【BTCUSD】 日足 もみ合いからの急落or急騰に注意BTCUSDについて分析していきます。
まず移動平均線から言えることはEMA5を除けば全てが密集している点。
密集からの急騰or急落は非常に多いパターンです。(強いて言うならば急落が特に多い)
よって、今後動意づく展開も視野に入れておく方が良いでしょう。
チャートパターン分析からはヘッドアンドショルダーズ(三尊天井)という、定石の形状が出ており下方向を示唆しています。
一方ライン分析の観点からは
S1で示したラインが反発の回数が多く、かなり強固であることが確認できました。
よって上昇トレンドへ向かう可能性も捨てきれなくなりました。
三尊天井のネックライン(N1)を上方ブレイクし、リターンムーブからの上昇を見せていることからも、ネックラインがサポレジ転換した可能性も考えておきたい所です。
(つまり、今後はサポートラインとして働く可能性もあるということ)
まとめ
へッドアンドショルダーズの完成は大きな転換点であり、下方向を示唆するものの、
思ったよりサポートラインは強く、上昇しています。現時点は一層の上昇をするか、急落するかの注目点ということができるでしょう。
以上より判断は様子見とします。今後、数日から2週間前後の動きには注目したいところです。
Pullback
【EURUSD】①ユーロドルはダブルトップからの下落へ2020年5月以降ドル安ユーロ高
(正確にはドルが安くなった結果、相対的にユーロ高になっていた訳ですが)
であった相場が
2021年1月に高値をつけたあと、下落しています。
チャートの形状及び水平ライン から現在の相場を読み解いていきましょう。
・チャートの形状としてはオレンジのラインで引いた様に2020年11月初めを起点に ダブルトップ が形成されています。
一般的にダブルトップで右側が切り下がると、より下げへ転じる傾向が強いです。
かつ、
赤ラインがネックラインとなっていましたが2021年3月に割り込んでいることから更に下落トレンド入りが濃厚となりました。
(なお、赤ラインは2020年8月にレジスタンスとして働いていました(下赤矢印)が、ネックラインのポイントとなった2021年2月にはサポートへと転じています。(上赤矢印)
そして現在はネックラインを割り込み(ここでダブルトップ完成です)、
一旦は上昇したものの再び下落へ転じる可能性の高い値動きとなっています。
なお、ネックラインを割った後の反発の動きはリターンムーブ(又はプルバック)と言います。
リターンムーブで反発してレジスタンスとなった点(右側の下青矢印)は
2020年9月に高値をつけた点(左側の下青矢印)でもあり、意識されているポイントと考えられます。
またトレンドは3段の上昇で終わることが基本形だと考えると、綺麗な形で上昇を終えたと考えられるでしょう。(①〜⑤)
以上を踏まえると、
ダブルトップのプルバックからの下落ということで今後は下落トレンドが形成される可能性が高いと考えています。
ただ、
赤ライン、青ラインを再び上回ってきた場合には、
もみ合い又は再度上昇へ転じる可能性があることも頭に入れておくと良いでしょう。