【10/27ドル円環境認識】選挙後の動きに合わせて、押し目や戻り売りを狙う。どちらに動くかはわからない。FX:USDJPY
週足
●トレンド判断 ?
・安値切り下げ、高値切り下げわからない
・200日移動平均線を少し上抜いたが、実体はまだ重なっている
・加速した週足トレンドライン割れている
・上昇の勢いは弱まっているか
●サポレジ判断
・サポート 140円、週足前回安値、月足トレンドライン
・レジスタンス 150円、200日移動平均線、過去の週足トレンドライン
フィボナッチ・リトレースメント61.8%
日足
●トレンド判断 上昇
・安値高値切り上げ
・日足20SMA上昇
●サポレジ判断
・サポート トレンドライン、日足20SMA、200日移動平均線
151.500円、150円水平ライン、前回高値149円
・レジスタンス 150円水平ライン、152円サポレジライン
週足トレンドライン
4時間足
●トレンド判断 上昇
・安値高値切り上がっているが勢い弱い
・4時間足20SMA上昇
●サポレジ判断
・サポート 200日移動平均線、151円水平ライン、4時間足20SMA
・レジスタンス 153円
1時間足
●トレンド判断 上昇
・直近高値安値切り上げ
・1時間足と4時間足の20SMAより上
・下降トレンドをブレイク
●サポレジ判断
・サポート 151.500円水平ライン、1・4時間足20SMA
・レジスタンス 153円
Moving_average
【10/19ドル円環境認識 MTF分析】1時間足・4時間足での上昇の勢い弱い。週足でも上昇は弱い。FX:USDJPY
1時間足・4時間足での上昇の勢い弱い。
日足は上昇してきたが、抵抗する根拠が多い。
週足では上昇の力は弱い。
週足
●トレンド判断
・安値切り下げ、高値切り下げわからない
・200日移動平均線より下
・加速した週足トレンドライン割れる
・上昇の勢いは弱まっているか
●サポレジ判断
・サポート 140円、週足前回安値、月足トレンドライン
・レジスタンス 150円、200日移動平均線、
フィボナッチ・リトレースメント38.2〜61.8%
日足
●トレンド判断 上昇
・安値高値切り上げ
・日足20SMA上昇
●サポレジ判断
・サポート トレンドライン、日足20SMA
147.000円、前回高値、FR38.2〜61.8%
・レジスタンス 150円水平ライン、152円サポレジライン
200日移動平均線
4時間足
●トレンド判断 上昇
・安値高値切り上がっているが勢い弱い
・4時間足20SMAより下にある
●サポレジ判断
・サポート 147円水平ライン、日足20SM
・レジスタンス 150円水平ライン、200日移動平均線
1時間足
●トレンド判断 ?
・直近は高値安値は切り下がり
・1時間足と4時間足の20SMAは収束
・三角保ち合いになるか
●サポレジ判断
・サポート 4時間足トレンドライン
・レジスタンス 150円水平ライン、4時間足と1時間足20SMA
【10/14ドル円ロング+48pips】計画通りにトレードできた。前回高値付近でロットを減らす。FX:USDJPY
トレード結果
はじめに
4時間足の押し目を1時間足の移動平均線やトレンドラインで、収束と拡散を確認し、前回高値安値の亢進でエントリーをするようにしてから勝率が上がっています。
今回も条件がそろったのでエントリーしましたが、150円のラウンドナンバーや200日移動平均線など、抵抗も意識しやすい位置でロットを減らしてトレードしました。
環境認識
・1時間足20SMAが下降から上昇してきた
・4時間足20SMAと収束して拡散するタイミング
・三角保ち合いからの上昇
・上位足の日足20SMAも上昇しパーフェクトオーダー
・150円(ラウンドナンバー)や200日移動平均線あり、抵抗も意識されやすい位置
エントリー
2024/10/11 19:02 148.931円(成行) 2Lot
ストップロス
148.150円
(148.300円を割れば決済するが、下ヒゲの逆指値刈りを意識して注文は少し下に設定)
テイクプロフィット
①149.500円
②スイングポジション トレンド崩れるまで保有
決済
2024/10/14 17:10 149.420円(指値) +48pips
リスクリワード
1.0
振り返り
・エントリー条件を1時間足の反転を待ってからトレードすると勝率が上がった。
・兼業で乗り遅れることに焦り指値で反転を期待したトレードも行っていたが、反転を確認できてからもサポレジ転換の場面はあり、確実に高値安値を亢進してから乗り遅れた場合は指値注文をフィボナッチ・リトレースメントも併用して行うと良さそう。
・乗り遅れた場合は諦めてしまい、次のチャンスを待つほうが無駄にトレードを増やさず利益が残せる。
・勝ち方が定まってくるとメンタルやトレード計画にブレがなく安定できるようになった。
【10/8ドル円+56,+102pips】決済の誤注文によりトレード終了。大反省。FX:USDJPY
トレード結果
環境認識
・1時間足と4時間足SMAの収束から拡散
・1時間足下降チャネルのブレイク
・前回高値(青丸)より上で終値確定
・1時間足レジサポ転換
・4時間足FR61.8%で反転の可能性
エントリー
2024/10/08 23:01 148.304円(成行)
ロスカット
146.950円
テイクプロフィット
①148.850円 前回高値
②149.950円 150円ラウンドナンバー
③150.850円 200日移動平均線
④スイングポジション
トレード終了: 利益確定目標に到達
①148.850円 前回高値
2024/10/09 21:27
148.850円(指値)+56pips
ルール通りに決済できた。
手動でトレードを終了
②149.950円 150円ラウンドナンバー
③150.850円 200日移動平均線
④スイングポジション
+100pipsの位置で建値決済をしようとしたら誤注文で残りも決済してしまった。大反省です。
2024/10/10 5:49
149.310円(逆指値)+102pips × 3Lot
振り返り
・①のポジションは計画通りに指値で決済できた。
・建値決済を148円と149円で間違えて注文して決済となった。起床時にすぐ操作してしまい、注文環境を改める。
・利益が誤注文の方が多くなった場合でも、計画通りのトレードではないため良くないトレードだった。
・利益が残るようになってきたが、このようなミスも起きていると、まだまだ修行が足りません。
【10/4ドル円ロング+221、+221pips】雇用統計前の押し目で決済。スイングポジションの決済に課題あり。FX:USDJPY
前回トレード記録の続きです。
分割決済の③、④です。
計画通りにはトレードできましたが、大きな上昇をとれず決済ルールの課題に気づけました。
トレード結果③、④
日足
1時間足
4時間足環境認識
・日足、4時間足20SMAに支えられている
・フィボナッチリトレースメント61.8%以内で反発
・前回のトレンドラインでおさえられるか
・ターゲットは日足の終値付近で設定する
エントリー
●1時間足環境認識
・日足、4時間足20SMAに支えられている
・フィボナッチリトレースメント61.8%以内で反発
・前回のトレンドラインでおさえられるか
・ターゲットは日足の終値付近で設定する
・1時間足、4時間足、日足20SMAより上
・直近の高値を切り上げ
●エントリー
2024/10/02 11:43 143.961円ロング(成行)
2024/10/02 11:57 144.016円ロング(成行)
(ロット数間違え追加注文)
●ロスカット
142.850円 前回安値より下
(トレード記録記入時点では建値決済)
ターゲット
①145.500円 日足前回高値
②146.500円 日足前回高値
③149円 日足前回高値
④スイングポジション 1時間足トレンド崩れたら決済
決済
1/4 2024/10/02 22:13 145.450円(指値)+143pips
1/4 2024/10/03 05:50 146.490円(指値)+252pips
1/4 ③ターゲットまで保有
→2024/10/04 14:36 146.093円(成行)+221pips
スイングポジションはトレンドが崩れたら決済としていたが、③のポジションは建値決済にしていたので、分割でそのまま保有する選択肢もあった。
1/4 ④スイングポジション
→2024/10/04 14:36 146.093円(成行)+221pips
1時間足のトレンドが崩れたら決済とした。
前回の安値を割ったら決済としたが、高値の切り下げを確認するまでは保有した方がトレンドを正確に捉えれた。
結果的に4時間足20SMAで押し目を形成する下げだった。
リスクリワード
①1.01
②2.76
③2.18
④2.18
振り返り
・雇用統計はまたぐ予定だったため、利益を伸ばせなかったのは課題。分割でポジションを残す選択肢もあった。
・計画通りにトレードはできたので、決済のマイルールをアップデートする。
・以前では雇用統計の上昇がとれなくてもっと感情的になっていたが、今回は計画通りに行えたこと、課題がわかったこともあり比較的落ち着いている。
・日足や4時間足の押し目に対して、ひとつ下の下位足でSMAが収束から拡散するタイミングとダウ理論を合わせる手法で固定する。グランビルの法則ではトレンド反転とトレンドがはじまる押し目(戻り)。
・決済は前回高値(安値)、目立つ価格がなければ上位足からの水平線。スイングポジションはエントリーした時間足の高値安値が確定してから。
・利益が減る恐怖で早く利確してしまう癖がある。現在は利益が残ってきたので。伸ばせるときはしっかり伸ばすためにポジションの保有は長めに持つトレードスタイルでいく。
【10/2ドル円ロング+143、+252pips】移動平均線とダウを根拠にエントリー。前回高値のターゲットとスイングで分割決済。FX:USDJPY
はじめに
週末の環境認識ではロングの根拠は乏しい状態でしたが、そこから自分のエントリー条件にそろったのでロングポジションを持っています。
今週末は指標発表ですが、すでに建値決済に上げているのでそのまま残ったポジションは保有します。
4時間足環境認識
・日足、4時間足20SMAに支えられている
・フィボナッチリトレースメント61.8%以内で反発
・前回のトレンドラインでおさえられるか
・ターゲットは日足の終値付近で設定する
エントリー
●1時間足環境認識
・日足、4時間足20SMAに支えられている
・フィボナッチリトレースメント61.8%以内で反発
・前回のトレンドラインでおさえられるか
・ターゲットは日足の終値付近で設定する
・1時間足、4時間足、日足20SMAより上
・直近の高値を切り上げ
●エントリー
2024/10/02 11:43 143.961円ロング(成行)
2024/10/02 11:57 144.016円ロング(成行)
(ロット数間違え追加注文)
●ロスカット
142.850円 前回安値より下
(トレード記録記入時点では建値決済)
ターゲット
①145.500円 日足前回高値
②146.500円 日足前回高値
③149円 日足前回高値
④スイングポジション 1時間足トレンド崩れたら決済
決済
2024/10/02 22:13 145.450円(指値)+143pips
2024/10/03 05:50 146.490円(指値)+252pips
1/4 ③ターゲットまで保有
1/4 ④スイングポジション
おわりに
この記録では上手くいったところのみ、まとめていますがその前に欲が出てルール外のトレードをして損切りをしたり、感情的になり往復ビンタをくらいました。
理由としてトレード資金が今年1年で+100%が見えてきて、意地でもその大台にのせようと自己都合でトレードしてしまいました。
あくまでテクニカル分析によるトレードで、相場の都合に合わせるしかないので、このような振る舞いに反省の日々でした。
機械的なトレードを目指しているので、自身のトレード成績は関係なく、ひたすらチャートの形にしぼって、チャンス以外は手を出さないことが次の課題です。
【9/29ドル円環境認識】ショートの場合は戻りを待つ、ロングの根拠は乏しいFX:USDJPY
週足
●トレンド判断 下降
・安値切り下げ
・200日移動平均線より下
・加速した週足トレンドライン割れる
●サポレジ判断
・サポート 140円、週足トレンドライン、前回安値
・レジスタンス 150円、200日移動平均線
日足
●トレンド判断 下降?
・安値がきり下がるか?
・日足20SMAより下
●サポレジ判断
・サポート 142.000円、日足水平線
FR61.8%
・レジスタンス 147円前回高値
日足20SMA
4時間足
●トレンド判断 ?
・安値は切り下がり
・4時間足20SMAより下
●サポレジ判断
・サポート 日足水平線、140円週足前回安値
・レジスタンス 4時間足、日足20SMA
1時間足
●トレンド判断 下降
・高値安値は切り下がり
・1時間足と4時間足の20SMAはデッドクロス
●サポレジ判断
・サポート 日足水平線、140円週足前回安値
・レジスタンス 4時間足、日足20SMA
トレード計画
(ショート)
・1時間足
下降の勢いは強い。ショートは追いかけずショートの場合は1時間足20SMAよりも上に価格があり、1時間足と4時間足の移動平均線が収束から拡散するタイミングを狙う。
・4時間足
日足20SMAをデッドクロスすると、本格的な下降になる。移動平均線に近づくときに水平線を背にしてショート検討できるか。
(ロング)
・日足
日足の20SMAは割れているが、日足や週足の水平ラインに支えられやすい。フィボナッチ・リトレースメント61.8%の位置で支えられるか。
グランビルの法則なら、買い②の位置に近いか。
・4時間足
SMAより下に位置し、ロングの根拠は乏しい。
安値高値切り上がりや4時間足20SMAより上がるまではロングの根拠は乏しいか。
【9/19ドル円ロング+190pips】移動平均線とフィボナッチを根拠にしたエントリーと利確FX:USDJPY
トレード結果
トレード記録
●環境認識
・1時間、4時間足20SMAより上抜け。ゴールデンクロス
・4時間足戻り、グランビルの法則 上抜け戻りを予測。
・FR38.2%の位置。
●ロスカット
・140.200円
●ターゲット
・143.500円 日足20SMA、FE100% 手前に指値
●リスクリワード 1.75
●エントリー
2024/09/19 3:00 141.350円ロング(指値)
●決済
2024/09/19 9:43 143.250円(指値) +190pips
●反省
・日足サポレジライン
・4時間足下降トレンドラインのサポレジ転換
・FR61.8%
・4時間足20SMA
根拠を重ねて、指値の位置を下げた注文ができなかったことが反省。
振り返り
・FOMCのイベントでロットは最低にしたが、自分の得意なパターンだったため指値注文した。
・値動きの大きさや速さ、時間帯としても成行ではトレードできず指値注文で正解だった。
・反対側のトレンドラインをブレイクし、下がってきたSMAが横ばいから上抜けしたときの戻りは、根拠を重ねて指値注文は得意なスタイルと確信した。
・テクニカルで勝負するため、リスク管理をとったうえで指標発表だからとトレードは控えず、自分のスタイルを貫けた。
・利確の位置は無理に伸ばそうとせず、日足20SMAの抵抗やフィボナッチエクステンション100%の位置をターゲットにして、欲張らずに決済できた。
・ルール通りにできたが、振り返れば反転のポイントはもう少し下にも根拠があったため、FR61.8%の位置にも指値注文を入れることも検討すべきだった。
【9/13ドル円ショート+100pips】エントリータイミングからターゲットの設定までルール通りに行えたFX:USDJPY
トレード結果
トレード記録
●環境認識
・日足・4時間足・1時間足20SMA 下降トレンド
・直近安値を割る
●ロスカット
・142.800円
●ターゲット
・140.500円 日足サポレジライン手前
●リスクリワード
1.06
●エントリー
2024/09/13 7:17 141.814ショート(成行)
●決済
2024/09/13 11:39 140.800(指値) +100pips
振り返り
・エントリーのタイミングは良かった。
・長期(日足)、中期(4時間足)、短期(1時間足)のトレンド方向は下降だったが、トレンド自体は伸びている位置で反転もしやすいことを認識していた。
・日足のサポレジラインにも気づけていた。
・サポレジラインが割れたらといった願望は持たず、抵抗となりやすい位置の手前で指値注文で決済できた。
・欲張らず機械的なトレードが行えて良いトレードだった。
Alternative Methods for the Base Line in Ichimoku Kinko HyoA Consideration of the Calculation Method for the Base Line in Ichimoku Kinko Hyo and Alternative Methods in the Modern Era
Introduction
Ichimoku Kinko Hyo is a widely used technical analysis tool for identifying turning points and trends in the market. One of its distinctive features is the calculation method for the base line. The base line is generally calculated as the average of the highest and lowest prices within a specific period.
This paper examines how the calculation method for the base line in Ichimoku Kinko Hyo was conceived in the context of the computational environment at that time. Furthermore, it proposes that, given the current computational capabilities, the base line should be replaced with a moving average and provides reasons and specific alternatives to support this argument.
Computational Environment and Calculation Method of the Base Line in the Past
In an era before the widespread use of computers, analyzing market data and calculating averages was a very time-consuming task. In particular, as the period length increased, the computational load increased exponentially, posing a significant obstacle to practical analysis.
Under these circumstances, the creator of Ichimoku Kinko Hyo is believed to have developed a mechanism that allowed for relatively easy calculation of the base line even by hand by adopting a simple calculation method using the average of the highest and lowest prices within a specific period. The highest and lowest prices are important information that indicates the range of the market within that period, and taking the average of these two values allows for a simple calculation of a representative value of the market movement.
Replacement with a Moving Average in the Modern Era
With the advancement of computers, it has become possible to process large amounts of data at high speed. Therefore, it is now easier to use moving averages based on more complex calculations rather than simple averages like the base line in Ichimoku Kinko Hyo.
If the intention of the creator of Ichimoku Kinko Hyo was to find the average within a specific period of the market, it might be possible to obtain what the creator was seeking by replacing the calculation methods of various lines in Ichimoku Kinko Hyo with moving averages, from the average of the highest and lowest prices within a period.
In fact, in the attached chart, the base line (period 200) and conversion line (period 75) of Ichimoku Kinko Hyo are plotted along with moving averages of the same periods. As can be seen, the trajectories of each are almost identical.
一目均衡表の基準線の計算方法に関する考察と現代における代替案
はじめに
一目均衡表は、相場の転換点やトレンドを捉えるために広く利用されているテクニカル分析手法です。その特徴の一つに、基準線の計算方法が挙げられます。基準線は、一般的に期間内の高値と安値の平均値として算出されます。
本稿では、一目均衡表の基準線の計算方法が、当時の計算環境下でどのように考えられたのかを考察し、現代においては移動平均に置き換えるべきという観点から、その理由と具体的な代替案を提示します。
当時の計算環境と基準線の計算方法
コンピュータが普及していない時代において、相場のデータを分析し、平均値を算出することは非常に手間のかかる作業でした。特に、期間が長くなるほど計算量は飛躍的に増加し、実用的な分析を行う上で大きな障壁となっていました。
このような状況下で、一目均衡表の考案者は、期間内の高値と安値の平均値というシンプルな計算方法を採用することで、手計算でも比較的容易に基準線を算出できる仕組みを構築したと考えられます。高値と安値は、その期間における相場の範囲を示す重要な情報であり、この二つの値の平均値をとることで、相場の動きの代表値を簡便に求めることができるという利点がありました。
現代における移動平均への置き換え
現代では、コンピュータの発達により、大量のデータを高速に処理することが可能となりました。そのため、一目均衡表の基準線のように、単純な平均値ではなく、より複雑な計算に基づく移動平均線を利用することが容易になりました。
もし、一目均衡表の開発者の意図が相場の期間内の平均を求めることにあったのであれば、一目均衡表における各種ラインの計算方法を、期間内の高安の平均から移動平均に置き換えることで、考案者がより求めていたものが得られるのではないでしょうか。
実際に、添付されているチャートでは、一目均衡表の基準線(期間200)と転換線(期間75)と、同じ期間の移動平均線を描画しています。確認するとわかるように、それぞれの軌道はほとんど変わらないことがわかります。
移動平均線とダウ理論分析・仮説
株価は、20〜30日線と100〜120日線で動いている。20日線や30日線を中心に株価が動くことは広く知られているが、100日線と120日線が重要な理由は、それらがより大きなタイムフレームにおける20〜30日線に相当するからである。
例えば、1週間の営業日数が5日であるため、週足は5つの日足で構成される。したがって、週足の20日線は日足の100日線、週足の30日線はおおよそ日足の120日線に相当する(正確には24日線)。
SOXの日足:
SOXの週足:
他のタイムフレーム、例えば15分足、1時間足、4時間足でも同様の関係が見られる。
したがって、20〜30日線が割れたときには、次のタイムフレームの30日線に向かって株価が急激に崩れると考えられる。
ダウ理論によれば、株価が下落した場合、前の高値が支持ラインとなるため、その高値が今回の安値になる。この理論と移動平均線の特性から、特定の価格が集まりやすく、その特定の価格が集まりやすい移動平均線があることが分かる。この結論から、特定の価格区間に特定の移動平均線が通るときに価格が不安定になることが分かる。つまり、前回の高値を20〜30日線が通るとき、もしくは100〜120日線が通るときに、価格のトレンドが反転するということである。
・仮説検証
過去のチャートを見ながら、移動平均線と重要価格の関係性を確認する。重要価格ポイントとしては、オーダーブロックやMSSが発生した区間である。
今回の下落の日足:
6月の安値であり、3月のMSSでもあった5000ドルに100日線が到達した時から株価が不安定になり、120日線に到達する様子が見られる。
2017年の米中貿易戦争による下落時の日足:
2017年6月の高値に100日線が到達した時に株価が不安定になり、2017年12月の安値をサポートラインとして変動性の高い動きを見せている。
2017年の米中貿易戦争による下落時の週足
週足100日線が2017年6月の最高値に到達すると暴落し、週足120日線まで下落している。
ITバブル週足:
週足120日線が1999年1月の高値になると下落し始め、その後1999年9月の高値まで120日線が上昇すると下落が加速し、週足120日線が割れるまで一気に下落している。
このように、価格の反転は重要価格に重要移動平均線が通る時に発生する。
移動平均線とダウ理論によるSOX分析
SOXの週足100日線は3633、120日線は3545である。重要な価格ポイントとしては、昨年8月の高値である3850、2021年の高値である4050が挙げられる。現在の移動平均線の動きを考えると、100日線と120日線が重要価格ポイントに到達するのは9月から12月である。したがって、その期間中に大きな下落が発生する可能性が高いと考えられる。
【6/2ドル円環境認識】上昇はしているが上値が重いかFX:USDJPY
月足
トレンド判断 上昇
・高値安値切り上げ
・200日移動平均線より上
サポレジ判断
・サポート 152円水平ライン
・レジスタンス 前回高値、162円
週足
トレンド判断 上昇
・高値安値切り上げ
・200日移動平均線より上
・トレンドラインでサポート
サポレジ判断
・サポート 152円前回高値、レジサポ転換
・レジスタンス 162円前回高値
日足
トレンド判断 ?
・安値切り上げ
・上昇トレンドラインで反発するか?
サポレジ判断
・サポート 152円、サポレジライン
上昇トレンドライン
日足20SMA
・レジスタンス 160.000円
4時間足
トレンド判断 ?
・安値は切り上がっているが、上値が重い
・日足、4時間足、1時間足20SMAがヨコヨコ
サポレジ判断
・サポート トレンドライン、日足20SMA
・レジスタンス 160円、158円
日足、4時間足、1時間足のSMAをみると収束している。
トレンドラインやSMAにサポートされているが、上昇が弱くなってきているか。
トレンドの判断が難しい。
【5/3ドル円環境認識】4時間足の下降が長期の押し目となるか、長期足の上昇トレンドが崩れるか。FX:USDJPY
月足
●トレンド判断 上昇
・高値安値切り上げ
・200日移動平均線より上
●サポレジ判断
・サポート 152円水平ライン
・レジスタンス 前回高値、162円
週足
●トレンド判断 上昇
・高値安値切り上げ
・200日移動平均線より上
・トレンドラインでサポート
●サポレジ判断
・サポート 152円前回高値、レジサポ転換?
・レジスタンス 162円前回高値
日足
●トレンド判断 ?
・安値高値切り上げ
・上昇トレンドラインで反発するか?
●サポレジ判断
・サポート 152円、前回高値
上昇トレンドライン
・レジスタンス 162.000円
日足20SMA
4時間足
●トレンド判断 下降
・高値安値切り下げ
・日足、4時間足、1時間足20SMAより下
・下降チャネルライン
●サポレジ判断
・サポート 152円、日足レジサポ?
・レジスタンス 日足、4時間足20SMAより
155円付近のポジション
まとめ
・月足、週足、日足は上昇の勢いが強い。
・4時間足では下降トレンド発生。長期足の押し目を形成しているか、長期の下降につながるかは判断できない。
・152円のサポートが割れると長期の上昇の力は弱くなる。
・160円〜150円のレンジ相場の可能性もある。
【5/3ドル円ショート+223pips】雇用統計で決済は計画より前に手仕舞いしてしまったFX:USDJPY
トレード結果
はじめに
ロングポジションで大きく利益が残せ、休もうと思いましたが戻り売りのチャンスがあったのでトレードしました。
オーバートレード気味なのと、調子に乗ってきている自覚もあり指標発表を普段は気にせず保有しますが、家族といる時間にポジションが気になってしまい手仕舞いしました。
結果として見立てたターゲットまでは伸びていたので、指値のトレードに活かしていきます。
エントリー根拠
・1時間、4時間足20SMAのより下に終値確定を確認。
・直近の下がりに対して戻り売りが優位な場面。
・FRで61.8%の位置と4時間足トレンドラインのサポレジ転換を予測する。
→逆行しづらい状況
エントリー
2024/5/3 21:16
153.307円決済(成行)
+223pips
スロップロス 156.400円
高値が確定する前は、158.200円
ターゲット 152.150円
日足でブレイク前の抵抗だった水平線手前。
雇用統計発表前に手仕舞いしたため、100pipsとることができなかった。
決済
2024/5/3 21:16
153.307円決済(成行)
+223pips
リスクリワード 3.07
Lot 1
振り返り
・自信を持って計画通りにトレードすれば良かったが、オーバートレードで負担がかかっていた。
・ポジションが気になりはじめた時点で手仕舞いをすることは間違いではなかった。普段よりボラが大きく神経を使う相場でした。
・今後も基本的にはテクニカル重視で指標発表は気にせずルール通りにポジションを保有する。
【4/29ドル円ロング+76pips】決済に反省が残るトレードFX:USDJPY
トレード結果
はじめに
買い増しをしたロングポジション。
高値に近づいた位置で、最大で400pipsまで伸びていた。
買い増しのポジションはトレンドが崩れるまで待つと建値決済や損切りラインにかかることもあるため、ターゲットを決めて決済はすべきだった。
エントリー根拠
・1時間20SMAのより上に終値確定を確認。
・長期(日足)、中期(4時間足)、短期(1時間足)のSMAより価格が上にあり、
パーフェクトオーダーを意識してエントリー。
→逆行しづらい状況
エントリー
2024/4/23 18:14
154.816円ロング(成行)
ストップロス 153.450円
決済
2024/4/29 17:02
155.580円決済(逆指値)
+76pips
リスクリワード 0.52
Lot 1
振り返り
・建値決済にせずダウ理論で損切りラインを動かさなかったのでプラスにはなった。
・得られた最大pipsの1/4で、ターゲットを決めて指値注文することの大切を痛感した。
・最後の買い増しポジションはトレンドが崩れる前に決済する。
【4/29ドル円ロング+227pips×2Lot】エントリー・スイング決済を計画通りにできたトレードFX:USDJPY
トレード結果
はじめに
エントリーや決済は計画通りに行えたトレード。
最大の含み益を見た後だと、「あの時手仕舞いをすれば・・・」としばらく考えてしまいましたが、獲得pipsより計画通りに行えた方が価値があることを自分に言い聞かせています。
機械的なトレードまではまだまだ修行が足りません。
エントリー根拠
・4時間足20SMAの反発を確認し、1時間20SMAのより上に終値確定を確認。
・長期(日足)、中期(4時間足)、短期(1時間足)のSMAより価格が上にあり、
パーフェクトオーダーを意識してエントリー。
→逆行しづらい状況
エントリー
2024/4/13 05:19
153.244円ロング(成行)
ストップロス 152.350円
Lot 2
決済
2024/4/29 17:04
155.519円決済(逆指値) +227pips × 2Lot
・ターゲットの目安が決めれなかった。
・4時間足でダウが高値安値切り下げor4時間足20SMAを割ったら決済。
→どちらの条件も満たした。
・上昇トレンドラインで反発することは考えたが、計画通り下げた位置で決済した。
リスクリワード 3.00
振り返り
・エントリーのタイミングは順張りで良い位置だった。
・ダウ理論+トレンドライン+移動平均線でトレンドに乗った順張りトレードだった。
・スイングだったが160円手前でラウンドナンバーを意識して指値を半分は入れた方が良かった。エントリーだけでなく分割決済も丁寧に計画する。
・下がったところで、お祈りでホールドせず計画通りに手仕舞いできたことは良かった。
【4/19ドル円ロング‐60pips】エントリー・損切りを計画通りできたトレードFX:USDJPY
トレード結果
はじめに
ロングの追加ポジションですが、損切りラインの逆指値にかかりました。
マイナスですが計画通りのトレードで納得いくものでした。
エントリー根拠
ダブルボトム形成、直近高値を超えた位置でロング。
4時間足、1時間足20SMAに支えられている。
エントリー
2024/4/16 12:04
153.746円ロング(成行)
ロット 1
ターゲット
スイングでトレンドが崩れたら決済。
ストップロス 154.350円
エントリー時から前回安値ラインの下
決済
2024/4/19 11:18
154.350円決済(逆指値) ‐60pips
振り返り
・エントリーのタイミングは悪くなかった。
・損切りラインの設定も悪くはなかったが、トレンドラインまで下がることを想定すれば、もう少し下の位置でも良かった。
・損失は出たが逆指値で計画通りのトレードだった。
【5/1ドル円ロング+501pips】エントリーのタイミングは完璧、決済は悩みながらでモヤモヤもあり。FX:USDJPY
トレード結果
はじめに
152円のレジスタンスラインを超えたら目立った抵抗はなく、ロングポジションを計画していました。ブレイクですぐに飛びつかなかったことや、トレンドライン・SMA・フィボナッチリトレースメント・水平線を根拠に逆行しづらいと認識し、複数のポジションをとりました。
160円まで一気に伸びるとは思わず、決済をためらってしまいました。
1,000pipsまで含み益があり、悔いがないかといえば嘘になりますが、ボラティリティが大きくその中で利益が残せただけでまずは十分と考えるようにしています。
FXをはじめて最初の2年はトントン、3年目は+20%、4年目は仕事やプライベートが忙しくお休み、5年目の現在はブランクがありながらも今のところ落ち着いてトレードできています。
TradingViewで記録や検証する経験を積んでいなければ、今もX(Twitter)でイナゴやミラトレして成長していなかったと思います。
TradingViewは自分の人生に大きな転機となったサービスです。感謝しています。
エントリー根拠
・上昇トレンドラインのサポート
・4時間足20SMAのサポート
・4時間足FR38.2〜61.8%でのサポート
・152円ブレイクでジレサポ転換によるサポート
→逆行しづらい状況
エントリー
2024/4/12 22:12
152.683円ロング(成行)
ストップロス 151.450円
ロット 1
決済
2024/5/1 07:01
157.701円決済(成行) +501pips
・ターゲットの目安が決めれなかった。
・4時間足でダウが高値安値切り下げor4時間足20SMAを割ったら決済を検討。
・160円のラウンドナンバーをターゲットにするポジションも必要だった。
・分割決済を行わなかったのは欲が出た。
・スイングで様子をみた結果、逆指値にかからずもう一度上昇したのは運が良かった。
リスクリワード 4.01
振り返り
・エントリーのタイミングは完璧だったが、指値ではなくたまたまチャートが確認できたタイミングだったので、根拠が重なるときは指値も併用する。
・決済は目立つ抵抗がみつけれず、ターゲットが決めれなかった。ラウンドナンバーである160円手前に別のポジションは指値をすれば良かった。
・スイングトレードでトレンドが崩れたら手仕舞いすることはタイミングが良かった。お祈りで再度上昇を期待せず決済できた。
・他のポジションも随時トレード記録をまとめます。
【3/31ドル円環境認識】4時間足では収束している場面。FX:USDJPY
ブログやXでの投稿は続かないのですが、TradingViewでチャートからそのまま投稿できるので続けやすく助かっています。
トレード記録や過去検証、練習などTradingViewがなければ、スマホのチャート画面で適当にミラトレやイナゴを続けていたかもしれません。
冷静に自分のトレード手法の条件と合う場面なのか、週末に確認する作業を続けていきます。
◯月足
トレンド判断 上昇
・高値安値切り上げ
・200日移動平均線より上
サポレジ判断
・サポート 140円 前回安値
・レジスタンス 前回高値、152円
152円を抜ければ、175円が次のターゲットとなるか。
150円で抑えられレンジや下降のシナリオもあり。
◯週足
トレンド判断 上昇?
・安値切り上げ
・200日移動平均線より上
・トレンドラインでサポート
サポレジ判断
・サポート 145円前回高値
200日移動平均線
・レジスタンス 152円前回高値
150円水平線
◯日足
トレンド判断 上昇
・安値高値切り上げ
・日足20SMA上昇
サポレジ判断
・サポート 152円、前回高値
日足20SMA、トレンドライン
・レジスタンス 151.000円
150円の週足水平線
◯4時間足
トレンド判断
・レンジ内でヨコヨコ
サポレジ判断
・サポート 151円、日足レジサポ?
4時間足トレンドライン
・レジスタンス 152円直近高値
日足水平線
移動平均線の見方(サポレジ)(トレンド方向)移動平均線の見方にはいろいろありますが、サポート・レジスタンスとして意識すると取引に使えます。
サポート・レジスタンス(支持・抵抗)といえば、水平線やトレンドラインを思い浮かべる人が多いと思いますが、移動平均線はそれらを自動表示してくれる優れものです。
チャートに示している移動平均線は、24時間、1週間、1ヶ月間などのメジジャーな期間の移動平均線で、私はこれらを時間足を切り替えても表示できる設定を行い、使っています。
これらに価格が影響され、チャートが作られているのは明らかで、驚きの感応度を示します。
多くのトレーダーが見たいと思うであろう、これらのメジャーな期間の移動平均線はサポレジとして機能します。直近のゴールドは紫の24時間線にレジスタンスされ、上昇して到達するたびに売り叩かれてきましたが、昨夜から今日にかけて、上抜け、サポートされ相場付きが変わってきました。
本日の日中は、強い上昇を維持し、レジスタンスに意識される1週間線を一気に超え、現在1ヶ月線にレジスタンスされています。
日足で見ると、昨日長い下ひげ付きの陽線をつけており、転換の可能性がありますが、24時間線、1週間線、1ヶ月線の並びは下げの形のままで、価格だけが先行して上昇している状況です。
このような場合、転換に失敗する時は、上に覆い被さっている、より長期の移動平均線に戻り売られ、格好の売り場になった、という結果になります。
目下の動きは転換にも感じられますが、そのようなケースも想定しないと、損失を出してしまうので、ロングするなら24時間線超えの後、サポートされたタイミングで入る必要があります。
その地点からであれば、仮に1ヶ月線で上げどまったとしてもプラスで逃げることができます。
下げトレンドの時期に、紫24時間線がレジスタンスに効いている移動平均線であることに気が付くことができれば、この移動平均線を根拠に売りを仕掛けて利益を出せるとともに、
サポレジ転換の動きから目先上昇していくと捉えショートを手仕舞い、ロング目線に切り替えて買っていけば、まだ転換かは確信がないが少なくともリバウンドはあるだろうという場面でうまくポジションを持つことができます。
結果的に転換になった場合は、スイングポジションとしてキープできるため、大きな利益を狙うことが可能ですね。
※各期間の移動平均線は、EMA、SAM2本を表示し、同じ期間同士のMAの間に着色するオリジナルインジケーターを表示しています。