば2つのマイナーな通貨ペアによる取引の際)に、ブリッジ通貨として機能する。ネットワーク内での両替において、XRPは他の通貨と自由に交換することができ、その市場価格はドル、ユーロ、円、ビットコインなどに対して変動する。他の通貨と異なるのは、XRPによる取引は銀行口座を必要とせず、サービス手数料もかからないという点である。取引先のリスクもなく、運用コストが増えることもない。リップルの設計の焦点は、代替通貨としてのXRPに重点を置くことではなく、両替と分散型即時グロス決済である。Ripple Inc. は、2015年4月にオートブリッジと呼ばれる新しい機能をリップルに追加した。これにより、マーケットメーカーはマイナーな通貨ペアの取引を、より簡単に行うことが可能になった。この機能は更にネットワークに流動性とより良いFXレートをもたらすことを目標としている。
(引用・参照はWikipedia)