「ナスダック100」と「10年債利回りと2年債利回りの差」の関係昨日(2021年2月22日)2.6%程度下落したナスダック100ですが、長期金利(10年債利回り)の上昇が原因ではないかと言われています。
そこでナスダック100と10年債利回りに注目して過去の状況を見てみました。
上のチャートがその比較で、青線が10年債利回りです。
比較してみると、10年債利回りが上昇している際には、ナスダックも上昇していることが分かります。
したがって、10年債利回りの上昇が下落の原因とは言えないことが分かります。
次に、ナスダック100と「10年債利回りと2年債利回りの差」に注目してみました。
下のチャートがその比較で、橙線が10年債利回りと2年債利回りの差です。
2000年(ITバブル)、2008年(リーマンショック)と利回り差が低い位置から上昇していく過程でナスダック100が大きく下落していることが分かります。
(現在の値が高いので、チャート上は下落が小さいように見えますが、大きな調整です)
現在もまさしく利回り差が拡大しています。
2020年3月のコロナショックで調整が済んだのか、それとも今後大きな下落が来るのか、昨日の下げはその予兆なのか、今後も注目していきたいです。
CURRENCYCOM:US100
Nasdaq100
ナスダック100はトレンドラインを上抜け2020年11月に11,000ドルをつけ、その後上昇基調のナスダック100は11月中旬からのトレンドライン(黒線)を昨日にローソク足の実体ベースで上抜けました。
教科書的な解釈で言えば、まだ上昇は続きそうです。
目安としては、2020年3月の下値からのフィボナッチ・エクステンション(破線)の4.764が13,884ドル近辺にあり、ここまでは上昇する可能性があるのではと考えています。
ただ、ナスダック100をS&P500で割った数値(オレンジ色線)がドットコムバブルを超える水準まで上昇しており、流石に過熱感から調整も入るとも考えられます。
(そんな状態が数か月は続いて上昇を続けてはいるのですが。)
金利が上昇した際に、まずはグロース株が崩れるのが一般的であるため、金利の動向にも注意したいと考えています。
【ハイテク株一段上昇か?】ナスダックでBearish-Deep-Crab観測お久しぶりです。
Toriです。
ナスダックを分析していきたいと思います。
現状の流れとしては、直近安値を切り上げて、12500台に乗せて、高値を更新していく展開がメインシナリオとなりそうです。
ハーモニックパターンにおいては、Bearish-Deep-Crabが観測されています。
したがって、利食いポイントはXAレグの1.618が最適との仮説を立てています。
米国のTradingviewのアイディアを見ますと、短期目線でのショートトレードが多いように見受けられます。
現在、エントリーするとリスクリワード比が1.7であり、短期足での展開を見ながら、ニュートラルな姿勢で待つのもいいでしょう。
いずれにしても、ストップは直近安値であり、週足20SMAにささえられているので、中期目線でベア相場は継続するとの仮説です。
引き続き、観測していきます!よろしくお願いいたします。
【NASDAQ/US100】エリオット波動が綺麗にハマるNASDAQ100指数/ 米大統領選挙前に史上最高値キャッチアップか?NASDAQ100指数の9月の下落から現在の上昇に対してエリオット波動が非常に綺麗にはまっている。
チャートは4時間足の波動。
現在は9月の下落調整を終えた後の上昇5波(青の(1)-(5))のうち4波目を形成中と捉えられる。
4波が深く押してきていることから、4波の終点として最大で1波(青の波動(1))終点までの押しを想定。
そこからもうひと上げして米国大統領選挙前には5波目で史上最高値にキャッチアップとなるか要注目。
補足: 上記の波動とは異なり以下のチャートの様な波動の捉え方も可能。
この場合は、すでに9月の下落調整に対する上昇5波が終わっており、ここから下降トレンドが始まる可能性を考えることもできる。
<4H: もう一つの波動の捉え方>
超シンプルなチャートで分析・トレード!!ナスダック100、SP500。トレンドは継続。今後の注目点は?ナスダック100、SP500は、短期の調整を経て、上昇トレンドが継続しています。
急激な上昇で買い遅れている投資家が調整の局面ですかさず買いに出てきたと思われます。
今後の注目点は、以下の通り。
ナスダック100は、前回安値Bを一時割り込んでからの上昇。
ですから、さらに上昇トレンド継続の確証を得るためには、早めに前回高値Dをブレイクしていくことが必要です。
そうでない場合は、レンジ入りまたは、Wトップ、トリプルトップなどが意識される展開になる可能性を考えておきたいと思います。
もしもブレイクできた場合は、さらなる上昇で、11200〜11400付近を目指す展開になると思います。
SP500に関しても同様な見方ができます。
早めに前回高値Aをブレイクしていく必要があります。
もしブレイクできた場合は、コロナショック前の史上最高値を目指す展開になると思います。
買いポジションは継続です。
S&P500 ダウ ヘッドアンドショルダー? 下に突き抜けてきましたが今後の行方は。今回はS&P500の先物を使って解説します。出来高表示の必要があるためです。oandaのS&P500より4ほど低くなっています。
前回、ヘッドアンドショルダーか?と分析しましたが、その後一度3300付近のレジスタンス(緑の囲い)に対してもう1カウントをトライしたあとにやはり下を狙ってくる形となりました。
ネットメディアによると、ウイルス関連の話題として、WHOによる緩和的な報告にて上昇し、中国の厳しめの報告で下落したとかいう話はありますが、そのへんはきっかけをつくったにすぎません。
ピンクのサポートは、27日に斜線との交点でできたサポートを延長していったものでそれほど厚いものではないとはいえ、三回目のトライでようやく破れた形となったわけです。
一方、青のサポートは昨年末から年始にかけてつくられた結構厚いサポートエリアなので、一気には超えることはできませんでした。1/31の下げがすでに2%となってしまったため、さすがにそれ以上の売り込みはなかったともいえます。
ただ、注目すべきはしっかりと斜線をわってきている点で、次は斜線がサポートではなくレジスタンスとして機能してくることで、少し戻ったあとまた落ちるといったシナリオも見えてきます。
もう一点注目すべきはNasdaq100です。
NASDAQ100は前日まで全く斜線を割る気配がなかったのですが、ついに斜線を攻めるところまで下落しています。NASDAQ100の動きが一連の流れの追認となるかどうかを見ていきたいです。
最後に注意するべきは、ヘッドアンドショルダーのようになったからといって必ずしも崩壊するわけではなく、そのためのセットアップが整ったというだけです。
前々回ぐらいでお話したと思いますが、本当に重要な局面ではどちらにも行く可能性があるというのがテクニカルを見るときの基本思考です。
このままだらだらと今のサポート帯でもみ合いまた上値を試し始めるといったシナリオもありえますので、随時分析していく必要がありますし、常にエントリー位置には気を付ける必要があります。