【大阪金】 祭りの開幕小次郎講師のミライ型移動平均線大循環分析によると、
現在、
・大阪金(TGD)、大阪白金(TPL)、Rゴム(TRB)、東商原油(TCL)
の4銘柄が 『P1S1戦略』 に該当します。
一言で言って「長期上昇トレンドに入った」ということです。
そして、
・大阪銀(TSI)は4月4日に
『P1S1』 に突入します。
図らずも、銀が『P1S1』に突入する日はロシアがデフォルトする予定の日(国債の元本20億ドルの支払いの日)と被りますね。
①大阪金(TGD)、大阪銀(TSI)、大阪白金(TPL)、Rゴム(TRB)、東商原油(TCL)すべてが『P1S1』
②ほぼすべての銘柄の3本の移動平均線、3本のMACD線が上向き
③極めつけは、ご存知ドル円の『P1S1』状態
ドル建てのコモディティにとって「祭り」以外に表現できないこの状態は、私の生きてる間ではたぶん最後の機会でしょう。
この状態でロングポジション取らなかったら、なんのために投資をしているのかわかりません。
ハイリスクは承知の上。
全ポジション、フルフルで整えました。
もうMACD線が暗く落ちるまで、ただひたすらホールドです。
TCL
3Zがキタ商品相場が盛り上がっております。
金、プラチナ、東商原油、無双状態であります。
■これは「トレンド」か「熱狂」か
私はコテコテのトレンドフォロー派ですし、この無双状態に乗ることもできます。
ただ、「熱狂(狂った熱)」に飛び乗るのは違います。
価格が暴騰、あるいは暴落したとき、「トレンド」か「熱狂」かを判断する方法として、私は移動平均線乖離率の標準偏差でジャッジすることにしています。
3Z以内なら「トレンド」、3Zを超えたら「熱狂」と判断することにしています。
金は現在2Zを超えたあたり。
プラチナは現在1.5Zを超えたあたり。
「トレンド」と判断します。
しかし。
東商原油。これは通常の1Zが5.3%。
つまり、3Zである15.9%を超え、現在21.36%にまで達しています。
これは「熱狂」であると判断します。
2010年以降、東商原油が3Zを超えたのは、
■買われ過ぎの方向に超えたのが
2016年12月12日、2020年5月21日、2020年6月8日の3回。
■売られ過ぎの方向に超えたのが
2010年5月25日、2014年12月27日、2021年1月14日、2015年8月25日、2016年1月12日、
2016年1月18日、2016年1月20日、2018年12月25日、2020年3月9日、2020年3月19日、
2020年4月22日、2020年4月28日
の12回。
この時、カウンタートレンドをした場合の、5日後の勝率を計算すると、11勝3分け1敗。
勝率73%。負け率6.7%です。
負け率6.7%ですからもちろん負けることもあるでしょう。
しかし、3Zのサインが出るなんて12年に15回しかない、超絶勝負どころ。
ここで負けを恐れて勝負しなかったら一生勝てない。
リスク許容量を通常の倍にして大勝負のショート。
「首吊り線」か!?「カラカサ」か!?昨日、東商原油が3Zを超えたため(※標準偏差の3倍。確率としては0.28%しか起こらない)、原油が暴騰する中、果敢に売りにでました。
46,500円で売りに入ったので(8月限)、その分はさすがにプラスだが、その後も売って売って売りまくったので、その後の大反転でドマイナスになった(笑)
1日に高値から6,000円近く落として、さらに5,000円以上あげて終わるのだからすごい。
マイナスはマイナスだが、歴史に残る日に取引ができて満足。
■そしてどうする
貴重な経験は貴重な経験として大事だが、お金はもっと大事。このドマイナスの含み損、どうする。
昨日のロウソク足は(赤矢印)は、まあ珍しい形。
テクニカルアナリストの教科書的に言えば、下影陽線。
「一般には寄り付きから日中にかけて大きく売り叩かれたものの、引けにかけて大きく買い戻され、寄り付きを大きく上回って終わった結果を表しており、買い優勢を示唆する線だとされている」
とのことで、買い優勢を証拠付けるチャートである(通称「カラカサ」とも言う)。
しかし。
この線、「首吊り線」に見えなくもない。
「首吊り線」とは、その名の通り、首を吊った人間に見えることから、この呼名がついているが、その禍々しい名の通り、この線が出たにもかかわらず突っ込むと首を吊るほど負けるシグナルと言われる。
ただし、厳密にこの線は首吊り線ではない。
首吊り線の定義は、
「上昇トレンド中に窓を空け、高く上がったあとに付いた、長い下ヒゲのあるローソク足を指す」からだ。
昨日の線は、窓を空けていない。
それでも、東商原油のチャートだけでなく、WTI原油のチャートを見ると、こちらは日本の誇る酒田五法で言う「三空」が完成している。
"三空目(3つ目の窓)は売り方の踏み(損を承知で買い戻すこと)と遅ればせながらの買い方の成行買いとなれば、ここで大天井を打つという見方です。残るは買い方だけで、買い方同士のつぶし合いの場となるため、逆に売り向かった方が良いという相場戦術"
(出典:カブコム証券)
と言われるように、これまた売りのサイン。
大量の含み損を抱えるから、希望で目が曇っているのかもしれないが(笑)、ここで損切りするにはあまりに惜しい状態。
もう数年に一度の大敗してもいいや。
ここは強い精神力で引き続きショート。
【原油急落!】どう捉える?■WTI原油 歴史的暴落
昨晩のWTI原油は2020年4月の大パニック以来の大幅な下げでした。
私は前回の投稿通り、ショートポジションを取っていたので、この大陰線を上から下まで取ることができました。
ただのラッキーです。
問題はここから。
この暴落後、どう対処する?
です。
■移動平均線乖離率を見る
こういう場合、行き過ぎたパニックか、適正なパニックか、を判断するために私は移動平均線乖離率(20日移動平均)を使用しています。
私は東商原油の標準偏差を過去(2020/1/1〜2021/1/6)で計算したことがあるのですが、1Zが5.30%。
つまり、68.26%の確率で移動平均線乖離率は5.30%以内に収まるということです。
現在の東商原油の移動平均線乖離率は約9.4%。つまり1.77Zです。
発生確率としては10%くらいでしょうか。
ただ、東商原油の移動平均線乖離率が1.5Z〜2Zの範囲になること自体はそこまで珍しいことではなく、直近では今年の10月18日移動平均線乖離率9.3%を記録しています。
「市場は行き過ぎている。原油はここまで売られる必要はない!」と判断するにはまだ早い、と考えます。
結論
ここまで長い陰線が出現したら利確、あるいは、カウンタートレンドしたくなりますが、以上の理由から、鉄のハートで引き続きショートで。
頂上付近の「包み線」は基調転換のサイン■基調転換のサイン
WTI原油は、頂上付近で怪しい「包み線(抱き線)」が発生していました。
テクニカルアナリストの教科書には
「前日と当日の陰陽が反転しているところがポイントで、前日小動きだった後、反対方向に大きく動くことから、基調転換の兆しとされる」
「特に高値圏や安値圏に現れた場合には、天井打ちや底入れの可能性があるとして注目される」
とあります。
エリオット波動で考えると、WTI原油は第5波動が終わったところで「高値圏」と言っていいのでは。
そうなると、矢印の包み線はドンピシャリで【基調転換のサイン】と考えられます。
(しかもダブルトップ)
■東商原油は?
以上の理由でWTI原油は「売り」で良いと思うのですが、東商原油に関しては、円の方向性が定まらず、WTI原油ほど明確なサインが出ていませんでした。
ただ、昨晩の備蓄放出のサプライズニュースで(?)大陰線が登場。
「陰線を包んだ陽線をさらに包んだ陰線」
という特殊な形が生まれました。
(厳密には実体がやや包みきっていないが、前日の大陽線を飲み込んだという意味では、かなり強力)
これはさすがに整ったのでは。
ショート。
抜くべき雲は厚いが、仮に抜けたら(三役逆転)さらにショート。